おらの目の前を、銀色の水平打ちロケットが通り抜けていった。表現が稚拙だがはじめてみたときはそんな印象だった。東海道・山陽新幹線で使われている500系新幹線の話である。その車両をこだま(つまり、各駅停車)に振り向けるという情報が伝わってきた。それはそれで乗ってみたい気もするねえ。もしかして、こだまでも時速300キロだすようになるのかなあ。
500系、こだまに格下げ JR西日本、来年投入へ(10/20 12:15)
JR西日本は、新型新幹線車両N700系の登場に伴い、のぞみ用の新幹線500系を16両編成から8両編成にした上で、新大阪−博多間の山陽区間限定の「こだま」として使用することを20日までに決めた。
近く車両の改造を始め、500系こだまは2008年中に投入される予定。現在も山陽区間だけで運転している初代新幹線の0系は、入れ替わりに営業運転から退いていく。
細長く流線形の先頭形状や円筒形の胴体など、旅客機を連想させる500系は1997年3月にデビュー。最高速度300キロは当時世界最速で、ギネスブックにも記載される一方(1)座席数が700系など東海道新幹線のほかの車両と異なる(2)先頭車両の運転席側に旅客用ドアがない−など、運用上の欠点があった。(道新サイト200710.20)