原巨人は、ある意味、川上巨人より強いかもしれないです。
川上巨人というのは、いわゆる全盛期はV9時代です。
V10を達成できなかった1974年以外にも、たまに優勝を逃すことはあったみたいですが、これはあまりにも有名な金字塔です。
そしてさすがにまだ破られてはいません。
セ・リーグ優勝だけでなく、全ての年に日本一にも輝いているのですから、その強さは計り知れないものだったでしょう。
過去にも上田阪急や広岡西武、森西武、野村ヤクルト、など連覇を続けた強いチームもありましたが、日本一までにはなれなかったケース が多いです。
でもあえて原巨人はこの強さに迫っていそうな気が致します。
強さというか、安定感というか・・・。
川上巨人も全く弱点がなかったわけではありません。
阪神や大洋にもけっこう苦戦し、両チームに負け越した年もあったみたいです。
1973年のV9の年など青息、吐息でまさに血みどろの優勝でした。
1973年は阪神にかなり追い込まれ、最終戦で何とか勝って優勝。
そして阪神ファンが試合後、なだれこみ胴上げができませんでした。
もちろん当時は今ほど野球を観ていなかったのですが。
ONの全盛時代でもあった頃ですね。
そして長嶋選手の力と巨人の強さは、比例していないとはいえないでしょう。
選手、長嶋の力の衰えと川上巨人の成績が・・・。
そして投手力も万全とはいえないでしょう。
けっこう投手は打たれていたみたいだし、開幕戦に弱いとか初物に弱いとかも言われていましたね。
そして現在の原巨人は、先発投手陣は揃っているし、抑えも万全。
もちろん打撃力も抜群の力を誇っています。
一時「落合竜」を、やや苦手としていましたぐらいですかね。
もちろん「FA制度」の恩恵は受けていますが、それでも強いチームを作りました。
また原監督が「巨人は好きだけどおまえは嫌いだ!」などと言われた話も聞きませんし、川上監督ほど評判も悪くはありません。
最初の題名から見ると笑われるかもしれないのですが、本当にこのように考えるきょうこの頃なのです。
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