ぶはは≧∇≦ブハハハハハ
 米GMが今四半期決算で大幅な赤字を計上した。
 米国経済がクシャミをすれば、寝込んでしまう日本経済、こういったことからも目が離せない。
 ただ、今季の赤字、短期的な業績不振が原因のものではない。数年前から、将来の大幅な黒字化を見越して積み立てた繰延べ税金資産の取崩がもたらした結果である。が、裏を返せば、度重なるリストラなども功を奏せず、不況から脱せないでいる米国の縮図にも観える。こうした悪い積み重ねが大不況をもたらすのは過去の習いである。


GM、4兆4000億円の大幅赤字 7〜9月期決算
2007年11月07日23時34分(朝日新聞サイト)
 米自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)が7日発表した7〜9月期決算は、当期損益が389億6300万ドル(約4兆4000億円)の大幅赤字に転落した。四半期ベースでは過去最大で、赤字決算はちょうど1年前の同期(1億4700万ドルの赤字)以来4四半期ぶり。

 トヨタ自動車が同日発表した07年9月中間連結決算(米国会計基準)は当期利益が9424億円と過去最高で、対照的な決算となった。

 GMの大幅赤字の最大の要因は、税効果会計による繰り延べ税金資産を取り崩し、特別損失が374億ドル発生したこと。GMはこれまでの大規模リストラによる工場閉鎖などで損失を出した際に払った税金があるが、税務上の損失確定後に黒字であれば税金が減額されるので、その分を繰り延べ税金資産として計上してきた。しかし安定して黒字を出す見通しが立たなくなり、繰り延べ税金資産を取り崩して巨額損失が生じたとみられる。

 今期は特別損失分を除いても、15億8600万ドルの実質赤字だった。


2007 11/08 00:14:43 | 投資・お金 | Comment(0)
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