気ままに気の向くままに

2005年 08月 の記事 (3件)

この階段を降りなくてはホームへ絶対行けません。
突然エレベーターがある事に気付きました。ところが故障です。

しばらくすると駅のスタッフらしき若い男性がこちらに来ます。私はその男性が荷物を持ってくれると確信しました。が、なんということでしょう、彼はこちらを見ながら行き過ぎました。

私が降りられなくて困っていることは雰囲気でわかったはずです。この男なんて冷酷なの、なにがレディファーストよ、私はどこから見てもレディよ、とものすごい怒りが生じました。

しかし冷静になり〜私は旅男さんを見逃したはずは無い。階段はここしか無い。そしてこの階段を降りているはずは無い〜と思えるのですが、すでに発車の時刻です。


己の道は己で切り開く!と、大荷物を階段から一段降ろしてみました。
何と、いとも簡単にケースを持ち上げられました。
  ---火事場のくそ力だったのでしょうか---

降りてみるとホームに列車が、アア間に合った!
しかし、すでにホームに人はほとんどいません。旅男さんまでいません。

   ############
あの男一人でさっさと乗車したの? 
指定席のチケットを持っているのは彼、私が番号を覚えていると思っているの、なんと愚かな。
私はドルをほとんど持っていないわよ。
一体どうすればいいのよ。
   ############


私はアメリカで一人ぼっちになってしまった、どうしよう、と心臓の鼓動は高鳴り、頭は真っ白に。

突然あっ、カードを持っていた、ボストンのホテル名もメモしてある、一人でもボストンにいける!と気付きました。

ホッとし、さて、列車には乗るべきか否か、と悶々としていると、ホームの遠くの方から、大型スーツケースを引いて急いで来る男がいます。
旅男さんです。彼は彼で怒りを全身で表しています。

我々は一悶着あって無事にアムトラックに。


ホームへ降りる階段がもう一つあり、彼は流れに逆らえずに、そちらから降りたそうです。
彼は彼で、ホームへ降りたらすぐに会えると思ったらしく、私がいつまでも降りてこないので焦ったようです。
そして、まさか一人で乗車してしまったとは思えず、ホームの端から端まで往復していたそうです。

映画で見るこのすれ違い場面、現実に起こりえるものと驚き、我々は以後、ほぼピッタリと一緒に行動しました。
2005 08/19 22:35:04 | アメリカ | Comment(0)
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アメリカを旅行した時のことです。

ニューヨークからボストンへアムトラックで向かいました。
ワシントンDCからニューヨークへもアムトラックで移動し、なかなか快適でしたので今回も利用することにしました。

今回は2度目、ということで余裕で出発を待っていたのですが、とんだハプニングが。これほどのパニックに陥ったことはありませんでした。

突然出発のホームが変更され、発車10分前になってもボストン行き列車の情報がインフォメーションに書き込まれません。


確か、5分位前に突然「on time」と掲示され人々がドーと大急ぎで移動をはじめました。

私も「時間通り」の表示に驚き、乗り損ねては大変、大きなアメリカ人に負けてはおれないと、人々の流れに乗ります。旅男さんは私の直ぐ後ろにいるはず、でも、と確かめるとちょっと離れた所に姿がみえました。
安心した私は、迷いも無く流れに突入しました。

ところが長い降りの階段が。
私は大型スーツケースの上にキャリーバッグをセットにしており、とても一人ではスーツケースを降ろせません。

旅男さんを待つことにしました。
ところが周りに誰もいなくなり、しばらくしても旅男さんは現れません。
私はたった一人で途方にくれていました。

     <続く>

2005 08/13 16:50:15 | アメリカ | Comment(0)
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アメリカを旅行した時のことです。



ニューヨークで滞在していたホテルの前の通り、アメリカンアベニューで朝市がひらかれました。


ホテルの斜め前のショップが派手に「GOING OUT OF BUSINESS」と閉店セールの宣伝をしていました。

入口に置いてある、ハンガリー製ハンドクラフトのなかなか良いガラスのコップが50%オフです。丁度欲しいと思っていたコップに似ているので、購入することに決めました。

魅力的な品が多いので中に入ってみるとヨーロッパ製の高級食器や花瓶が沢山ありました。これは間違いなく閉店セールでありチャンスと、ガラスのコップと更にフランス製の花瓶を手に入れる事にしました。


趣味の良い物が格安なのでもう少し物色しようと、更に店中を見たのですが、それがいけなかった様です。旅行中大変な思いをすることになりました。


大きなティーポット、6客のカップ&ソーサー、ミルクポット、シュガーポットでセットになった、派手な食器が棚の上段に飾ってあり、気になって仕方ありません。
クラシックな雰囲気で、王朝風といいますか、白地に赤紫と金の柄が目立つとても派手なのですが、ポーランド製の魅力のある一式です。

私の視線をキャッチしたオーナーが、棚からカップを取ってしきりに薦め、花瓶とセットで更にコストダウンをすると言います。

今回の旅行、まだ予定の2/5しか行っておりません。旅男さんが配送は信用できないので自分で持ち運ぶと言います。実際、お店は閉じてしまう様でトラブルが起きた時に交渉ができません。

どうしたものかと悩んだ末、食器の魅力と、オーナーの熱意と、値段の満足度で購入としました。
でも後が大変です。持ちきれなく目の前のホテルへも運べません。
潰れかけたダンボールに詰め込んで、紐をかけてもらい部屋まで運びました。
買い物の量の多さに、これから先どのように運べばよいのか、この買い物は失敗であったかと悔やみました。



再度アメリカンアベニューへ出かけ、キャリーバッグを買い、部屋で食器を一つひとつ丁寧に包みなおして、詰め込みました。やっと収まったという感じでした。

以後旅行中、私の大型スーツケースの上にキャリーバッグをセットにして持ち運び、無事に自宅まで持ち帰りましたが、割らないようにと気配りが大変でした。


このカップでコーヒーを時々戴くのですが、その都度このショップが鮮やかに蘇り、あの時私は冷静な判断をしたと思っていたのですが、頭はかなり混乱していたようです。
一番に目を着けたガラスのコップを買い忘れていました。
2005 08/05 23:16:10 | アメリカ | Comment(0)
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