かつて題名のなかったBLOG

2019年 05月 21日 の記事 (1件)


すみません、やや体調を崩してしまっていて、
少し間があいてしまいました。

前→第4回|最初から→第1回


次は第3ラウンドです。
「ひらめき虫食いパスワードクイズ」

これは、アレです。
タイトルは分かりませんが、
各人がランダムに配られたトランプを持っていて、
早押しで正解したらその札を口頭で言い、
言われた札を持っている人はその札を捨てる。
それを繰り返して手札が全部無くなったら負け抜け

…っていう形式の早押しクイズ、ありますよね?
あれのアレンジだと思ってください。


まず、各人トランプの代わりに、
自分の虫食いワードを設定してもらいます。

虫食いワードとは、
例えば「し□□ん」というのに対して
「しんぶん」とか「しやしん」とか「しりこん」とか
そういう感じで虫食いを埋めて
単語を作っていただきます。
これが自分の“ライフ”になります。

その後、エンドレスチャンスの早押しを行います。

正解したら、虫食いワードを1つ口頭で言います。
言われたワードを自分のワードに設定している人は
その単語=ライフを失います。
自分のワード3つを当てられてしまったら失格、
負け抜けで下から順位確定となります。

早押しで誤答した場合は
虫食いのうちどれか1文字を全員に公開しないといけません。

全40問で最後まで生き残った場合、
非公開のマスの数が多い方から順位がつき、
さきほどのラウンドと同じ順位点が入ります。

いかに難しいワードを設定して、
相手に当てられないようにするか、が勝負なのですが、
だからと言ってマニアック過ぎるものや
存在しない単語を設定されても困るので、
まずは全員、3つ単語を作ったら
私に見せていただいて、
私の方で「正誤判定」をさせていただきます。


…ってことで、今回の虫食いのお題は、

□く□い

です。

「はくさい(白菜)」とか「がくせい(学生)」とか
「ネクタイ」とか、いろいろあると思います。
なるべくいろいろな選択ができるもの、
ということでお題を考えたのですが…

これがまた大反省点の一つでした。

今回、この虫食いの「正誤判定」の基準については、
私がパズル雑誌に載せる問題を作るときに
その単語を採用するかどうか
」に
させていただきました。

だから、例えば
「ばくたい(縛帯)」とか一般的に使われないような
難しすぎる熟語や、
「はくれい(博麗)」=東方project の主人公の苗字
みたいなマニアックなものは不採用と決めていたのですが、
自分が思っていた以上に、
このハードルが高いものだったみたいです。

みんなギリギリを攻めようとするためか、
これはちょっと…というのが多くて、
何回も直してもらうハメになってしまいました。

例えば「ミクシィ」とか「ゼクシィ」とかの固有名詞。
これは非常に微妙な線です。
さっきのしりとりだったら全然アリにしていたと思います。
が、クロスに使うかと言われたら
ちょっと知名度としては弱いかな…ということでボツ。

「ろくさい(六歳)」は、
そのまま「ろくさい」って辞書に載ってないでしょ
…ってことでこれもダメですw

「こくたい(国体)」は略称だからダメと言いましたが、
これも微妙でした。
略称は絶対使わないってわけではないし(だとしたら
「切符」とか使えなくなっちゃう)、
OKにしておいても良かったかもしれない…。

というような感じで微妙なものが次々出て来たので、
想定していたワード設定タイムを
大幅にオーバーしてしまいました。

あらかじめ基準に当てはまる単語のリストか何かを
作っておいて、それにマッチしていないものはダメ
というような感じでやった方がよかったかもしれません。

…まあ、多分二度とやることはないでしょうけどw


そんなわけで、ようやく早押しスタートです。
あ、なお、このラウンドの早押しは
全て変化球問題となっておりますw

1問目は答えが「出オチ」になる問題で、鰤さんが正解。
「はくさい(白菜)」と指定したところ、
あいんすくんにヒット。
これであいんすくんはライフ−1で残り2となります。

2問目はスルーで、3問目はルドルフさんが正解。
「こくえい(国営)」と言いましたが、
誰にもヒットせずw
こういうこともあります。

そうかと思えば、同じくルドルフさんが
「かくせい(覚醒)」と指定したところ、
3人同時にヒットっていうことも。

12問目、文月さんが正解し、
「らくらい(落雷)」を指定。
これが4人にヒットして、
しかもapeironさんは、これが3つめのヒットということで
ライフ0、最下位が確定してしまいました!

実力者でもこういうことになってしまうんですね。
ワードチョイスのセンスが非常に重要ですw

13問目、ひじりさんが誤答。
ひじりさんは残りライフ1で、
且つ1つ文字が見えている状態でしたので、
これで、ワードが全部バレバレになってしまいました。
正解した坂本さんがそれを指定して
ひじりさんはブービー確定。
そして、同じワードを設定していた李寉さんが
巻き添えでライフ−1www

16問目で坂本さんもライフ0に。

21問目でコンさんも失格。
26問目であいんすくんが失格。
これで残りは9名。

30問目で原さんが失格。
これで、あと1人アウトになると、
そこからは+2P以上になります。

残り10問ですが、果たして…

というところでしたが、
そのまま失格者は出ず、40問が終了しました。
これもランダムで並べたので意図したわけでは
ありませんでしたが、後半の方が難易度が
高かったらしくスルー連発でしたw


ということで最終結果。
なんと鰤さんは3つのワードとも全くの無傷で、
前のラウンドの不振を取り戻す完勝でした。

ちなみに、鰤さんのワードは
「あくめい(悪名)」「ふくだい(副題)」
「にくかい(肉塊)」でしたw
正直、「にくかい」はクロスには使いづらい
(エロ&グロや病気などのマイナスイメージな単語は
なるべく使わない)ワードなので、
微妙といえば微妙なのですが、
どこかに公表するわけではないですし、
単語としては一般的なのでOKとしました。

2位以下は、
「らくだい」「ばくだい」が無傷だった
しょーせーさんが2位、
「たくはい」「やくざい」で1文字オープンの
あおえりさんと、
「かくてい」「どくさい」で1文字オープンの
文月さんが3位タイ、
「らくめい」「ふくさい」で2文字オープンの
レンさんが5位、
「はくがい」の1ワードが無傷のルドルフさんと
「やくざい」が無傷のしおりんさんが6位タイ、
1ワードで1文字オープンの李寉さんが8位でした。

他にも、
「にくすい」とか「はくまい」とか
上手い! と思うのがいろいろ出ましたねえ。

こうして聞いていて、
我ながら面白い試みだったとは思うんですが、
やっぱり事前のワード決定のプロセスを
なんとかしないと次はないですなw


では、第4ラウンドに参りたいと思います。

が、その前に、先ほどのラウンドの途中で
2017年3月で一旦我がサークルから離れることと
なっていた、UFOさんが久々に来られたので、
ここから参加していただくことになりました。

ここでは、まず普通のシングルチャンスの
早押しクイズを70問行います。

が、この時点では正解してもポイントは入らないし、
誤答してもペナルティはありません。
休みもありません。

ただし、
自分が正解・誤答した問題の答えを
自分の手元にメモしておいてください。

その後、みなさんにやっていただくことの結果で
ポイントが入るのですが、
その詳細は早押しが終わってから発表いたしますw


…ということで、普通の早押しはたいして面白くもないので
ちょっとキングクリムゾンさせていただきw
あっという間に早押し70問が終わりましたwww

さて、ではこれからみなさんに何をしていただくかというと、
この問題の正解たち70個の単語を使って
実際にスケルトンを作っていただきますwww

まさにタイトル通りです。
お前らも俺の苦しみを味わえ!」www

グリッドに入れられた単語1つにつき+1Pです。
ただし、自分が正解した単語は+2Pになります。
また、自分が誤答した単語は入れられれば+1Pです。
が、入れられなかった場合は−1Pになります。

つまり、早押しが地蔵でも、グリッドに単語を
入れさえすればポイントになりますので、
頑張れば全然上位どころか、
大量得点ゲットのチャンスとなっております。

制限時間は15分、
獲得したポイント数がそのまま、
トータルのポイント数に加算されます。


と、まあこれが私にとっての
本企画のメインイベントでしたw

これがやりたかったので、周辺にそれっぽい
クイズ企画をくっつけたのが本日の企画になります。

ちなみに、こうやってスケルトンを実際に作って、
何単語入れられるか、高得点の単語を
どれだけ入れられるかを競う、というのは
「スケルトンコンテスト」といって、
実際に某雑誌で行われているものです。

これをみんなにやらせたらどうなるのかな、
あわよくばパズルの面白さに目覚めて
パクロス買ってくれないかなw
というステルスマーケティングでしたwww

まあ、結論から言うと
マーケティングは失敗だったようですけどもwww


私は毎月、これと同じことをやっておるのです。
さすがに紙とペンではなくて
エクセルに入力してやってますが、
入れてみては上手く繋がらないと消し、
入れてみては使いたい単語が使えないと消し…という
トライアンドエラーをしまくった結果、
雑誌に掲載される問題ができあがっておりますw

毎月定期購読してくれると非常に嬉しいけど、
そうじゃなくてもたまには買ってね、パクロス。


ちなみに、自分でも今回の単語群で
制限時間を無視して限界に挑戦してみた結果、
44個の単語を入れることができました。

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原稿料出ないのに…Part2

で、ここから休憩タイムとさせていただき、
その間に私の方で採点を行いました。


その結果、トップは鰤さんで、
早押し正解のボーナス込みの37P、
2位は文月さんで33P、
3位はレンさんで31P…となりました。


で、ここでも謝罪をしないといけないのですが、
スケルトンに対する説明が足りなくって、
apeironさんが、単語は左から右・上から下に書く
という原則に従わずに下から上に読ませるような
文字の置き方をしていて、
迷ったのですがアウトにさせていただきました。

シークワーズだと下から上とか右から左に
読むような場合もあるんですが、
スケルトンのルールは普通の日本語と同じように
左から右、または上から下でないといけないんです。
これを説明していませんでした。

あとあいんすさんも1マスに2文字入れてたりして、
時間が足りなくて焦っていたのもあって、
いろいろと説明すべき点が抜けていて、
その結果、理不尽に減点させられる人が
出てしまいました。申し訳ございませんでした。


さて、そんなわけで4ラウンドが終わりまして、
本来ならここで最終ラウンドとして、過去にもやった
メイク・ア・クロス・バイ・ザ・クイズ」を行って、
クロスワード作りの方の苦しみも味わっていただく
という予定だったのですが、
時間が足りなくなってしまったため、
残りは普通の早押しとし、
正解+1P、誤答−1Pで時間いっぱいまで行い、
トータルが最も高い人を
優勝ということにさせていただきました。

その結果、鰤さんが優勝となりました。

優勝賞品として、その当時の最新号のパクロス本誌を
贈呈させていただきましたw


遅くなりましたが、
私の不手際によってご迷惑をおかけした
参加者のみなさまに、改めてお詫び申し上げます。

誠に申し訳ございませんでした。


…で、なぜこうなってしまったか、というのを
反省の意味を込めて詳細にお伝えしたいと思うのですが、
長くなるので、次回やります。

それでは、また。
2019 05/21 15:41:30 | クイズ | Comment(0)
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