1966年7月17日、ウルトラマンの放送が開始されました。
前作「ウルトラQ」と同様、タケダアワーの日曜日夜7:00から放送でした。 前評判はかなりよく、期待も高まっていました。
そしてその一週間前には、前夜祭として舞台演出のイベントがあったのですが、それもかなり面白かったです。 ただこのイベント、放送時は全然わかりませんでしたが、トラブルだらけで大変だったらしいですね。 でもこれは最近になって知ったのですがね。
今度は全て怪獣物、そしてウルトラマンというスーパーヒーローが登場するというもの。 そしてカラー放送であるということでした。 ただし、トクタサツオの家はまだ白黒だったので、この点は関係ありませんでしたが。
ただ何となく前作「ウルトラQ」が終わってしまって寂寥感のようなものがあったのも事実です。
さてその開始時刻になると、ギッチャンー、ギッシャウンとかいうあのタイトル文字が流れます。 音が多少違うようでしたが、文字は「ウルトラQ」と書かれていました。 「ふ〜ん何だ、ウルトラQの一部、あるいは続編という意味なのかな?」と何かホッとしたような疑問に感じたような気がしたものです。
そしてそれを、否定あるいはぶち壊すかのように、「ウルトラマン」の文字が出るのでした。 「うん。やはりウルトラQはもう終わったのだな・・・」と思いましたね。
ただタイトルロールが出て、主題歌が始まると画面にはまたウルトラQの怪獣がけっこうシルエットで登場致しました。 「おっ何だまだみんながんばっているんだな」とまたちょっとうれしく思ったりしました。
今思うとやっぱり「ウルトラQ」への思い入れはかなりあったみたいですね。 それから先にお話した「前夜祭」とか宣伝番組で「ウルトラマン」の本編も一部が流されたのですが、当然ウルトラマンが大活躍するシーンが映ります。
それを観て 「ウルトラマンが勝っているばかりで面白くないな・・・」などとも思いました。
何度か観るにつけてウルトラマンも大好きになっていくのですがね。
そしてウルトラマンだって勝っているところだけではなかったのでした。
先月までの「ウルトラQ」のお話をこちらでも致しましたが、ウルトラマンの作品紹介も行いたいと思います。
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