この作品はテレビ、ビデオ、そしてmixiの方にも書いたのだが、1983年の再上映では映画館でも観た。
SF作品としてはとてもいい作品だと思っている。
ムー帝国を悪者にしてしまうあたりすごいですね。このムー帝国、あの服装は古代エジプト、でも科学技術は地上人をはるかに凌駕しているというアンバランスさがまたいいですね。
あの劇中に歌われる歌と踊りにも圧倒されたりした。
ムーの皇帝は女性で小林哲子さんが演じていらっしゃいます。
旧日本軍が開発した海底軍艦「轟天」これは今でも東宝特撮メカの中では人気抜群なのだそうだ。
これが大活躍するが、そこへ行くまでがいろいろあるのだ。
もし一つ間違ったら、三つ巴の大戦争になりかねないところだった。
そしてあのマンダが登場するのだ。
興味深いのは原作が押川春浪という方の作品で、これがもう明治時代の戦記物、あるいは冒険活劇小説なのである。内容は全然違う。
もし言われなければこの小説がこの映画の原作だとは誰も思わないだろう。
この本の復刻版(新書版)を私は購入して読んだのだが現在行方不明である。
でも映画はとても惹きこまれ、堪能できると思っている。