かつて題名のなかったBLOG

2011年 02月 25日 の記事 (1件)


例会のレポートは、
いつものように時間がかかりそうなので(^ ^;
先にこっちの続きを更新しときます。
お待たせして申し訳ございませんが、
いましばらくお待ち下さいませ。

「すやすや…」

寝とる!?

「ふわぁ…やっと出番ですか…むにゃ」

うわ〜ヤル気ねぇ〜。

「そりゃそうでしょ」

おい!? アシスタント!!

「ヘイヘイ…分かりましたよ」

何ちゅう態度…まあいい、早速行くぞ。

前回は「好きなもの=クイズ番組」という
初心者にオススメのパターンを紹介しましたが…。

「前回も言ったとおり、
そんなにネタが豊富じゃなさそうなんで
そう都合よく自分の好きなクイズ番組が
企画化できるかどうかと…」


そうなんですよね…。
そこで、別のパターン。
「好きなもの=ゲーム・ゲーム番組」
これならどうだ?

「ゲーム番組? 『ファミっ子大作戦』とかですか?」

さすがオレの脳内、例えが古いな〜

「やかましい!!」

まあ、あま子ちゃんが想像したのとは違うんだけどね。

「しかも違うの!?」

何て呼ぶのか分からないから
「ゲーム番組」ってしてみたんだけど、要するに
「TVゲームを紹介する番組」じゃなくて、
ゲーム企画をやるバラエティ番組」ってこと。

例えば「ぐるナイ」の「ゴチになります!」とか、
「めちゃイケ」の「色取り忍者」とか、
出演者がゲームバラエティで遊ぶっていう番組ね。

「ああ〜、そういうことですか」

『ぷっすま』とか『はねるのトびら』とか、
一定のルールがあって、勝ち負けを競う遊びがある
バラエティ番組って多いでしょ?
今回はこれをクイズ企画にする場合の話。

「確かに『ペケポン』の川柳のヤツとか、
何となくクイズに近いようなヤツもありますもんねぇ」


そうそう、で、こういうのは
番組でやってるゲームのルールを整理して、
どっかをクイズに置き換える、または
クイズを乗っければ完成。ほら簡単!

「え…そりゃ口で言うのは簡単かもしれませんが…」

前回で言った、クイズ番組のルールを自分なりに考えて
アレンジするのよりは、はるかに簡単なはずだよ。
慣れてきたら
この方法にチャレンジするのがいいかもしれないね。

「いや、どこがどう簡単か
具体的に言って下さいよ!」


OK、焦るな。その前にまずはルールの整理だ。

「くっ、エラそうに…」

なるべく細かく、箇条書きとか、
できればフローチャートみたいな感じとかにして
紙に書き出してみるといいと思うよ。
その上で、「勝利(敗北)条件」と
「その条件の目指し方」に注目!

「ん? どういうことです?」

「勝利(敗北)条件」は分かるよね?
どういう状態になったら、
そのゲームで勝ち(失格)になるかってこと。

そして、その勝利条件を満たすためには何をするのか
っていうのが後者ね。

例えば、「ゴチ」なら
勝利条件は設定金額に近づくようにすること、
それを目指すためには
正しい予想をしつつ、メニューを注文すること。

「うんうん」

この「メニューを注文」をクイズに置き換えると…?

「!?」

“設定金額に近づくように、
 正しい予想をしつつ、クイズに答える”

となる。

何だか近似値クイズっぽくなったね。
近似値クイズをあらかじめ何問か用意しておいて、
数問の合計が決められた値になるように目指す…
これ、何か以前にやったことなくない?

「あ! 文月さんがやってた『買物王』だ!」

正解!
でも文月さんが「ゴチ」を元にしたかどうかは知らんww

「っていうか、普通に『買物王』が元なんだと
思いますよ…」


でしょうなwww
まあいいじゃないか、この2つは親戚ってことで。

「…まあいいか。でも、作り方はわかりました。
勝利条件を目指すところをクイズで正解することに
変えればいいんですね」


待った! まだあるよ。
さっきの「メニューを注文する」に
クイズを乗っけるとどうなるか…

「乗っける?」

“メニューを注文するために
 クイズに答えなくてはならない”

こういう風になる。

「あ〜!」

これは「クイズの扉」で辻さんがやってたっけ。

「早押しで答えた順に早い者勝ちで注文」という
本家にはないルールを乗っけた上で、
後はゴチと同じ勝利条件。


このように、人によって味のつけ方も変わって
個性も出しやすいし、企画も作りやすいので、
ある程度、慣れた人にオススメなんです。

「割とネタ元も多そうですしねー」

そだね。
バラエティ番組って何かしらこんなゲームチックな
ことをやってると思う。
一見、ゲームに見えなくても
上で書いた「勝利条件」と「それを目指す方法」が
はっきりしているものなら応用は可能だし。
例えば私がやった「イロモネア」とかね。
あれも、「人を笑わせる」を「クイズで他人に勝つ」に
置き換えた企画だよ。

「なるほどー」

ああ、ただ注意点がないわけじゃない。
まずは「元ネタの面白さを殺さない」

「と、いうと?」

例えば「ゴチ」の場合、金額を予想するっていうのが
企画のキモじゃない?
これを消しちゃうような変更、例えば
「早押しの正解数だけメニューを注文できる」
とかにしちゃうと…

「正解数が少ない人が
もれなくクリア不可になりますね…」


そう。で、そうなると予想もクソもなくなるからね。

こうならないように、最初にルールを整理する時点で
何がその企画のキモなのかキチンと考えておかないと
ダメってことなんですよ。

「はーい」

この「企画のキモを考える」ことって、
この方法で作るとき以外でも大事になってくるんで
心に留めておいた方がいいかもね。

「そーなのかー」

そろそろ飽きてきたな、コイツ…。

後、「クイズの意味を無くさない」
あんまりいい例じゃないけど、
「早押し順にメニューを注文するけど、
本家のように誰かと同じ料理を注文してもよい」
とか…クイズやる意味ないじゃん!
ってならないように。

「…さすがにそんなことは分かると思いますが」

まあ、一応ね。
でも、もっと複雑なルールだったりすると
意外とやってしまいそうになるよ、これ。

でも、さっき言ったようにオススメではあるので、
怖がらずにドンドン作りましょー。

「ういーっす。
あ〜ヤレヤレ、やっと終わりかぁ」


…確かに、今回はかなり文章が長かったけどさぁ。
冒頭のヤル気のなさといい、
もう少しアシスタントの自覚というものをだねぇ…

「だって、1週間も待たされてたんだもん。
そんなこと言うんだったら
もっとチャッチャと更新してくださいよ!


ゲェーッ!?

な、なんという正論…ごめんなさい…。


【ゲーム・バラエティ番組のルールに
 クイズをプラスしてお手軽に企画を作ろう!
 あと、更新遅くてすみません】

(続く)
2011 02/25 17:55:54 | クイズ | Comment(0)
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