大連帰国日記
以前、社内にもう一人いる日本人について書いたが、彼とはよく一緒にご飯を食べに行き、社内の話や彼の女子社員に対する惚気話などに花を咲かせている。
この前もそうして一緒に夕飯を食べた。この前は双方とも日本料理が恋しくなり、すこし遠くの日本料屋まで足を伸ばした。

そこで、いつもの様にゲラゲラ笑いながらくっちゃべってたところを彼の奥さんの友達が目撃したらしく、
「お宅の旦那さん、デパートで若い女の子と仲良く一緒に居たわよ」と、奥さんに通報。
もちろん彼とはなんでもない。友達というかまぁ普通の先輩後輩と言った感じだ。帰ってからそれを奥さんにも言ったらしいが、それでも許してもらえなかったらしい。
その夜はヒドイ夫婦喧嘩・・・ 原因は私だ。
ドラマやなんかでよくありそうな思考の展開だ。そうすると私は、女ったらしの亭主に見事にひっかかった不倫相手か。。冗談はやめてくれ。
しかも奥さんと彼は一目ぼれのスピード結婚なのであまり言葉が通じないため、信頼感も半減してしまうんだろう。その上彼の元々の性格からも誤解を招いてしまうかもしれない。

ちなみに社内の話題以外に話していた内容と言えばこうだ。
私は、恋人選びは顔じゃないと主張したが、彼は相変わらず曲げなかった。奥さんも相当な美人らしい。
じゃぁ私の好みのタイプは何なのか聞かれたので、素直に列挙したら、菩薩か仏を探せと怒られ、終いにはかっこいいオナベになることまで本気で勧めてきた。
それでも傍から見れば誤解を招き、夫婦喧嘩にまでなる。
それ以来、彼とはあまり話していない。やはり向こうが以前のように話せないみたいだし、私も誤解を招いてドラマの中の不倫相手になるのは勘弁だ。

中国の夫婦は結構奥さんの方が強いらしい。日本でも家庭によるが、中国の方がその傾向は明らかに強いみたいだ。共働きが普通だから、というのもあるだろう。
営業部の部長も開発部の部長も、奥さんからよく電話がかかってきて、早く帰ってきなさいと言われると、仕事が途中でも即効帰ってしまう。部長は、夫婦を100としたら自分が25で妻が75と、数字にして私に語ってきた。この前総経理も、妻がうるさいと愚痴ってきた。
この世界ではそんな会話もおかしいことではなく私は、そうですか〜とヘラヘラ笑いながら聞いている。
やれやれ。
2005 05/28 12:11:37 | none | Comment(0)
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