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ペットの目ヤニや涙に気がついたら、そのまま放置せず早めに獣医さんに相談するようにしてください。
犬の目ヤニや涙の原因は結膜炎、乾性角結膜炎、角膜炎、眼瞼内反症、眼瞼外反症、流涙症、チェリーアイ、逆まつげ、全身的疾患、感染症などが考えられます。
目やには、眼球の表面の角膜が傷ついたりして起こります。炎症やまぶたの内側の結膜に異常がある場合が多いので自分たちで判断することはしないで下さい。
犬の種類も様々ですが、目ヤニや涙の病気にかかり易いペットの犬種は、プードルやコッカースパニエルに多く見られます。 心配のない症状は、目やにが黒っぽく、目のふちに付着している程度であれば大丈夫でしょう。 しかし、黄色で粘液性の膿の様な目やには病気かもしれません。目が赤く充血している場合も早めに獣医さんに見てもらうようにしてください。ペットの涙が止まらない症状は、涙小管が詰まる病気と考えられます。涙やけしてしまうので、この場合も早めに獣医さんに相談するようにしてください。ペットの健康は飼い主が管理しなければなりません。軽く考えずに獣医師に診てもらってください。
猫の涙や鼻水、くしゃみの症状は、ネコかぜ(ウィルス性呼吸器感染症)副鼻腔炎、鼻炎、流涙症、クリプトコッカス症、その他の感染症、鼻の中の異物、鼻の中のガンなどが考えられます。
猫は同じ動物でも犬と症状が違います。 同じペットだからと判断せず、様態がおかしいと思ったら獣医さんに相談しましょう。
猫は風邪をひいたようなに涙目になります。 鼻汁やくしゃみ、口の中のただれや痛みがあります。悪い状況になると、舌がただれたり、舌炎、口内炎の症状がでたりします。 これは猫カゼになります。この病気には2種類あり、ネコヘルペスウィルスとネコカリシウィルスに分かれます。 ウィルスに感染は、食欲がなくなり、脱水症状や、肺炎を起こすことになるので、早急に獣医さんに見てもらってください。
猫に鼻汁、粘液、うみなどが見られたら、重大な病気と判断してください。
猫が発熱した場合は、冷たく濡れている鼻が乾いてきます。睡眠時や、目覚めた時も乾いているので注意してみてあげてください。 猫の平熱は38.0℃前後なので心配な時は、温度を測ってみましょう。
ペットの予防方法(猫) ウィルスを殺す薬はありませんが、抗生物質や抗炎症薬、ビタミンCなどがあります。 この薬を朝晩与え、睡眠と食欲をとれば、2週間程度で回復するでしょう。
空気感染が強く、抗体は6ヶ月しか続きません。 流行時期には何度もかかるため、猫を外に出す時は注意してください。外に出さないことが1番安全かもしれません。 猫の予防接種を受けることも出来ます。 口内炎がひどい場合は、注射が主で食べられない症状であれば、流動食や点滴で栄養をとることがあります。
ペットの目ヤニや、涙を簡単に捉えずに異変に気がついたら、早めに獣医さんに見てもらうことをお勧めします。
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