大連帰国日記

2006年 07月 10日 の記事 (1件)


とうとう、辞めました。先週の金曜日で最後。
くどいけど、中国の会社は個人主義で人がしょっちゅう入れ替わるので、辞めたり入社したりってのは日常茶飯事。
んで、私もその辞職を味わったのですが。
普通は送別会も何もないのですが、私は日本人と言うことで、一応送別会らしき物をやってくれた。
当初は社内で会社創立記念兼送別会だったけど→社内で果物お茶会に変更→が結局は昼休み、会議室で15分程度5人くらい集まって一言言って終わった。
別にやらなくてもいいのに、、とも思ったけど、会社の気持ちと言うことでありがたく一言頂戴しました。
いくら充実しなかったとは言え、一応2年間も毎日通った会社なので、涙の一つも出るかと思いきや、、それほどグッとはこない。「郷に入っては郷に従え」と言うより、「郷に入って郷に流されました」というか。。
確かに2年間、毎日毎日顔を合わせていた社員でも個人的に会ったことはほとんどなかった。帰りに一緒にごはん、っていうのもほとんどない。プライベートな話をしたのも数少ない。というより、営業部はこの2年間で一体何人入れ替わったんだ・・・?10人まではいかないけど、、方指では収まらない。。。その度にみんなサラッと辞めていった。 
あぁ、こう言うことか。会社に仕事に思い入れないんだね。ま、だから辞めるんだよな。
会社によって部門によって全然違うだろうけど、うちは取れない営業部だったので私もハッキリ言って何の未練もないわけで。
それに他の部門の社員は私が辞めたことは知らないんですよね。うちの会社は社員70名くらいだけど、基本的に他の部門の人の名前と顔は一致しないのです。自分に関係ある人だけ少しずつ覚えていく。でも私は外国人なので、口コミでみんな分かるらしい。個別に話す人は少ないので、辞めるってことは口コミで伝わるよう。
営業と日本語教育。当初は日本語教育が主だったはずが、結局逆になっちゃったけど、日本語はなかなか面白かったなぁ。みんな若くて素直で。。
でもお蔭様でいい経験をつませてもらったなぁ。

なんかまとまってないですが、、こんな感じで辞職した。本当に「サラッ」でした。大きな国の大きな人口の中の小さな会社。これが中国社会なんですね。上流社会も多ければ下流社会はもっと多い。自分の身内や特別親しい人以外は本当にどうでもいい。それだから身内や大事な人同士で固まって生活している。
いい経験にはなったけど今後、いきなり一人で知らない地方に行って知らない会社に入るのは二度とやめよう。それから営業職も私にはNGだ。と、肝に銘じました。

これからは部屋を片付け、ビザが切れるまではちょっと中国の他の地方を旅行しようと思う。
それで日本に帰って就職活動だ!つーか私今、無職じゃん。。 キャー現実だぁぁぁ!!

2006 07/10 14:12:08 | none | Comment(0)
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