ロシア映画社松本支局通信
 6月14日午前8時43分、東北地方を襲った地震で不幸にして亡くなられた方々に謹んでお悔やみ申し上げます。同時に被災者の方々に謹んでお見舞い申し上げます。
 今回の地震は「岩手・宮城内陸地震」と命名され、岩手県奥州市と宮城県栗原市で震度6強を記録、M7.2と推定されている。震度6強は昨年の新潟県中越沖地震以来で、M7を越える内陸部の直下型地震は過去50年で、1995年の阪神・淡路大地震と2000年の鳥取県西部地震に続き3回目という。
 今回の地震で土砂崩れなどで道路が寸断され、孤立した集落が何ヶ所もあったことはテレビ報道などで記憶に新しい。2004年の新潟県中越地震の後に発足した内閣府の検討会によると、大地震による孤立集落発生の可能性は全国で約1万7千ヶ所あるとされ、このうち長野県内は実に1,320ヶ所に上り、全都道府県で最も多いとのこと。千ヶ所の集落を超えるのは長野県だけで、今回の被災地である岩手県の230、宮城県の150よりはるかに多い。山間部が多い長野県はそれだけ大地震による道路寸断で集落が孤立する可能性が高いということだ。長野県は岩手県より面積がやや狭いにもかかわらず、残念ながら数字は数字として受け止めるしかないのかな。
2008 06/22 19:31:02 | none | Comment(0)
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