大相撲名古屋場所は白鵬の優勝となりました。
このところかなり力をつけてきていて、安定感も増しています。
もうかなり磐石に近いといってもいいでしょう。
その相撲はいわゆる、三角錐、あるいはピラミッドを連想させ揺るぎがありません。
野球に例えるならば、打者なら軸がしっかりしていて崩れない。 投手ならフォームが安定して、タメも十分できているといえますかね。
それでも千秋楽で名古屋のファンの優勝決定戦を期待する「朝青龍」コ−ルは、かなり気になったそうですがね。
ライバル琴欧洲は正攻法の四つ相撲ですが、決して戦いやすいという、相手ではないでしょう。
また今年に入ってすでに優勝決定戦は二連敗していますから、そのプレッシャーもあったでしょう。
それでも千秋楽結びの一番朝青龍戦は落ち着いていたし、考えた取り口でもありましたね。
聞くところによると、かなり研究熱心で目指すのは戦前の大横綱双葉山というのですね。
双葉山の映像を見ながら、日々是研究しているのだそうです。
このようなところは、本当に偉いですね。
一時は稽古をあまりやっていないと聞きましたが、どうなのでしょうね。
千秋楽の日は、NHKの実況では部屋で調整していたと放送していましたが、その夜のサンデースポーツでは白鵬本人が 「出稽古に行きました」と言ってましたね。
まあ今はどんどん稽古して、ガンガン鍛えて欲しいと思います。
サンデースポーツではインタビューをしたプロ野球解説者の与田剛さんが「横綱来季は?」と聞いてしまいました。
「来季」ではなく「来場所」ですよね(笑)。
帰化も検討されているそうです。 この場合は日本人力士となるのでしょうか・・・。
まあそれはともかく、現在の日本人力士はよほどがんばらないと、優勝はまだ当分できそうにないですね。
「日本人賜杯は遠くまた遠く」
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