元横綱大鵬の納谷幸喜さんが、御逝去されました。
72歳でした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130119-00000034-dal-spo まあとにかく大横綱でいらっしゃいました。
優勝32回はという大記録は、いまだに破られていません。
全盛時代も当然長く、そのあまりと強さのために大相撲人気が却って落ちたというほどでした。
「巨人・大鵬・卵焼き」という言葉はあまりにも有名でしたね・・・。
これに対抗するのが「阪神・柏戸・いりたまご」だとか。
あるいは「江川・ピーマン・北の湖」だとか。
こちらは嫌いな物の代名詞だそうですが、北の湖ファンのトクタサツオとしてはあまり面白くない言葉だと考えています。
全盛時代はあまりよく知らなかったのですが、一番印象に残るのが北玉との覇権争いですかね。
北の富士(現NHK解説者)と玉の海の両横綱の前には、常に大手を拡げて立ちふさがりました。
1071年初場所の玉の海と大鵬の優勝争いは壮絶な相撲でした。
本割と決定戦で連勝、見事な逆転優勝を遂げました。
それから貴ノ花(前二子山親方、三重ノ海(武蔵川親方、黒姫山(武隈親方)、大我、大受(朝日山親方)との新旧交代の闘いでした。
特に貴ノ花とは数々の名勝負があり、大鵬の現役引退を決意させたのが、貴ノ花との対戦で負けた一番だったのです。
これも1971年でしたね。
トクタサツオはこの年の初場所の大鵬−玉の海の2番と大鵬−貴ノ花戦をいずれもリアルで見ております。
今から考えると大相撲の歴史の中にいたということですね。
大横綱大鵬については、また後日書かせていただきたいと考えています。
元大横綱の御冥福を謹んでお祈り致します。