大連帰国日記

2006年 04月 21日 の記事 (1件)


宴会みたいなのに集まったメンバーは朝鮮族5人、在日韓国人1人、日本人1人(私)だった。

そこでこの前の結婚式の新郎新婦さんにお会いした。
新婦さんとは初対面。新郎さんとは何回か会ったことあるけど、特にあまり話したことはないな。
新婦さんは在日韓国人。なので韓国語と日本語はベラベラだけど、中国語は分からないそう。
その他朝鮮族たちは当然、中国語と韓国語がベラベラ、人によっては日本語も話せる。んで私は日本語はとりあえずペラペラかどうかも危ういけどまぁそういうことで、中国語はカタカタ、韓国語はあんにょんはせよだけ。
そんな訳で私以外、皆韓国語の母語話者なので、80%韓国語、10%中国語、10%日本語という会話だった。
要するに80%分からないから、半分くらい一人で本見たりして遊んでたけど。
でも日本語じゃァ、誰にも負けなかったかも。エッヘン!(あたりまえだ)

で、その韓国人女性の話を聞くと、韓国でその朝鮮族のお兄さんと出会い、結婚を考えると同時に、中国語は全然分からないのに迷いなく荷物をまとめて中国についてきたそう。そして2年経った今も一日中、家の中で日韓の翻訳の仕事+家事をして生活しているらしい。
いや〜、すごいねぇ。。負け犬気質の私にはとてもマネできまへんわ。一応彼氏はいるけど、人間の根本的な本質ってそう簡単には変わらないモノで。。。
ちょっと話聞いて学んで来てと彼に言われ、そのお姉さんと話した。


The負け犬VS勝ち犬 (いや、別にふつーの世間話ですけどね)
なんでそんな大変なことしたんですか?よく付いてきましたね。という私の話に対し、
お姉さん「日本だって昔は物価も安くて環境も良くはなかったんだし・・・中国もこれからよくなるでしょ。それに日本で日本の給料もらって生活するより、いい給料もらってこっちで生活した方がいい暮らしもできるし、お金も貯まるよね。」
「国が違うから別れるなんて、やってることの割には視野がせますぎるよ」
とおっしゃっていた。
はは〜ん、まぁ、、そうかも。
彼氏「お姉さん、スバラシイ〜。」
と、始めは私が教育されていた。
ちなみに彼は新しい会社の入社が決まり、その研修で1年間日本(中国地方)行きが決定していて、その時点では出発直前だった。
要するに中国地方に付いていけ、と言われたけど。私の反応は
「・・・・・・・・・・・・」
(私は一年間そこで何すんねん・・・)

で、だんだん私の話をしていくと(大学卒業と同時に大学の先生の友達に「大連のIT企業で日本語教育やってみない?」と言われ、簡単に決めて来てしまった事、日本での社会経験もないのでまた日本に帰りたいこと等等・・・)
そんな話をしていたら、なんか雰囲気が逆転した。。。

お姉さんの日常はかなり大変だそう。
まず言葉が分からない。そしてず〜〜っと家に一人でいて、話し相手は旦那さんのみ。たまに旦那さんの友達との交流はあっても、自分の信頼できる友達はいないわけ。
翻訳の仕事はしているものの、そんな生活で、あるとき孤独ノイローゼみたいになって旦那さんに当たっちゃう、という。

「そうだよね!女にだって女の人生があるんだよね! 男についていってもダメだよね〜! 私ももし生まれ変わって同じ状況になったら、外国人は選ばないかも。」
と、結局そういう話になり、終わった。
負け犬勝利!洗脳成功! でもそこまで考えないで下さい。。。
おねぇさん:「いいなぁ〜独身の若い子は〜〜。。。自由だよな〜〜」
とこぼしていたそう。韓国語で私には分からなかったけど。。
旦那さんと彼氏、、ジロッと私を見る。。
い、、いや、いやぁ・・・そんなつもりじゃぁ。。
「あの夫婦がアンタのせいでうまくいかなくなったらどうすんの!?」
と彼に責められた。。
(いやぁ、、そこまでの影響力はないと信じます・・・)

そんな訳で新婚さんの人様に迷惑かけて帰ってきました〜・・・ 反省〜
2006 04/21 23:08:03 | none | Comment(0)
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