米国投資家、ジム・ロジャーズ氏による、米リセッションに関するおもいっきりショッキングな見解のニュースがはいってきた。
米国はすでにリセッション入り、ドル空売り、中国への移住計画といった内容が交錯する。まともにとるべきか、投資家策士としての意味深な情報投下なのか、考えさせられる。
ジム・ロジャーズ氏:米リセッションは世界を駆けめぐる−CNBC
12月14日(ブルームバーグ)
投資家ジム・ロジャーズ氏は14日、米経済専門局CNBCとのインタビューで、米経済は既にリセッション(景気後退)入りしているとの見方を示すとともに、米国のリセッションは全世界に影響をもたらすだろうとの見解を示した。
同氏は「米国のリセッションは世界を駆けめぐり、中国の一部にも及ぶだろう。
ただ、中国経済の多くの部分は米国のリセッションについて知らないままに終わるだろう」と語った。同氏はニューヨークの自宅を売却し家族とともに中国に移住しようとしている。
同氏はまた、ドルを空売りしているとして、「ドルは英ポンドと同じ道をたどり、世界の準備通貨の地位を失うだろう」と述べた。