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飼っているペット(犬)が突然吐いたりした場合は、ただの食あたりだけではなく、他にも様々な原因が考えられます。
ペットの犬が吐いた場合、原因として考えられることは、フィラリア症、感染症、内部寄生虫、尿毒症、消化器の病気、急性腎不全、事故による頭部強打、腹部の腫瘍、悪性リンパ腫、腎炎、子宮蓄膿症、糖尿病性ケトアシドーシス、異物を呑みこむ、中毒などが考えられます。
犬は生理現象として、体を正常に保つため散歩の途中などで道路わきの草を食べたりします。 その後に吐き出します。これは病気ではなく正常な行為なので心配はありません。ですが理由もないのに嘔吐を繰り返し、ペットがぐったりしている場合は、病気や中毒のサインと考えられるので、獣医さんに見てもらうようにしてください。
特に気をつけてみて欲しい点は、一日に何度も吐いたり、激しく吐く、苦しそうに吐くなどは正常ではありません 吐いた物の中に、血などが混じっていないかも見るようにして下さい。
猫がはいたりする原因は犬とは少し違います。
食べすぎ、毛球症、小異物を呑みこむ、動物を羽毛や毛ごと食べた、内部寄生虫、その他ウイルス感染症、感染症腸炎、尿毒症、リンパ腫、消化器の病気、中毒、巨大食道症、胃腸炎、肝臓・すい臓の病気、腸閉塞、糖尿病、甲状腺機能亢進症などが考えられます。
猫は安全な室内でペットとして飼っていても、身体を舐めて毛づくろいをするので、胃の中に出来た毛玉を吐き出すことがあります。 食べ過ぎの場合も吐いたりするでしょう。室内であれば小動物を食べることはありませんが、ネズミや小鳥などを食べて、羽ごと食べた時は、食道に入った物をそのまま吐くこともあります。
猫も草を食べて、胃の中を清潔にすることもあり、この点は犬と同じく正常な生理現象です。 しかし食べ物に関心を示めさない、食欲がないなどは、猫の体に異常が起こっていると考えられます。
飼っている猫のよだれが多いなどの症状は、胃や腸が炎症をおこしているケースも考えられます。 下痢は、食中毒の可能性もあります。猫の鳴き声が苦しそうなうめき声であれば、強い痛みを感じているサインです。 子猫は体内に寄生虫がいると嘔吐したりするので、心配な時は獣医さんに見てもらうようにして下さい。
いずれにしても、ペットが吐く行動は人間と同じく、体の異変を表します。 ペットは話すことが出来ないので、少しの変化も飼い主がしっかりと見てあげて体調管理をして欲しいと思います。
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