一月二日はテレビ東京系の十時間ドラマ「おんな太閤記」を観ました。
主人公の北政所(寧々)は仲間由起枝さんで豊臣秀吉は市川亀治郎さんが演じられました。
仲間さんは三年前NHKの大河で山内千代役を、市川さんは一昨年武田信玄役でした。 また昨年の大河で大久保利通役の原田泰造さんも前田利家で御出演でしたね。
北政所役の経験もある十朱幸代さんが秀吉の母のなか。
その他にも明智光秀役のご経験がある村上弘明さんが織田信長、淀君を演じた池上季美子さんが大蔵卿の局でした。 徳川家康は高橋英樹さん。 高橋さんは好きな俳優さんですが、実年齢ですと家康は信長、秀吉よりは年下なのでちょっと違和感を感じました。
でもまあ配役の妙、こういったこともありましてなかなか面白かったです。
この作品は原作は橋田壽賀子さんで二十八年前にはNHKの大河ドラマで放送されています。 この時は佐久間良子さんと西田敏行さんでした。
一年を通して放送される大河ドラマと十時間枠のドラマでは作り方は全く異なってくるが、まあよく作られていたと思います。 飽きさせず、それほど端折ることもなく、秀吉と北政所の一生がよく描かれていたと思いました。
そして両方のドラマに共通することは秀吉を誉めてばかりいない。 悪いところもけっこう指摘している、ということですね。
あの落ち度があったとはいえ、甥の秀次一族の討滅。 忌まわしき朝鮮侵略戦争なども取り上げられていました。 そしてむしろ徳川家康はそれほど悪人に書かれていないところです。
豊臣秀吉の物語なのにこれはこれで珍しい作品かもしれませんね
まあでも秀吉も北政所も大変な一生でありましたね、本当に。
ただ北政所この人物にトクタサツオはある疑問を抱いております。
それはまた別の機会に書きたいと思います。
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