かつて題名のなかったBLOG

2017年 04月 13日 の記事 (1件)


バッテンチョイスの画像を探してみたけど
あんまりいいのがなかった
…から。

前→第3回|最初から→第1回


ということで、ここまで3回に渡ってレポートした
佐竹さんの企画、ここから私の個人的な感想を
書き綴っていきたいと思います。


最初の方でも書きましたが、
今回の企画に参加してみて、
佐竹さんは正統派な企画を少し捻って
独創的なものにするのがすごく上手いというのを
再確認しました。

特に感心したのは決勝のトーナメントですね。
普通、予選の1ラウンドの結果を丸々潰す
なんて発想はできませんよw

しかも、潰しつつも理不尽にならないように、
潰された結果は、上位が有利になるようにし、
残った3ラウンドの結果も、ノルマや誤答の
ポイントを増やすのに使用することで、
なかなか上手く予選の結果を決勝での有利不利に
落とし込むことが出来ていたと思います。

早押しを全員同時に行うトーナメント戦
っていうのは、以前にもしょーせーさんが
クイズの扉とかでやっていましたし、
それ自体はそんなに珍しい感じはしませんでしたが、
こういったプラス要素が非常に「巧い」と
感じました。

と、いうように
決勝戦は個人的にすごく良かったと思うのですが、
それだけに予選が若干グダってしまったのが
本当に悔やまれますね…。


順番に見ていくと、まずはペーパー。
これはお試し的な要素もあったようですが、
問題の難易度が高すぎましたね。

いや、でもこれ、すっごく気持ちは分かるんですよ。
自分で問題を作るときって、
思わず難しい問題を作っちゃうものなんです。

だって、私がそうでしたからw

「私めのような者が分かってしまうような問題では、
ここにお集まりの皆々様方にとっては
赤子の手を捻るようなもので、とてもじゃないが
ご満足いただけないのではないだろうか…」

という考えに至ってしまうんですよね。
いや、流石にちょっと言い過ぎかなwww

でも、大体そんな感じの思考が働いて、
今さらあんまりベッタベタな問題は
自作問題の中に入れづらい
っていうのはあると思います。
市販の問題集とかに載っていたら
普通に読むんですけどねw

また、どうしても自作する場合は、
自分でも色々調べていたときに
「おっ、これ面白いな、問題にしたろ!」って感じで、
新たに発見したことを問題にすることが
多くなりがちなんですよね。
で、それが実はベタ問でした、
なんてことはあんまりなくてw
普通に他の人も知らないことである場合が大半なので、
難易度が高くなりがちなんですよ。

これも、私が散々経験したことですwww

だから、私は今では、例えベタ問でもいいので、
誰もが答えられるような問題を
意識して混ぜるように気を付けています。
以前に他の記事でも述べましたが、
やっぱり、早押しクイズは
問題を答えてもらうことが基本で、
難問を出してプレイヤーを苛めるのが目的では
ないわけですからね。


そう考えると、予選2ラウンド目も
同じような問題を抱えていたのかなと。

イントロクイズの場合は特に
「誰もが知っている曲を
いかにイントロの部分だけで分かるか」
というゲームなので、
大半の人が聞いたら「あ〜あれか」って
ならないとダメなんですよね。

古い話ですが、以前にJuniorくんが
「過去3年のヒット曲ベスト100位」から
出題するイントロをやったときに、
下位の50曲超が誰も答えられずに
スルー連発ってこともありましたっけwww

特に今回のような「洋楽」なんてジャンルだと
聞かない人は全く聞かないジャンルですし、
「聞いたことはある」ってなっても
タイトルは知らないって程度では
押せないですしね。

以前に私がアイマスクイズで
やらかしたときのように、そのジャンルに
興味が無い人が全くついていけない
感じになってしまいました。

こういう、若干自分の趣味が入るようなジャンルも、
自分が思っているより知名度が低くて
結果的に難易度が高くなってしまうという、
これも「あるある」だと思いますw

自分は詳しいので「これぐらいは知ってるだろう」
と思っていても、世間では全然
ってことはよくあるんですよw

私も「東方project」の問題をたまに作りますが、
毎回、そういう面でガッカリさせられておりますw
前に「東方キャラを嫁に選ぶ」というのを
やったときも、まさか主人公の2人ですら
鰤さんしか知らないとは思いませんでしたw

まあとにかく、趣味的なものを
前面に押し出すときは要注意ということで。

私も、この点においては
未だにやらかすことがありますので、
自戒の念も込めて改めて書いておきます。
趣味問題って作ってて楽しいしね、
ついやっちゃうんだけどねwwww


また、そうして問題のスルーが
多くなったおかげもあって、イントロ問題なのに
曲が長く流れ過ぎて時間を圧迫し、
後半の第3ラウンドや第4ラウンドが
「巻き」になってしまいました。

この辺の時間配分は、佐竹さんが
予選→決勝という流れの企画をやるのが初めて
ということもあって、仕方ない部分もある
とは思うのですが、大きな問題点の一つでした。

例えば第3ラウンドは、
予定ではオーナーを2周することで
「問題の引き」による運ゲー要素を
ある程度軽減するように考えられていたのですが、
1周に短縮されて、それがなくなってしまいました。

第4ラウンドも問題自体が少なくなりましたし、
前半がグダってなくて、もっと時間に余裕があれば、
「ウンチク」が語られるような空気も
作れたかと思うんですが、この時は
「早く先に進める」という空気が支配していて、
ウンチクを語る人がほとんど出なかったのが
残念ですよね。

ただ、こういうプレイヤーのアドリブに
まかせるような企画は、個人的には好きなんですが、
あんまり成功したイメージもないので、
割とギャンブル度が高かったのかもしれませんwww

私も大昔に「即興で嘘の選択肢を考える」
っていうのをやったら
まさかの「ギブアップされる」という経験があって、
それ以来、プレイヤーのボケセンスに
大きく左右される企画は
コワくてほとんどやってませんwww

場の空気を作るのって大事なんだなって、
改めて思いました。


…ってな感じで、またも長々と語ってしまいましたが、
再三申し上げているように、
別に佐竹さんを非難しているわけではなくて、
次の企画に活かしてもらったり、
他の人の参考にしていただければ
と思って書かせていただいております。

決勝戦以外にも、イントロの最後の
司会者がアカペラで歌いやがる問題とかw、
ちょいちょいツッコミどころのある
早押しのフリとか、佐竹さんらしさは
存分に発揮された企画だったと思いますので、
これからも、その色を大事にして
企画を考えてみていただければなと思っております。

次回を期待しています!



さて、そんな感じで
佐竹さんの企画は終わりましたが、
本日は「企画FREEDAY」ですので、
まだ時間はあります。
続きまして、みっくさんが用意してきた
ペーパーをやりました。

制限時間は20分、全100問でしたが、
すごかったのは、
例えば1問目なら「1」に因んだ問題、
2問目は「2」に因んだ問題…100問目は
「百」に因んだ問題、
と全ての問題が統一されていたことですね。

それでいて、“いかにも無理矢理こじつけた”
という感じでもなく、難易度もいい感じの範囲に
収まっていたのが非常に良かったです。

あと良かったのは、解答用紙をキッチリ回収して、
みっくさんが採点したものと
問題ごとの正解率等を集計したものを
後からネット上で公開された点ですね。

オープン大会なんかだと、後で記録集なんかが出て
割とそういう集計結果も載ってたりするんですが、
少なくともウチの普通の例会でそういうのを見ることは
今まで一度もなかったので、とても面白かったです。

このくらいの問題だとこんな正解率になるんだな〜
という一つの指標にもなりましたので、
これを見られた人は
なかなか参考になったのではないでしょうか?

ただ、私個人としては、正解率の分析だけでなく
全員の解答まで完璧に晒されると分かっていたら、
もっとボケ倒しておけばよかった
反省しておりますwww

ちなみに、トップはあいんすくんで79点。
私は61点で7位でした。

というわけで、このペーパーに関しては
特に言うことはございませんw
次回は、何か企画をやっていただけるのを
期待しております!


ってな感じで、一旦ここまで。
企画FREEDAYはまだ続きますよ!
次回はコンくんの企画をレポートします。
お楽しみに!
2017 04/13 18:38:01 | クイズ | Comment(4)
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