カテゴリ[ 不登校のタイプ ]の記事 (3件)

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不登校をしている生徒には、学校に行きたいという気持ちはあるけど、体が言うことをきかない「神経症タイプ」、ただたんに学校に行きたくないから行かない「怠け者タイプ」、何もする気力そのものが無い「無気力タイプ」の3つのタイプに分けられます。

こういうようにタイプが違うのですから対処方法もそれに合わせて行う必要があります。

場合によっては薬などを使う場合もあるかとは思いますが、カウンセラーや精神科医などに相談し、適切な対応をすることが克服への鍵となるのです。

しかし、このときに鍵となる専門家を選ぶところから鍵となるのではないかと思います。

専門家になりたて、またはあまり技術がない専門家に当たってしまった場合、もっとひどい症状になってしまう場合もあるのです。

専門家によっては不登校というのはこういう対応をしなければというひとつの考えしかなく、どのタイプに対しても同じ対応方法を使う専門家がいるのです。

ですから専門家を見極める目も親御さんには必要なのだということがわかります。

また、親御さんとしてはカウンセラーなどに相談することに対して抵抗感を持っていたりする人もいて、家庭内でなんとかするように頑張ってしまう人がいます。

しかし、内にこもってしまえば余計に悪い方向にいってしまう可能性もあります。

自分の体裁ではなく、子供のことを考えてカウンセラーなどの専門家に頼るようにしてみてはいかがでしょうか。

また、カウンセリングは定期的に通い、状況を判断してもらうことが大切となります。

不登校を改善させるのは大変だと思いますが、しっかりやっていきましょう。
2009 02/28 08:22:33 | 不登校のタイプ
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不登校をしている子供のタイプとして心身症タイプの不登校と言うものがあります。

心身症と言うのは心に抱えてしまったストレスが身体に何かしらの形で出ることをいいます。

心と体は密接に結び付いているもので、どちらが悪くなってもどちらにも影響が出てしまうくらい密接なものです。

ここで心身症のメカニズムを少し説明してみたいと思います。

まず不登校の原因とも言える学業不振やいじめなどを受けてしまうと怒りや憎しみや悲しみや恥ずかしさなど心に対してストレスを感じるようになります。

脳の仕組み上、こういった感情は大脳の辺縁皮質というところで捕らえられたあと、視床下部に伝わって行くようになります。

この感情が処理されず、たまっていくだけだとすると許容範囲を越えてしまいますので、視床下部に影響がでるようになります。

視床下部には自律神経があり、交換神経と副交換神経が交互に活動していて心身のバランスを保っています。

ですから視床下部に影響が出るということは自律神経もバランスを崩してしまうということになり、頭痛や腹痛と言うような身体の支障を来してしまうと言うことになります。

心身症タイプの子は言いたいことが言えないというタイプが多く、行きたくないけど誘いを断ったら嫌われるかなど、相手に合わせて物事を考えてしまいます。

言いたいことが言えないのですから不平や不満を感じても外に出すことはできないので自然と内にためていくようになり、ストレスになっていきます。

こうやって心身のバランスを崩していき不登校にまで発展してしまうのが心身症タイプの不登校なのです。
2009 02/09 21:10:51 | 不登校のタイプ
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小学生の不登校のケースとして、子供に自我が芽生えた場合や、思春期にさしかかった場合に起こる場合があります。

幼児のころに誰かと喧嘩してもいつのまにか仲直りしていたという経験はないでしょうか? それが少し大きくなってくると、喧嘩しても長引いてしまうようになったり、その友達と自分との相性を感じるようになったりしてくるようになります。

また、異性を意識し始めるのもこの頃からではないでしょうか。これは自我が芽生えたということ、思春期にさしかかったということなのかもしれません。

こういう多感な時期に転校やクラス替え、入院など環境が変わってしまう出来事があったりすると、自分で解決したり整理するのが難しくなったりして、乗りきれなくなり、不登校に結果的になってしまう場合もあるのです。

しかし、何かがきっかけとなって学校を休み始めたとしても、例えば友達が朝学校に一緒に行こうと迎えに来てくれたり、学校で運動会など楽しい行事があったりなどすると案外学校に再び行き始めたりする子供もいます。

また、ご両親や先生のちょっとした一言に救われて行き始めるケースもあるようです。

しかし、不登校が長期間続く場合ももちろんあり、そういった場合は周りが何を言っても聞かないと思います。

こういうときは本人が納得する形で進んでいけるよう手助けしていきましょう。

小学生と雖も不登校はやっぱり問題です。解決に向かうよう根気強く頑張りましょう。
2009 01/26 20:29:02 | 不登校のタイプ
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