2008年 09月 17日 の記事 (1件)


ウルトラQ第三話です。

この作品はSF的味付けが濃い作品です。

半年前に打ち上げられた火星探査ロケットのカプセルが戻って来ます。

そしてこれは火星人が贈り返してきたらしいと判断されました。

またこのカプセルには、金色の玉(真珠のような物)が2個積まれていましたが、これも火星人が贈ってきたもののようでありました。

いろいろ調べられましたが、変な物体が映っているだけで、何かわかりませんでした。
もちろんその目的も不明です。

これはこの宇宙開発局の金庫に保管されたのですが、ここに泥棒が入りこの金色の玉をお金と一緒に盗んでしまいました。

泥棒は万丈目淳(主人公)を脅かして大蔵島まで逃げます。
この時に格闘となりますが、金色の玉の一個が落とされて
戸川一平(レギュラー)の手に入ります。

そしてこの島の洞窟の中で盗んだお金を仲間と山分けしているうちに、この玉を洞窟の温泉に落としてしまいました。

そこから現れたのがナメクジのような怪獣のナメゴンでした。
ナメゴンは泥棒達を怪光線で倒し、洞窟の外へ出てきます。

万丈目淳や島の人々は逃げ惑いますが、ナメゴンは海に落ち
て溶けてしまいます。

大した被害はありませんでしたが、恐怖感は残りました。
そして火星人の意図がはっきりとわかったのです。

ラストに一平が手に入れたもう一個の玉からもナメゴンが現れますが、撃退法がわかったのでそれほど混乱はありませんでした。

ただナレーションでは
「今度は海水で膨張する怪物が贈られてくるでしょう」という不気味な印象を残し、ドラマは終わっています。

[出演者]
万城目淳 佐原健二
一の谷博士 江川宇礼雄
戸川一平 西條康彦
江戸川由利子 桜井浩子
関デスク 田島義文
相馬記者 加藤春哉
黒メガネの男 佐藤功一
本多助手 岡部正
対策委員 池田生二
宇宙開発局・神田 草川直也
宇宙開発局・山下 土屋詩朗
宇宙開発局・古藤 西絛竜介
宇宙開発局・局員A 門脇三郎
記者A 越後憲三
記者B 川又由希夫
宇宙開発局・坂本長官 田崎潤
宇宙開発局・局員B 金城哲夫
海上保安庁所員 生方壮二
大蔵島・駐在 加藤茂雄
大蔵島・自警団A 篠原正記
大蔵島・自警団B 夏木順平
ナレーター 石坂浩二

ゲストには東宝特撮には欠かせない、田崎潤さんが出演されています。

金城哲夫さんというのはあの金城さんでしょうか?

ナメゴンはナメクジの大きいものという感じですが、目からの怪光線という怪物度はかなり高いです。

恐怖感もかなりありますね。

また海水=塩水に弱い、浴びると溶けてしまうというのもなかなか面白かったです。

3分枠なのでしかたがありませんが、登場時間がかなり短かったです。
また建物を壊すというシーンもまたありませんでした。

ただ先にも申し上げましたように、SF作品として観るとかなりいいできの作品ではないでしょうか。

宇宙からの贈りもの、それは警告と威嚇であった。
まだ侵略とまでは行っていないのですね。










2008 09/17 22:01:41 | none | Comment(0)
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