大連帰国日記

2006年 04月 05日 の記事 (1件)


(3月16日の「会社雇用事情」の続き)
解決した。
結局彼が多額の違約金を払って辞めた。
そして彼はこれから、新しい会社の派遣研修で日本の中国地方へ行く。
手続きが順調に済めば、2週間後位に出発だそう。
私の主観からするとなんとも複雑でならず・・・

新卒期待一杯で今の会社に飛び込み、日本語教育という口実だったのに、結局営業。それも私に合わない仕事.Best3に入る業務ソフトウェアの営業。
個人で現地採用だったらトックに辞めて他を探してるけど、人脈紹介で会社から住まい(アパート)も与えてもらっているので、簡単に「つまらないし向いてないから日本に帰ります!」なんて言えず、知り合いもいない地で個人主義の会社で働き、やっと親しい人ができたと思ったら、、なんかその人が勝手に借金抱えていきなり全然関係ないところに島流し。。。

なにコレ・・・?私、大連に呪われてる・・・?何か悪いことしたのか・・・心当たりないなぁ。つーかむしろ私なんぞにんな影響力があるはずもないしぃ。。
ちなみに私は会社の契約が過ぎたら(7月)、日本(東京)に帰って働こうと思う。
それには周りも賛成しているし、彼も日本の会社で日本社会を知るべきだという。

彼が借金背負って全然関係ないところに行き、私は東京に帰る時点で終わりを意味している気がするけど、そうではないと言う。将来、力をつける為にしているらしいが私の目の前で繰り広げられているオブジェを見ると・・・・・・
どう見ても私と会社をポイッと捨てて、遠い世界に勝手に行くようにしか見えず。。
一体どう解釈したらいいのか、、、理解に苦しみます。

白馬の王子様だったら、、こんなことないんじゃないかしら・・・?
そうだそうだ、物は考えようによるんだ。
これは、「別に白馬の王子様を探せ」と言う暗示じゃないかしら・・・?
そうだそうだそうだそうだそうだ。東京の外れさ帰って、真っ白な馬に乗った王子様を見つけなさい、という天からの思し召し〜! 日本の未来はWOWOWWOWOW♪・・・・・;;


そう言えば、この前機会があって、彼の両親にお会いした。集まった人みんな朝鮮族なので、やはり会話は全て韓国語だった。。
※朝鮮族--中国の少数民族の一つ。かつて戦争などの理由で、韓国や北朝鮮から中国に渡った移民の子孫らしい。かなり民族意識が強く、彼らの間では韓国語が使われているし、子供達も朝鮮族の学校へ通う。当然結婚相手も朝鮮族同士が基本。
これぞ民族アイデンティティー!
当然彼も、朝鮮族と付き合うのが当たり前と言う中で中国人漢族どころか、日本人の私と付き合っているわけなので、私は正に動物園の動物になった気分だった。
みんな、「これがうわさの日本人か〜」という目で見る。そりゃそっか。ちなみに彼らの言っていることは私には全て
「★#?Φ!?〇Λ?Ξ▼Э□〜?」と聞こえるわけで、理解度はゼロだ。
まぁ、おじさんは中国語も話せるので、私には中国語。だけど、おばさんは長いこと専業主婦で、近所のマダムとのお茶飲みも韓国語らしく、中国語は聞いて分かるけど、あまり話せないそう。なので、私にも韓国語だった。

おばさまが「★#?Φ!?〇」と言って腕をポンポンとたたいていたけど、もちろん何言われているか分からない。。 
中国にいる日本人に韓国語で話さないで下さい。。と思いつつもヘラリと笑ってペコッとお辞儀して、、という訳の分からんコミュニケーションをして帰ってきた。。。

・・・・要するにだ! せっかくここまで覚えた中国語も全くにして役に立たず、改めて中国のデカさを認識したわけでした。

2006 04/05 18:25:54 | none | Comment(0)
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