2009年 01月 26日 の記事 (5件)


ここでは不登校の中でも心身症タイプの不登校に対してのアドバイスをしてみたいと思います。

心身症というのは自分に言いたいことがあってもなかなか言えない・言い出せないというストレスを抱えている場合が多いです。

ですから少し緊張感など弱冠のストレスを与えても話ができるように、会話の主導権を握らせてあげることが改善へ繋がる行為ではないかと思います。

心身症を患っている子供の主導権で、自由なペースでしゃべらせてあげると徐々に気持ち的にも楽になり話もできるようになってくるのではないでしょうか。

これが安心感を生むのではないかと思います。

このとき親や先生など、大人は聞き役に徹するということが大切です。

相づちをうってあげ、おうむ返しをして話に同調してあげるのも効果的なのです。

最初は難しいかもしれませんが、続けていくうちに感情に関する言葉が出てくるようになればしめたものです。どんどん発散させるようにしましょう。

また、自分の持っている性格を認識させ、認めてあげるのも効果的です。

心身症タイプの子は自分のこんな態度は嫌われてしまうかもなどと考えてしまう場合があります。

でもその態度に対して大人が認めてあげることで、その子供も安心して話ができるようになってきます。

最初からうまくいくとは思いませんが、親や先生、友だちに対して自分らしく振る舞えるように自信がついてきたら不登校も徐々に改善されていくのではないかと思います。
2009 01/26 20:32:17 | 不登校の対策
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小学生の不登校のケースとして、子供に自我が芽生えた場合や、思春期にさしかかった場合に起こる場合があります。

幼児のころに誰かと喧嘩してもいつのまにか仲直りしていたという経験はないでしょうか? それが少し大きくなってくると、喧嘩しても長引いてしまうようになったり、その友達と自分との相性を感じるようになったりしてくるようになります。

また、異性を意識し始めるのもこの頃からではないでしょうか。これは自我が芽生えたということ、思春期にさしかかったということなのかもしれません。

こういう多感な時期に転校やクラス替え、入院など環境が変わってしまう出来事があったりすると、自分で解決したり整理するのが難しくなったりして、乗りきれなくなり、不登校に結果的になってしまう場合もあるのです。

しかし、何かがきっかけとなって学校を休み始めたとしても、例えば友達が朝学校に一緒に行こうと迎えに来てくれたり、学校で運動会など楽しい行事があったりなどすると案外学校に再び行き始めたりする子供もいます。

また、ご両親や先生のちょっとした一言に救われて行き始めるケースもあるようです。

しかし、不登校が長期間続く場合ももちろんあり、そういった場合は周りが何を言っても聞かないと思います。

こういうときは本人が納得する形で進んでいけるよう手助けしていきましょう。

小学生と雖も不登校はやっぱり問題です。解決に向かうよう根気強く頑張りましょう。
2009 01/26 20:29:02 | 不登校のタイプ
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不登校をしている子供の中には対人恐怖症、対人緊張症などのケースがあります。

対人恐怖症や対人緊張症と言うのはいったいどういうものなのでしょうか。それは、人と接すること自体が苦痛だったり、緊張したりすることを指しています。

例えば、何をするにも周りの目が気になってしまうとか、誰かと話をするだけで緊張してドキドキしてしまうとか、自分のとった行動に自信が持てず、相手に何か悪いことをしたからじゃないかと感じてしまうと言ったような感じです。

学校生活において、緊張するという場面は多々あると思います。

授業や教室移動、休み時間、登下校などほとんど全部と言っていいでしょう。

このような状態が常に続いているのであれば安心して学校に通うことなんか出来ないと思います。

対人恐怖症を直そうとすると逆効果になってしまう場合があります。対人恐怖症・緊張症の人はカウンセラーと話すことに対しての拒否反応があまりありません。

さらに自分の緊張感などについて話を素直にする場合が多いようなのです。

その相手があまり対人恐怖症に対しての知識がない場合、自分には心を開いてくれていると思い、常に気にかけてあげるようになります。

そうなると緊張が高まってしまうという逆効果を生んでしまうのです。

本人も意識するあまり、ついつい緊張してしまうのでしょう。

対人恐怖症・緊張症に関する不登校を改善させるのは一見簡単なように見えて、やっぱり大変なことなのです。

2009 01/26 20:26:51 | 不登校の対策
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ここ近年、「明るい不登校」というケースが増えてきているといいます。

いったい何が明るいのかというと、不登校のころの最初は誰とも口をきかなかったり部屋にこもりっきりだったりして引きこもりっぽかったのですが、最近ではテレビを見たり、おしゃべりもしたりしてはたから見ている分にはいたって普通というパターンだそうです。

こういうパターンにはどういうことが隠れているかというと、不登校が始まったころは親も先生も何が原因なのだろうと必死になって探ったりして、子供に聞くたびに嫌な顔をされたりして(特に学校の話になると嫌な顔になる)たのだが、そのうち気を使ってなのか何も言わなくなると段々雑談位はできるようになってきて話ができるようになってくるという感じのケースが多いようです。

ここ近年ではこういった不登校に対する対応策として「じっくり待ちましょう」「本人の意思を尊重しましょう」というような対応策が多かったようです。

しかしそれでは子供が本題から逃げているのを黙認しているだけのような気もしないでもありません。

肝心な話題を避けて、差しさわりないことだけを話すのでいつしか放置状態になってしまい。結果的に不登校が長期化してしまう結果になってしまう場合があります。

明るい不登校の裏には悲しみや怒りが隠れているかもしれません。

これを外に出さない限りは本当の改善に繋がらないかもしれません。明るいからと言って安心しないようにすることが大切です。

2009 01/26 20:23:58 | 年齢別による不登校問題
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明るい不登校をしている子供を持っている親の皆さんへ、対応策をここでアドバイスしてみたいと思いますので参考にしてみてください。

一番大切なことと言うと、肝心な問題を無視しないようにして悩むことです。

一人が無理なのなら親が子供と一緒になってじっくり悩んであげてください。このとき重要なことは親が聞き役に徹するということです。

そうすることで子供が話したいこと、今思っていることをどんどん話してくれると思います。

このとき、当たり障り無い言葉でもいいのですができれば「ここが嫌だ」「ここが分からない」などマイナスの感情を言葉にしている、意外と自分で答えや解決策を見つけてしまう可能性も出てくるのです。

いくら家の中で明るく振舞っていたとしても、不登校をしていることには変わりありません。

この事実をしっかりと受け止める必要があります。子供はどうしても経験不足のために自分だけの力ではこの大きな問題を乗り切ることが出来ないかもしれません。

その時に親はきちんと手を貸してあげることがとても大切なのです。

例えば家族のコミュニケーションをとることからはじめてみてはいかがでしょうか。

日曜にどこかへ出かけてみたり、趣味を一緒にやってみたり、家事を手伝ってみたりなど協力していくことで心の中の何かが変わるかもしれません。

また、家庭内だけで対応するのではなく学校側とも密に連絡を取っておくことも必要ではないかと思います。

復帰後の段取りを付けてあげるだけでも、復帰後の対応が変わってくると思いますよ。
2009 01/26 20:18:42 | 不登校の対策
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