ちょっと前の「ウルトラマンメビウス」でミライ隊員が姿をもらった青年(役では当然二役)のお話があったはずである。
この回を観た時全然別の話を思い浮かべた。そしてすぐ忘れてしまったのだが。
その話というのは鉄腕アトムの「ロボット流し」の巻である。
お盆かなにかだったかな、亡くなった肉親のアンドロイドを注文してそのアンドロイドが訪問するのである。
アトムはある家の息子さんの替わりに訪問する。まあアトムそのものの作られたのは天馬博士の息子さんの替わりだったのだが。
それはともかくとして、もしそういったことが可能になる時代が来るにせよ、アンドロイドの注文をするだろうか。
なぜかかえって空しく悲しくなるような気がする。
そのアンドロイドは似ていてもその本人ではないのである。
その本人の思い出はそっとしておく方がよいでしょう。