この前の第二回の録画を観た。
今回の大河ドラマは山本勘助の若い頃から始まっているのだ。
これまで「風林火山」や武田信玄の物語はよく放送されているが、この山本勘助という人物は決まって壮年者であった。
そして何か一癖も二癖もある、といったキャラである。
ところがこのドラマではそこを今までと換えたようである。
そう何かそれこそ一国一城の主を目指す、昨年の山内一豊のようなキャラである。
まあそれはそれでいいであろう。
それからこのあたりは二次創作なのだろうか。こういった所は原作にはなかったかもしれない。
そしてまた作者によっては山本勘助を実在の可能性が五分五分ということで登場させていない作品もある。
海音寺潮五郎氏の「天と地と」もそうである。
この作品もかなり昔(1969年)だが大河ドラマ化されているのである。
まあでもやはり山本勘助は戦国時代の有名人だから実在はやはり信じたいと思う。
ドラマもけっこう惹き込まれた。