かつて題名のなかったBLOG

2019年 03月 の記事 (3件)

前編はこちら

では、先取り例会レポート、
「クイズの扉」感想の続きです。

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【4】坂本さん
【企画タイトル】クイズ・お前は誰だ!?
【企画概要】
早押しクイズ。正解すると+1P。
且つ、連想クイズのヒントのうち1つを開けられる。
ヒントは5つで、全て答えは人物名になっている。
人物連想クイズに正解するとさらに+3Pが入る。
ただし5つヒントを開けても
連想クイズが分からない場合に限り、
その問題を「流して」次に行くこともできる。
人物連想クイズ10問が終わった時点で
最もポイントの高い人が優勝。

【感想】
こちらも流石に他のサークルで既に企画を
手がけられているだけあって、
キチンとまとまった企画でした。

正直、早押しクイズに正解すると
連想クイズのヒントが開いて、
連想クイズを当てた人にポイントが入る、
というのは、さほど目新しい形式ではないのですが、
それだけに、無難にこなしているな
という印象でした。

また、司会進行の上手さという面では
全員の中で群を抜いて上で、
当日の順位付けではそこを大きく
評価させていただきました。

そんなわけで、坂本さんも1日企画をお任せできる
企画力は十分にありそうだなということが
分かったので、さらなるステップアップのために
気になった点を書いておきます。
とはいえ、これも「好み」という話ではあるのですがw


まず一番大きいのは「演出力」です。

というのも、企画概要やルールを聞いたときに
あまり「ワクワク」しなかったんですよね。

これからどんな問題が出てくるんだ?とか
そういうルールならこういう作戦が良いだろうか?とか
考える余地があまりなくて、
何というか淡々としている感じ。

もちろん、ストイックに難問をひたすら解いていくのが
楽しいという人もいるでしょうし、
私自身、それを否定するわけではありませんが、
やっぱりバラエティ的なノリが欲しいのよwww

例えば、
企画になんらかの「モチーフ」を乗っけるというのは
重要だと思います。
前にもどこかで書きましたが、
例えルールが同じでも
「7○3×の早押しクイズ」より
「運動会、騎馬競走クイズ〜!
早押し7問正解でゴール、
誤答は1回ごとに騎馬の足を支える人がケガをして
3人ケガをすると動けなくなって失格ですw」
とかの方がワクワクしませんか?www

誤答するたびに「足が折れたー!」とか言って
ワイワイキャッキャするプレイヤーの姿が
目に浮かぶようですね!www
浮かばない? そうですか…。

まあ、それはさておいても、
例えば、今回連想クイズの方について、
ヒント1〜5は特に1が何、5が何ということは無く
どのヒントも同等で、どれが大きいヒントで
どれが分かりにくいヒントかは完全に運でしたが、
これを、1は出身地、2は年齢、3は著書のタイトル…
と言った形で統一してみるとか、
1は難しいけど5は簡単なヒントで、
その代わり1で当てたら+5P、5で当てても+1P
といったように差をつけてみるとか。

そうすることによってプレイヤーに
「作戦」や「戦略」を練る余地が出来たり、
「逆転」の要素が生まれたりすると、
ゲームとしてより盛り上がるのではないかと思います。

その「一ひねり」の加え方によって、
企画者の「個性」も強く出てきますしね。
「坂本さんならでは」の企画、
次回に期待したいと思います。


あと、早押しの問題にたまにすごい難問が
ぶっ込まれてくるのが気になりました。
これはうまぞうさんの企画の感想で述べた通り、
「うちのサークルに合う問題なのか」という点を
気にしていただくと良いかと。

私も始めの頃は難易度調整によく失敗してました。
いきなり「ゲーム『東方妖々夢』の5面道中の
BGMの題名は何?」みたいな
マニアックな難問を出すのはマズかろう、というのは
ことさら言わなくても分かると思うのですが、
ジャンル自体が普通のものだと
ついついやってしまうんですよねw

その場の参加者の大半にとって極端に難しい問題は
これと大差ないって思うんです。

うちは「初心者向け」サークルですし、
「普段クイズ番組は良く見るけど、
早押しボタンに触るのも初めて」
みたいな人も来る可能性があるので、
あんまり「何言ってるかサッパリ」みたいな
問題ばかりだと、そういう人にリピーターには
なってもらえないかなとw

例えスルーになっても、参加者から
「へぇ〜そうなんだ、勉強になるなあ」
という感想が出てきそうな問題を作れると
いいですね。
まあ、100%そういう問題だけを作り続けるのは
非常に難しい…というか、
実質不可能だとは思いますけどねw

うまぞうさんとは違って、
他のジャンルや難易度の問題がたくさんある中で
たまに、という感じなので大丈夫だとは思いますが、
少し気にしていただければと思います。


そんなところですかね。
ああ、あと、プレイヤーにヒントの番号を言われた後、
一人で「そう来たか」みたいなことを言うのは、
あんまりされるとイラッと来ますぞwww
別にいいですけどwww

実力がありそうなだけに、
ついつい細かくて長くなってしまいましたが、
最初に言ったように司会進行の手際はバツグンで、
時間が余っているとみるや、すぐに
連想クイズなしで早押しを消費するように決めたり、
対応力も申し分なさそうなので、
その調子でどんどん作っちゃってください!

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【5】UGさん
【企画タイトル】なし
【企画概要】
アナグラム問題オンリー。
問題は紙に印刷し、司会者が掲示。
その瞬間から解答者は早押しで答える。
正解すると、問題をすべてカナにしたときの文字数が
ポイントとなる。
30問消費か一定時間でポイントが最も高い人が優勝。

【感想】
アナグラム問題は、私が昔の遠足でやりましたが、
それ以外だと、それよりさらに昔に
juniorくんが1度やりましたね。
私がとある問題でハマったんですよねw
懐かしいwww

ということで、アナグラムをメインとした企画は
うちのサークルでも数年ぶりで
そういう意味で目新しさは一番だったかも。

ただ…今回非常に評価に悩んだんですよね〜。
っていうのも、今回の企画って
問題が特殊なだけで、ルールとしては
ただただ順番に問題を出して早押しで答えるという
フリーバッティングとほぼ変わらないんですよw

なんで今回はアドバイスも苦言も何もないですw


問題を紙に印刷してくる(しかも漢字交じり
→仮名のみの2段階用意する)というような
プレイヤーに対する配慮もできていたし、
司会も無難にこなしていたとは思うのですが、
「企画力」という点ではどうにも
評価しづらいものでした。

アナグラム問題をやること自体は全然OKだし、
今後もやっていただいて全然良いのですが、
次回はそれだけに頼るのではなく、
もう少しゲーム性のある「企画」を
作っていただければと思います。

早押しを正解したらアナグラムに挑戦とか、
「クイズグランプリ」みたくして
普通の問題と混ぜて「アナグラムの10」みたいな
感じで出題するとか…いろいろあると思います。
個性的な企画、お待ちしております。

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【6】ポツ吉さん
【企画タイトル】Hi! Q クイズ!
【企画概要】
ノーマルな早押しクイズ。
正解したら五十音の中で1つ選んで宣言する。
別のボードに文字が全て隠された状態の俳句があり、
宣言した文字が開く。
開いた文字から元の俳句を推測し、
当てられれば勝ち抜け。勝ち抜けた順に順位がつく。

【感想】
直接のモチーフは「第5回高校生クイズ」の
通称「もがみがよ」でしょうw

ただまあ、似たような感じで
早押し正解→五十音のパネルを開ける→正解を推測
というのは「ひらめきパスワード」ということで
うちのサークルで何回もやってますね。

そう言う意味でいうと、残念ながら「斬新さ」は
薄かったです。

ただ、きちんとパネル1枚1枚を作ってきたのは
良かったですね。しかもマグネットを使って
ちゃんとホワイトボードに貼れるように
してきたのが流石でした。

thum_n51fnnynk2n3g27.jpg
休憩中に何となく撮ってましたw

こういう、プレイヤーの視点に立って、
分かりやすくしたり、親切にしたりするっていうのは
とても大事なことなので、評価アップです。

ただ、その設置に少し時間がかかってしまったのと、
パネルのめくり忘れや、
どの文字が既に使われたか、の用意がなかった
(指摘されてから他の人が手書きで書いていた)など、
細かい点で、ちょっと手際が悪い部分が
出てしまっていたかなと思いました。

しかし、これは「慣れ」という点が
多分にあると思います。
数をこなして行けば、あらかじめ
どんな点に気を付けて準備すればいいかとかが
どんどん分かってくると思うので、
これからもどしどし企画を考えていって欲しい
と思います。


あとは、正解となる俳句のチョイスも
ちょっと微妙だったでしょうか。
中学の教科書に載っているレベル…とはいえ、
俳句はあんまりクイズの問題には出ませんからねw
国語が得意じゃなかったり、あまり興味のない人には
なじみのない俳句がいくつかあったかもしれません。

それよりはいっそ、
「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」とか、
俳句にこだわらずに有名なフレーズを
問題にした方が良かったのではないでしょうか。

ただまあ、こういった難易度調整も
「慣れ」ですからね。
今回はとにかく「初めて」ということで、
これからも色々試してみて欲しいと思います。

また、企画のルールも
「もがみがよ」ほぼそのままということで、
ポツ吉さんの「個性」は
あんまり出ていなかったかなと思うので、
UGさんと同じく、そのあたりも含めて、
次回に期待! ということで。

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【7】野島さん
【企画タイトル】なし
【企画概要】
3ピリオド制。
第1ピリオドは全員を1チーム2人(人数により
1組だけ3人)のチームに分けて行う早押しクイズ。
±0から+20までのマスを双六のように進んでいく。
基本的に1問正解すれば1マス進み、
誤答すると1マス戻るが、
すでにマスに他のチームがいる場合は、
そのマスをとばして、数マス分進んだり戻ったりする。
さらに、正解したチームは続けて
自分以外の1チームの駒を同様に動かすことができる。
これを繰り返し、ゴールに到達したら勝ち抜け。
上位5チームは第2ピリオドに進出。
それ以外は第3ピリオドに回る。

第2ピリオド。個人戦の早押しクイズ。
問題は20問限定で、
「平成の各年にちなんだ問題」になっている。
正解+1P、不正解−1Pで、
最終的にポイントが多い方から順位決定。

第3ピリオドは、個人戦で1○1×の早押しクイズ。
問題は第2ピリオドの余り。
勝ち抜け順に順位決定。

【感想】
「クイズの扉」では毎回そうなのですが、
1日に何人もの人が、
しかも普段やり慣れていない人が企画をやるため、
どうしても順番が後ろにいけばいくほど
時間がケツカッチンになり、
そういう点では不利になってしまいます。

今回も相当時間がギリギリになってしまったため、
実力が完全には発揮できなかったかもしれませんし、
ひょっとしたら、やりたかったことが
全てできなかったかもしれません。

ということで、その辺の事情も
少し汲んであげるべきかとは思いますが、
若干説明不足な点が見られたのが残念でした。

企画の冒頭で「今からどういうクイズを行うか」
という説明が少し足りていなくて、
解答者側から「どういう形式でやるの?」とか
「予選のポイントはどうなるの?」とか
質問がいくつか飛んでいたと思います。

時間がなくて焦っていたのかもしれませんが、
その辺をきちんと整理して伝えられるようになると
良かったと思います。

できれば、
一字一句読むだけで、企画者以外の他の人でも
ルール説明ができるぐらい、詳細な「台本」を
あらかじめ用意しておくといいでしょう。

私は自分でも口下手で説明がヘタクソなのが
分かっているので、そうやって台本を書いて、
印刷して持ってきて、それを見ながらしゃべってます。
説明の途中にはさむボケまで書いて、
それに草まで生やしてますからね、マジでwww

thum_aryez83kn1p5n9r.jpg
去年の遠足の、私が実際に使った台本の一部です

それから、内容についてなのですが、
「自分たち以外のチームの駒も動かせる」
というルールにしたため、
戦略性がグンと上がりましたね。

既に人がいるマスは飛ばせるというルールなので、
なるべく他人の駒をビッシリ並べて、
その間をポーンとジャンプアップさせるように、
敢えて他チームを先に進ませるとか、
いろいろ戦略が見られて、非常に面白かったです。
最後の最後でドラマも生まれましたしね!www
…ちくせう(←当事者の一人)

ただ、その反面、
先行しそうになると他チームに後ろに戻されたりして、
なかなか全体がゴールに近づいて行かない展開に
なってしまいました。
当初は+20でゴールとしていましたが、
途中でゴールを+10に前倒しして、
それでもゴールできたのは1組だけ
という感じでしたからね。
ちょっと事前のシミュレーションが不足していたかな。

しかし、そうやって様子を見てとっさに短縮ルールに
切り替えたり、「対応力」の高さは見られました。
今後、もっとしっかり準備して、
時間に余裕がある状態でやっていただければ、
かなり優秀な企画が作れるのではないかと
期待ができる内容でした。

あとはやはり「慣れ」ですかね。
数さえこなせばいい企画を作っていただけるものと
勝手に期待させていただきます!

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【総評】
ということで、7人分の企画でした。
正直言って、今回は「斬新」「目新しい」という
企画がほとんどなかったように個人的には思います。

自分は他の人の企画を見て
「そんなの自分じゃ思いつかんわwww」
っていうので刺激をもらうのも
例会の楽しみの一つなので、
そういう点では少し残念でしたが、
みなさん、概ね企画としてルールに大きな破綻もなく、
慣れていけばちゃんとできるようになるだろうと
期待できる内容だったように思います。

しつこく言いますが、これは私の個人的な感想です。
他の人からはまた違う視点での
アドバイスがあるでしょうし、
ひょっとしたら私と真逆の意見の人が
いるかもしれません。
それぞれが自分の判断で取捨選択して、
次に活かしていただければなと思います。


ということで、今回の先取り例会レポートは
このあたりで。

記事が追いついたときは
各企画のゲームの流れなどの詳細なレポートも
もちろんさせていただきます。
最後の企画で生まれた「ドラマ」なんかは
その時にねwww

では、また例会でお会いしましょう。
逆に私が企画を担当するときは
厳しい目でいろいろと指摘していただいて
構いませんのでw よろしくお願いします!
2019 03/31 09:34:58 | クイズ | Comment(0)
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先日、3月24日に行われた名心研の例会が
「クイズの扉」ということで、
我がサークルでの企画経験の少ない人に
1人45〜1時間程度の企画を担当していただく
という、うちで何度かやっている形式の例会でした。

その際、時間が足りなくて
各企画に対する感想などを詳しく書けなかったので、
今回このブログでいつもより早めの
先取りレビュー&感想タイムということで、
全員の企画の概要と、その感想について
書き綴っていきたいと思います。

先にお断りしておきますが、
これはあくまで「※個人の感想です」。


なんか深夜の通販番組のようですが
マジメにそうなんですw
決して私の意見が絶対正しいということで
他人に押しつけるようなものではございません。
なので、各々が自分なりに解釈していただいて、
参考にしてもらったり、無視してもらったり
していただければ幸いですw

あと、当日全員の企画に順位をつけて出しましたが、
そちらも時間がない中で付けたので、
今よくよく思い返すと…なことも多々ありまして、
そちらに書いた順位が低くても
良い評価で書いている場合がありますし、
逆もあると思います。

「こいつ、当日と今回とで言ってることが
ブレブレじゃねーかクソが、死にさらせ!」
と、心の中で思っていただいてもいいですが、
行動に移さないでいただくようお願いしますw


さて、では早速、
企画実行順に行きたいと思います。

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【1】うまぞうさん
【企画タイトル】なし
【企画概要】
鉄道関係を中心にした一問一答問題。
全員が一斉にボードに書いて解答。
正解+1P、不正解のペナルティなし。
30問消化、または時間終了時に
ポイントが最も多い人が優勝。

【感想】
二次会の食事のときにご本人にはお伝えしましたが、
偏った問題を当たり前のように出すのは
あまりやらない方がいいです。

鉄道の駅などの問題を中心に出されていましたが、
それらの問題はいわゆる「鉄ちゃん」には面白くても
鉄道にそれほど詳しくない、興味が薄い人には
さっぱり分かりません。

問題も分からない、答えを聞いても分からない、
だと積極的に参加しようという意識が薄れてしまい、
どうにかしようと「ボケ解答」で
盛り上げようとすることになってしまいますwww

ただ、勘違いしないでほしいのは
鉄道の問題を絶対に出してはいけない、
ということではないんです。

クイズの問題には
「その場に合った問題」と「合わない問題」がある
ってことが言いたいんです。

例えば、鉄道の問題でも、
参加者が全員「鉄ちゃん」揃いで、
マニアックな問題にもついていける人ばかり
っていうことなら、今回のような問題を出しても
「あー、それなんだっけー!」とか
「そうそう、それそれ!」ってなるんです。

でも、うちのサークルは決して
鉄道サークルではないですからねw

これは「鉄道」に限らず何のジャンルでもそうです。
「アニメ・ゲーム」だろうが「芸能」だろうが
「スポーツ」だろうが、
もちろん「学問系」でも同様です。

これを回避する方法はいろいろありますが、
いろいろなジャンルの問題を適度に混ぜる
っていうのが最も普通の方法です。
色々なジャンルの中で「ごくたまに」
マニアックな鉄道問題が混ざるぐらいなら
「まあいいか、次の問題でがんばろう」
ってなります。

もしくはマニアックなジャンルでも
ある程度有名なものや
「雑学」として面白いものを出題する
というのも手です。
私は鉄道に詳しくないので
あまり多くの例は挙げられませんが、
例えば「日本一長い駅名」とか、雑学的に面白ければ
ベタ問になるケースすらありますので、
そういうのを探して出題していけば、
「勉強になる」ってことで
前のめりに参加してもらえるはずです。
作問は非常に大変だと思いますがw

他にも
「不正解連発になること前提で企画を作る」とか
「問題は普通にするとして、企画全体の
モチーフとして取り入れる」とかもありますが、
それはもう少し企画力がついてからの話かな。

とにかく、そんな感じで次回はもう少し
問題の内容についても考えてみてください。


それから司会としても、
点数の管理をプレイヤーに丸投げだったり、
順位が同点だった場合のルールを決めていなかったりと
全体的に「プレイヤー目線」での企画作成、
および準備が足らなかったように思います。

次回、そのあたりをもう少し考えた企画を
期待しておきます。

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【2】李寉さん
【企画タイトル】とばっちり封鎖クイズ
【企画概要】
早押し封鎖クイズ。
正解すると誰か一人を指名。
指名された人はそのセットの解答権を失う。
が、「とばっちり」で封鎖された人の両隣の人も
同時に「封鎖」されてしまう。
これを繰り返して最後の1人まで残った人が勝ち抜け。
勝ち抜けた人以外で次のセット…と繰り返していく。

【感想】
封鎖クイズ自体は既存の形式なのですが、
「とばっちり」という要素を入れたことで、
普通の封鎖クイズとは多少異なる戦略ができたのは
面白かったです。

3人ずつサクサクと死んでいくのでw
大人数でも短時間で決着が付くように
工夫されている点も、今回のように
一人一人の持ち時間が短めであることに合わせての
アレンジということで評価できると思います。


ただ、ここからは完全に「個人の好み」という
ことになるので、「それが良い」という人も
きっといるだろうということを
先にお断りしておいてから感想を言いますとw

私、個人的にあんまり「封鎖クイズ」
好きじゃない
のよねwww

封鎖クイズって強い人から順番に
殺されていきますよね。
それが当然のルールなのですが、
ちょっと理不尽な感じしません?
強い人が圧倒的に不利で、弱い人が勝っちゃうって。

強い人が勝ち残ろうと思ったら
自分が正解をし続けるしかないんですけど、
これだけの人数で9連答も10連答もしろっていうのは
実質的に無理ですしねw

私は過去に「藤子不二雄オープン」の決勝で
封鎖クイズ形式のルールを採用したことがありますが、
その際は、最後の1人になっても
容易には優勝とならないようにし、
且つ予選でためたポイントを使って
封鎖状態から復活できるというルールにしました。

これなら、強い人は予選でできるだけポイントを稼いで
何度も復活しながらチャンス問題が来るまで耐える
という戦いになるので、まだいいかなと。

「弱い人“でも”勝てる」というルールなら
大歓迎ですし、自分でも積極的に作るんですけどね。
「弱い人“が”勝てる」のというのはちょっと、
と、思ってしまうんですよ。


ただし、繰り返し言いますが
これは「私の個人的な好み」ですw

それに、今回は「クイズの扉」ということで
1人が1企画担当という形式でしたが、
1日通しての企画の中で、このコーナーが1つだけ
入っているというような感じであれば、
それほど問題ではないと思います。

強い人がそこで凹んでも予選の他のコーナーで
挽回ができるのでね。
そんな風に回避や挽回のチャンスが
作られているのであれば、
トータルでみれば「まあいいか」って
なる可能性はあります。


あともう一つ、今回恐らく早押しの問題は
余所から引っ張ってこられたのだと思うのですが、
その場合でも、1回ぐらいは下読みをして、
読めなさそうな漢字にルビを振っておいたり、
正解が本当に正しいかどうかを確認しておくのが
ベストです。

私の場合、最近はそれに加えて
パラレルの強調して読みたい部分に
下線を引いたりもしています。

thum_24usb4na1n59yh3.jpg
ルビを付けるのはあくまで自分基準で読み間違いそうなものです。

クイズの問題って、時間が経つと
正解が変わっちゃうこともありますからね。
日本一低い山は以前は天保山でしたが、
今は日和山っていうのとか、よくあることです。

今回は問読みの途中で読むのに詰まったり、
「鋤鼻器」の問題で別解があったりということが
あったので、次回注意して欲しいなと思いました。


ということで、個人的な好みとそういうミスがあって
少し評価は低めにつけさせていただきましたが、
もの凄く問題ということではなかったので、
今後も繰り返し企画を作って、徐々に慣れていって
いただければいいかなと思います。
がんばってください!

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【3】TAKさん
【企画タイトル】1/6の夢旅人 2019
【企画概要】
某番組の「サイコロの旅」を再現。
早押しクイズで正解するとサイコロを1つ振り、
出た目の都市に移動。
都市ごとにサイコロの出目による移動先が
異なっており、最初に名古屋にたどり着いた人が優勝。

【感想】
今日の全員の企画の中で一番「まとまっている」と
思いました。

早押しクイズで正解した人が何かのアクションをして、
その結果によって少しずつ勝利条件に近づく
というルールは、よくあるといえばよくあるのですが、
そこに「サイコロの旅」というモチーフを
乗っけたことで、目新しい企画として
上手く成立させていました。

早押しの問題も、
正解をよく考えると某番組のネタになっている
(私はその番組ほとんど見ていないのですが、
「シカ」「パイ」「インキー」あたりで
何となく察しましたw)
っていうのも良かったです。
ただこれは、あんまりやると特定の人だけが有利に
なってしまうので、そう連発するのも考え物ですがw

あと、都市ごとのサイコロの出目と飛び先を
ちゃんと印刷して全員に配布したり、
前のボードに地図を書いて、見た目で自分の現在地が
分かりやすいようにしたりと、
ユーザーフレンドリーさにおいても問題なしで、
ほぼ完ぺきといっても良いデキでした。

少しだけ司会進行にぎこちなさを感じたのですが、
このまま1日企画をお任せしても
十分やってくれそうだなと思いました。

ということで、
次回も大いに期待しておきたいと思います。
本当に目立って悪い点がなかったので、
感想が短い短いw

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ってなわけで、長くなるのでここまでで一旦切ります。
後半戦もズバリ言うわよ! お楽しみにw
2019 03/30 22:28:06 | クイズ | Comment(0)
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本日はパクロス5月号の発売日でございます。

先月はこの定期のお知らせすら放置してしまっていて
申し訳ございませんでした。
気付いたときは3月も6〜7日過ぎていて…
「まあいいや」ってw

ダメな私です。

たまには内容にも触れておきましょうか。
今月号は「戦国武将のスケルトン」を作りました。
当然のことながら作成中は
「信長の野望」のことしか浮かんでいませんでしたw

…当然ファミコン版ね。
やったことあるのは「全国版」だけなんだけどね。

というわけで、歴史好きな方はぜひ解いてみてください。


さて、それから名心研の例会レポートの方ですが、
今は2017年7月の執筆途中なのですが、
その前に、先日行われた「クイズの扉」の感想を先に
あげようと思っています。

いつも例会レポートでは行われた企画に対しての
感想や、アドバイスという名の罵詈雑言
書いているわけですがw
今回は企画初心者の方に作ってもらう例会だったので、
いつものような1年以上後のレポートでは
参考にしてもらうには遅いかと思いましてw

いつものレポートのようなガッツリしたものではなく、
全員の企画内容をさらっと紹介しつつ、
私なりの感想とアドバイスを付すものになると思いますが、
なるべく早く(できれば今週末にでも)、
先にそちらを上げて、その後いつものに戻る感じで
やりたいと思います。

そういうわけで、そちらの記事もお楽しみに。
またお会いしましょう。
2019 03/26 18:04:09 | 近況報告 | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー