2006年 10月 13日 の記事 (1件)


昨日のブログにいただいたヤン様のコメントに片岡篤史選手のことが書かれていた。

みなさまご存知のとおり片岡選手はFsOBである。
昨夜Fsが優勝を決めたが、同じ日に片岡選手はバットを置いた・・・。

1987年、PL学園が春夏連覇を達成したが、その時の四番を打っていたのが彼だったのである。その打撃フォームはすきがなく、また顔つきはもうプロのものだった。
そして私は思った。このような選手にFsに入ってもらいたいものだと。

その後大学へ進学したので、その年ではなかったが、四年後
にこれが実現したのである。
Fsがドラフトで彼を指名したのだ。
もちろん私は喜んだ。

入団後すぐに彼は主軸打者として活躍、大砲タイプではなかったが、左の中距離ヒッターとして活躍した。
その後もチームの主軸打者として、また選手会長として、チームを引っ張った。

ところがチームが優勝をなかなか体験できなかったこと、これが彼に疑問を抱かせたかもしれなかった。
「何点取っても一緒や!」とふがいない投手陣をどなりつけるようなこともあったと聞く。

でもまた「俺はとにかく優勝したいんや」とか「絶対に福岡
ダイエー(当時)Hの前で胴上げをするんや」という熱い言葉もあったのである。

そしてFA宣言、阪神Tの新監督、星野仙一氏が彼を
「ぜひ一緒に新生Tで優勝を目指そう」と声をかけたのである。
そして阪神Tへ移籍することになったのである。

2003年、T優勝、ついに片岡内野手はプロで優勝を体験するのだ。
ところがシリーズではまた、チームがHに敗れ、胴上げを見ることになってしまったが。

そして昨夜引退試合となった。
何とその同じ夜、Fsは試合形態こそ違うがPOでHの前で胴上げということになった。

片岡内野手、お疲れ様でした。
夢をどうもありがとうございました。
またがんばって下さい。
2006 10/13 20:42:17 | none | Comment(0)
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