あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。

2006年 05月 の記事 (28件)

nannguuoohasi.jpg南宮大橋に近づくと橋の手前左側に写真のようなスペースがあります。軽自動車なら2台は大丈夫かなというスペースです。ここは長野県の管理している所ですので、空いていれば少しの観光時間は停めても良いそうです。もしここが埋まっていた場合は、土曜日曜日なら、金融機関の駐車場は解放しているとのことですのでそちらに移動してください。民間のお店の駐車場をご利用になる時は、ジュースの1本でも買って頂ければ良いのではないかと思います。

なお、明日から、既にご紹介しました「ゆうゆ〜らんど阿南」から、犬坊の墓に行かないで、天竜川方向に向かう道のご紹介をします。

かざこしサイト料金表を改定しました。料金メニューからお入りください。
2006 05/31 05:23:55 | none | Comment(0)
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nanngubasi.jpgさらに車を下方向に進めますと南宮橋に出ます。下を流れているのは天竜川です。ゆったりと流れていますので車を止め欄干からのんびと流れを楽しんで頂けます。その他、天然の岩をくりぬいて観音様を祭った「御供観音」、その横に行きますと南の国に来たのではないかと言ったのんびりした家並み、長野県営阿南病院駐車場の上には、神社やこどの遊び場、展望台などあり一休みしてぐるりと回って頂くと良いかと思います。駐車場につきましては明日ご紹介します。

ブログで天竜峡、南信州ご紹介一部更新しました。
2006 05/30 06:51:44 | none | Comment(0)
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minorukahi.jpg深見の池を見ましたら来た道を戻り、県道に出ましたら右折れして道を下って行きますと、右手に写真のような歌碑が見えます。
西尾先生と言っても、若い人はほとんど知らないと思います。私にしても、このブログを作り、阿南町をご紹介し始めて、この町ご出身の方からこの先生のことを書き残してほしいと頼まれ始めて知ったような次第で、この碑の前は何度も車で走っていたはずなのに今まで一度も気が付きませんでした。その後西尾先生について調べ始めるようになって5月11日この碑の前を通り、気になり車を止めて読んでみましたところ、西尾先生の詩だったのです。はやり気にしていることがありますと、そのことに関連した情報は目に止まりやすくなるというのは事実でした。西尾先生につきましては後日ご紹介しますが、町を上げて西尾先生のことを誇りにしています。西尾記念館という記念館まで作ってあります。

ブログで天竜峡、南信州ご紹介一部更新しました。
2006 05/29 07:39:36 | none | Comment(0)
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iousaikin.jpg深見の池は自然を勉強するのにも良く、写真のような説明看板があったり、第3紀地層の地すべりなどの勉強会でも連れて行ったもらえる所です。私の場合悲しいかな不勉強で読んでも聞いても何のことを言っているのか判らないのですが、こう言う方面に興味のある方には価値がありそうです。

深見の池ホームページ

南信州の地層に関する研究機関として
大鹿村中央構造線博物館ホームぺジの開館日・交通・観察会 のページをご覧頂きますといろいろの催しのスケジュールが分かりますので時々見ていただきチェックしてください。

伊那谷自然友の会

南信州観光公社
2006 05/29 07:37:27 | none | Comment(0)
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gion.jpg訂正:「深見の池」をここ数日ご紹介していますが、「深水の池」と書いていました。お詫びします。

深見の池祇園祭は7月第4土曜日と決まっているそうで今年は7月22日です。昨日ご紹介しました花火とともに、道駅千石平の看板のような池に筏を浮かべてのお囃子もあるようですので翌日はお休みぜひ見にきてください。

宿泊先は、阿南町内、お隣の下條村、その隣の天竜峡といろいろありますのでご紹介します。

超格安旅館古城
古城(こじょう)素泊まり 3,990円より
電話・Faxとも 0260-22-2225

阿南町内宿泊施設、飯田市観光協会作成「南信州ナビ」より「宿泊」→市町村別→阿南町

下條村内宿泊施設阿南町のお隣です。

天竜峡温泉観光協会宿泊施設
2006 05/27 06:27:24 | none | Comment(0)
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hukamikuhi.jpgご紹介文と写真は三浦とよみさんからです。

写真の一部説明   臼田亜郎の句碑です   池の水しらじら光時雨けり

臼田亜浪については
 昭和3年亜浪は上田から龍東にみえて、天竜橋にかかる中ノ島(今はなくなっている)に
 亜浪の句碑がありますがこれはそのとき詠われたものではなく、以前のものとおもいます???

その句碑をみて秋雨のふるなかを、深見池まで当時だから歩いてこられたのでしょう
池の水は当時はいまよりずっと澄んできれいだったと思います。そんな深見池を
「いけの水しらじら光り時雨けり」 と詠われています

当時は深見池には、多くの歌人がみえています
たとえば湯元政治さん
   「池水に影をうつして千町田(地名)のホタル飛び交う夏はきにけり
西尾實先生も歌われています

とのことです。ありがとうございました。阿南町が生み出した日本教育界の重鎮、西尾先生につきましては、後日詳しくご紹介します。

ブログで天竜峡、南信州ご紹介一部更新しました。
2006 05/25 09:42:25 | none | Comment(0)
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hukamikoinoborri.jpg深見池の紹介
深見の池は周囲約700m 面積約2.2ha 深さ現在約8mの自然湖で、県の最南端に位置し、自然ことしては国内で面積は190番めほどの小規模な湖です。
その成因は、子文書によると1662年(寛文年間)今から330ねん余前)発生した地滑りによって生じた窪地に水が溜まってできたと推定されている。
以来農業用水や祭り、潤い(景観)の場として活用もされてきました。湖岸から急に深さを増す形態、周囲の樹形などから、神秘的な畏敬感をあたえ民話の題材や
歌に謡われ、地域の人は勿論、地域外の人々からも慕われて、近年、京都大学・名古屋大学・名古屋女子大学の陸水学専攻者が、長年調査・研究にとりくみ
その結果を発表してきた。なかでも、水中の硫酸イオンの量の多い火山・汽水地域でもないのに、夏季の光合成硫黄細菌の発達するのは大変珍しく、国際学会
でも発表されたことから、「laiku hukamiike]として世界的に権威のある科学誌「ネイチャー」にも掲載されている。

ありがとうございました。
2006 05/24 10:32:25 | none | Comment(0)
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hukaminoike.jpg池の近くでは全景がカメラに収まりきれませんので、学校帰りの中学生にお聞きしたところこの位置を教えてくれました。それでも私のカメラでは広角レンズが無いので完全ではありませんでしたが、ほぼ撮ることが出来ました。池の周りは写真でもお分かりのように整備されていますし、周囲700mとのことですから、南ふうさんの「女人囃子がきこえる」、深水聡之さんの「犬坊狂恋」をお読みになってぐるりと回られますとより深い興味を持って回ることができると思います。そしてもし近くに中学生ぐらいの生徒さんがいたら声をかけて見られることをお薦めします。ビックリします。極めて礼儀正しいのです。気持が良くなること請け合いです。どうすればこういう子供に育てられるのか考えさせられました。
2006 05/23 05:57:04 | none | Comment(0)
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hukamityuusyajyou.jpgゆっくり車を進めますと深水の池が見える所がありますが、この写真の風景の所まで進んでください。駐車場に車を止め先ずはのんびりと池を眺めて頂きますと、子供連れで散歩をされている方、釣りをしている方、散策をしている方、ここがこの地域の安らぎの場であることがお分かりになります。深水の池掲示板を見ますと地域の方々が皆さんで大事にされていることが分かります。トイレを見ましたら、トイレをごみ箱代わりにされる方、汚して帰られる方がいて悲しがられていますので来た時よりも美しくの精神でお願いします。
2006 05/22 07:07:17 | none | Comment(0)
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hukamiirikuti.jpg飯田方面から南下し151号線早稲田の信号を右折れ、ぶつかった所が早稲田神社でこのT字路を右折れして下ってきて国道下を通り下ってきますと写真のような看板が見えますので左折れしてください。ここからややこしい道になりますのでゆっくりと進行してください。
2006 05/21 01:48:02 | none | Comment(0)
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wasedaninngyoukanban.jpgこの地域にお住まいの三浦とよみさんからメールを頂いていますのでご紹介します。町ホームページからの抜粋とのことです。

昭和51年度に国選択無形文化財となっている
 黒田 今田人形と共に古代から歴史的文化的経済的背景をもつ早稲田神社は、早稲田地区民の心の支えとして崇敬厚い神社であった。
 その心のよりどころとする神社に人形芝居が現存することは意義深いことである。
 特にここの人形はその本来の姿である神への奉仕の精神が色濃く残されているところにほかに見られぬ特色がある。

早稲田人形の三番叟は拝殿でおこなわれる。8月第4日曜日、祭りの日には、初詣の乳児を抱いた母親たちが昇殿し、神官・氏子総代・その他
着席の前で、笛・太鼓・蔭打に合わせて、氏子や初詣の乳児の無病息災を記念して三番叟を奉納する。この場合対象は神であるから人形は
神に正対するのが建前で、決して神に背を向けない。人形使いは三人とも白の裃に白袴装束である。
ここに人形起源本来の姿が残されている。伊那谷の現存人形のなかでも舞台で芸を見せる以前の精神を最も色濃く残しているのが早稲田の
三番叟である。

以上です。ありがとうございました。

なお、駐車場ですが、神社裏の旧国道沿いにありお早めに行かれると駐車可能とのとです。ここにとめれなかった場合は、日曜日ですので駐車場を開放してくれる所もあるようなので近くにいる町の人に教えて頂いてください。お早めにおいでくださいとのことでした。詳しいお問い合わせは阿南町役場にお問合せください。

お問い合わせ 阿南町役場産業推進センター
阿南町観光協会 0260-22-4053 angyo@town.anan.nagano.jp">メール

阿南町教育委員会 0260-22-2270 メール
2006 05/20 06:41:17 | none | Comment(0)
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wasedasingou.jpg車に戻り更に南下しますと、写真のような早稲田交差点が見えますので、信号を右折れして突き当りを左に曲がり右手の駐車場に車を止めて、神社に入ってください。この神社で有名なのは、8月第4日曜日の早稲田神社の祭りに拝殿で行われる人形劇です。明日は、このお祭りに関する三浦とよみさんのご紹介文を掲載します。
2006 05/19 07:14:07 | none | Comment(0)
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inuboubutuzou.jpg写真のように雨に当らない位置に石像があり今でもどなたかがお参りをしています。関氏が滅亡してから450年以上たつわけですから、こういった信仰の力というか、怨念と言うか上手な言葉で表せませんが侮ってはいけないなあと思いました。関市と下條氏が争い関氏の領土を奪った下條氏にしても関氏が建てた新野のお寺、瑞光院を大事にし人心が離れるのを防いだとのことです。また第二次世界大戦の後、日本を占領した占領軍は、民衆が蜂起するのを恐れて、戦争の第一責任者である天皇制を根こそぎにするのでなく温存したとの話しも聞いたこともあります。イラク戦争でのアメリカは、そういう過去のことを忘れたのか一挙にアメリカナイズさせようとして失敗したと言う話しも新聞で読みました。こういった古い史跡を見ますとなるほどなあと言う気がします。歴史を学ばなければ大きな失敗をするという教えは正しいのだと思わずにはいられませんでした。そういう意味では、今回この地方の歴史に日を当てるのも価値が有るかなと思いました。
2006 05/18 07:37:19 | none | Comment(0)
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inubouhaka.jpg徒歩で道を下り国道下を抜け更に行きますと田んぼがあり田んぼが切れる所に写真のような石の塚があります。ここが犬坊のお墓です。位置としては消防署の後ろ下になるような感じです。2回行きましたが最初は犬坊狂乱、犬坊狂恋を読む前に、その後2冊を読んだ後に行きましたが、やはり読んだ後のほうがいろいろの光景が思い浮かび皆様も行かれるようでしたらぜひ2冊読んで行かれたほうが良いと思います。それにしましても石で囲われていますから雨風当らずにすんでいて下條氏からすれば敵の大将を殺してくれた人なりの処遇をしたのかななどと想像しました。草ぼうぼうでもう忘れ去られているのかなと思いましたら今でもお祀りをしている人がいました。次回ご紹介します。
なお明日は都合でお休みしますのでお願いします。
2006 05/16 06:56:33 | none | Comment(0)
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inubouirikuti.jpg昨日は母の日で実家に行っていてお酒を飲みすぎて帰ってくるのが遅れたためブログ投稿が遅れてしまいました。皆様は如何でしたでしょうか。

国道と廃道の間に挟まれて下に下っていく道がありますので徒歩で道を下り国道下を抜け更に行きますと田んぼがあり田んぼが切れる所に明日ご紹介するような石の祠があります。ここが犬坊のお墓です。位置としては消防署の後ろ下になるような感じです。この道は軽自動車なら行けますが対向車が来た場合が心配ですので歩いても数分ですから徒歩の方が安心して行けます。
2006 05/15 10:40:12 | none | Comment(0)
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usikubobasi.jpg祭り街道阿文学大賞受賞作品「南犬坊狂恋」のお話しをしてきましたので、続きとして実際の「犬坊のお墓」に行きたいと思います。ゆうゆうらんどあなんを出まして元の道で国道に戻るか、らんど出口の門を左折して国道に出るか(こちらのほうが近いです)して国道を右に曲がり一路南下します。 大きな消防署が左手に見えてきましたらぐっとスピードを落として短い橋「牛久保橋」を渡り終りましたら右手に曲がります。突き当たりですので、右に折れますと今は廃道になった国道ですので、車を左側に止めて車を降りてください。
2006 05/14 07:35:55 | none | Comment(0)
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先に書きましたように、大鹿村には南北朝時代の宗良親王が住まわれ、江戸時代に伝わった歌舞伎で一谷嫩(ふたば)軍記 熊谷陣屋の段の熊谷直実の子孫が宗良親王を助けた初代天龍村熊谷貞直であるという話。そして宗良親王の李花集歌碑が昼神温泉で有名な阿智村園原の里にある等々。この3地点だけでももし物語風にまとまれば、これは歴史的に3点を結んだ面の話しとなりいわゆる風景だけの面の観光でなく多くの人の好む歴史めぐりの話しとなって多くの歴史愛好家に来て頂ける可能性も出てきます。それに南信州の歴史を彩る、関氏、熊谷氏、下條氏の話が加われば大きな観光資源となることは間違い無いところだと思います。そして良いことにこういった歴史に詳しい人がいたのです。天龍村史を読んでいまして判らないことがありましたので天龍村教育委員会にお聞きしましたところ、教育長さんに回答して頂けまして、これ以上詳しいことは関氏十八代のご当主か奥様に聞いて欲しいとのことで、早速昨日お伺いして来ましたが、奥様にお忙しいところを時間を割いて頂きお話をお聞きすることが出来ました。70歳とのことですがもうタフの塊のようなお方です。ご活躍の詳細はこれからおいおいご紹介します。お話の後たくさんの資料をお借りし、後日1日とって史跡めぐりをして頂けることになりました。

そして、このお二人のお持ちの資料、お話がインターネットの世界に残ることは、この南信州の歴史に関心のある方々にこれからも長く目に触れる機会ができるわけで(検索キーワードから)もしかすると本よりも多くの方に見ていただけるかもしれません。本はその本を見た人にしか分かりませんが、インターネットは、南信州のキーワードを入れるだけで、だれでも、いつでも、世界中どこからもで見ることができますから。私としましても、こう言う仕事にタッチできたことを大変嬉しく思います。皆様もご期待ください。
2006 05/13 07:09:15 | none | Comment(0)
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mai.jpg訂正:文中、梨花とあるのは、李花でした。大鹿村の方からご指摘頂きました。ありがとうございました。

梨花の祭りとは、南北朝のころ南朝の宗良親王が大鹿村を根拠地にして、南朝方の将として活躍されたが、南朝方は日々に衰退し、無念にもこの世を去られたとの事で、その後この村々の人により永く供養され、崇敬され今日に至っていたところ、昭和年代に信濃宮として神社が作られ、この神社で宗良親王を祀ってこられてとの事です。

ろくべん館管理者の方からの話しですと、
信濃宮の祭を『梨花の祭』と呼ぶようになったのは、平成元年からのことだそうです。
呼び名の由来はやはり、宗良親王の編纂された「梨花集」から取ったものです。
との事です。

梨花の舞の由来
さて、梨花の舞ですが、これは右馬ノ允の女将さんである前島重子さんが、創作され
たものとのことです。
彼女はもともとダンスをやっていた方だと思いますが、日舞もやられるようです。
最初、この梨花の祭が始まった頃は、前島さんが自ら踊っていたそうですが、何年か
経ってから他の方にバトンタッチしました。


ろくべん館管理者の方からの最新のコメント
ご存知のように、信濃宮は戦時中、創建が決定され、各地から学徒が勤労奉仕で集め
られたり、献金を募ったりされたのですが、ついに終戦までに完成することはありま
せんでした。
終戦後、昭和23年11月にやっと鎮座奉祝祭をあげ、完成を見たのでした。
それ以後、例大祭として、4月28日に祭を行ってきたのが、梨花の祭の原型と思わ
れます。
戦時中、戦意高揚を意図し創建を企画された神社であっただけに、南朝の大将とし
て、「君のため世のため何か惜しからん 捨ててかひある命なりせば」の歌に象徴さ
れる、武人としての宗良親王を奉ってきたのでした。
しかし平和な世になって、例大祭が時勢にそぐわなくなってきたこともあって、元号
が平成と変わったのを機に、歌人としての宗良親王の霊をなぐさめようと祭りの形態
を変え、平和と文化の向上、村の発展を願うことを趣旨に梨花の祭が始まったのでし
た。梨花の舞もこれを機に始まったようだとのことでした。

ありがとうございました。

梨花の舞は5月5日に舞を舞われていた人にお聞きしたところ「君を偲びて」と言う舞で、親王を慕って舞われたそうですが、この舞は毎年踊るそうです。激しさと、静けさが組み合わさった踊りで、踊り手さんの衣装がずれてしまうほどでした。今の人は2代目だそうです。



上記記事は昨年9月14日15日にブログでご紹介したものをコピー掲載しました。

私は今年初めて行ってみましたが、これは多くの方に見て頂きたい祭り、踊りだなあと思いましたが、今のところこの地域の方々のお祭りの様で、私達が行っただけでも駐車場がいっぱいになってしまい、地元の方々にご迷惑をおかけしてしまいました。来年のことに関しましては、この駐車場をどうするか、地元の人たちの静かにお祭りをしたいという思いをどうすれば保てるかということがはっきりしましたら広くご紹介したいと思います。

なお、5月3日の歌舞伎の熊谷直実、新田義貞の子の初代天龍村熊谷貞直が大鹿村にきた宗良親王をあちらこちら案内したなど、またこれからご紹介します阿智村にある梨花集歌碑等この地方が、一つの物語のように繋がっているかもしれないと楽しくなります。もしそうであれば、3点を結んだ一つの面としての観光ルートになりえるので今後良く調べてみます。それで昨日天龍村に在住の歴史に詳しい人をお尋ねしましたので出来たら明日ご紹介します。
2006 05/12 07:21:06 | none | Comment(0)
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「祭り街道阿南文学大賞」が新風舎の力を借りて催行されているということを、三浦とよみさん運営の「深見の池」ホームページで知り懐かしく思いました。この新風舎で私の息子もまだ大学4年の頃エッセイ部門で最優秀賞を受賞し、「ビア・ライゼ」と言う本を出して頂きました。そのときはそれきりでしたが、今回ブログで阿南町ご紹介の折、単に新人発掘というだけでなく、こういった町、村起こしにも一役買っているということが分かりより多くの皆様に知って頂き、活用されてはいかがかと思う次第です。新風舎のホームページを見ますと出版賞の理念として「本を出したい人の出版を助けたい」、こだわるのは「新しい感動を出版する」ということだそうで、もし受賞に至らなくても、本にしたい場合、作品によってどういう形が良いか相談に乗ってくれるとのことです。新人登竜門としての役割りは大きいです。
詳細は新風舎ホームページをご覧ください。


親バカですが、息子の作品は新風舎ホームページ内、グーグル、ヤフーで「矢ケ崎宏」で検索して頂きますと出てきますので、書評など見て頂き、面白そうだと言うことでしたらご購入頂ければ幸いです。
直接ご購入頂ける時は、楽天ショップ、アマゾン、esブック等で「矢ケ崎宏」と検索頂ければでてきます。アマゾンの場合は、


本の出版は大変ですが、そこに行きますとブログは誰でも簡単に発行できますから楽で、多くの皆様に見ていただけて良いですね。
2006 05/11 07:29:31 | none | Comment(0)
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上記の件につき阿南町役場総務課におたずねしましたところ下記のようなご回答を頂きました。



 詳しくは、まだ決まっておりませんが、長編小説部門、ノンジャンル部門、ジュニア部門(中学生以下)で募集するかと思います。来年度、町制50周年ですのでその記念行事の一環として授賞式を開催したいと思っています。たくさんの応募があることを期待します。6月中に決定したいと思います。


 当町は、まだまだ社会資本が充実していないことや高齢化が38%と高い町ですので文学大賞の経費をそちらにまわした方が良いという意見があり、3回以降は継続するかどうか議論があります。しかし、たくさんの応募があって阿南町の情報発信が盛んになり多くの皆様が本町を訪れていくことになれば、継続するだろうと期待します。



と言うことだそうです。第1回、250、第2回324の応募があったそうですので、第3回は更に多数の応募があると良いですね。そして多くの方に阿南町を訪れて頂き、町民の皆様に文句無く価値が有ると認めてもらえるように発展していってもらいたいものです。かざこしサイトも陰ながらお力になりたいものだと思います。筆に自信のある皆様ぜひご応募ください。

2006 05/10 06:44:06 | none | Comment(0)
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「深見の池掲示板」では、深水さんは授賞式の時はじめて阿南町に来たと書いてありましたが、この本も読んでみて地名の多さと正確さにびっくりします。このブログでもご紹介しましたが阿南町はとにかく地形が複雑で、私はブログでご紹介のため数回歩いたのですがいまだにそらではご紹介し切れません。当然地図や、阿南町誌等は参考にされたと思うのですが、それにしてもです。そしてもう一つ驚いたことは、5月7日に掲載しました、深水さんの[作者より一言]の中で、故井上靖先生が遺された短編小説の佳品「犬坊狂乱」をベースにとありましたが、犬坊については、井上靖先生の「犬坊狂乱」では、17歳に似合わない6尺近い身体で頑丈な胸・・・と書いていますが、「犬坊狂恋」では、全く逆で本当の女性より女らしい優男という人物に書かれています。また、関氏最後の関盛永の死にようは「犬坊狂乱」では、隣村の下條氏が夜討ちを駆けたとき関盛永が犬坊の恋焦がれた下條氏からの人質女性を手篭めにしたところを見て逆上、関盛永を刺し殺したとなっていますが、「犬坊狂恋」では、先の三浦さんの読後感想にもありましたように、関盛永が犬坊を最愛していると思ったもののそうではなかったために、逆上刺し殺したとなっており、犬坊の最後については「「犬坊狂乱」では、白犬にかみ殺されたと有りましたが、「犬坊狂恋」では武士に殺されたとなっていて、全く筋が独自のものとなっています。こう言う独創的な小説になっているところが第2回祭り街道文学大賞受賞につながったのかと思いました。私などならすぐ引用してしまうところです。

このブログをはじめまして、いろいろの人と知り会え、歌舞伎と言う全く興味の無かったことにも興味を持て、そのお蔭で、下條氏、関氏、宗良親王、歌舞伎の一の谷・・・の熊谷直実が、現在天龍村在住の熊谷氏の祖先であったこと、宗良親王を初代天龍村熊谷氏がお連れしたことなど芋づる式に分かってきて知識も増え面白いです。

本のご購入は、新風舎ホームページより出来ます。ぜひお読みください。


2006 05/09 08:33:39 | none | Comment(0)
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人から頂いた文章のみをコピー貼り付けだけでは申し訳ないので運営者から一言

先日の南ふう様のコメントを見ますと、1回阿南町を訪れ、この本を書かれたとのことですが、出てくる地名の多さにビックリします。私も以前から道の駅リポータで阿南町、特に新野は毎月のように数年行っていたのですが、まだ私の知らない地名が出てきます。何日行っていたのか知りませんが、各々の地で話しが出来上がっていますがどうやって話を構想できるか不思議です。それに書いてある内容も、子育てのこと、夫婦の離婚予防の話し、政治経済の話し、遺産相続の処理の仕方など参考になることが多く一挙に読んでしまいました。特にもし今離婚など考えられている方がいらっしゃいましたら、実行に移す前に一読されることをお薦めします。そんなことには無関係の方でも自然保護、河川工事から釣りの事たくさんの話が宝石のようにちりばめられていて、なるほど大賞受賞作品だと頷けます。ぜひ一読を。

「女人囃子がきこえる」のご購入は、発行元新風舎より出来ます。ぜひどうぞ。
2006 05/08 05:51:41 | none | Comment(0)
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第2回祭り街道阿南文学大賞受賞者 深水聡之 (ふかみさとし)さんからコメントを頂いたのでご紹介します。

【作者からの一言】

阿南町に伝わる伝説に基づいて、故井上靖先生が遺された短編小説の佳品「犬坊狂乱」。関氏に仕える若者・犬坊の野心とその末の狂気とが端正な筆致で描かれたこの作品をベースとしながら、まったく趣の異なる物語を構築してみたい――そんな思いから僕の「犬坊狂恋」は生まれました。物語の舞台は400年前の戦国時代ですが、現代にも通じる人の情念や恋心の葛藤などといったものを感じ取っていただければ――そして、ひとりでも多くの方にこの本を楽しんでいただければ幸いです。

投稿ありがとうございました。

本のご購入は、新風舎ホームページより出来ます。ぜひお読みください。

2006 05/07 08:29:20 | none | Comment(0)
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三浦とよみさんより読後感想を頂きましたのでご紹介します。

犬坊狂恋を読みましたので。

人を愛する 恋う気持ちは今も昔も変わらないかもしれない。
時代物は読むことが少なかったけれども、本書は一気に読み終えました。
「犬坊狂恋」の主人公犬坊のもつ魅力は「妖気」に属するもの、他人を惑わせ
狂わせてしまうような禍々しい魅力を持った美少年と表現されている。
そんな美少年をめぐる乱世の残酷な物語は、阿南町和知野の「権現城」とよばれる関氏最後の居城を舞台に繰り広げられる。
犬坊は、反乱軍の夜襲をうけ傷ついた主、関盛永を助け逃避行の途中寝入っているはずの盛永の口から奥方「お万」の無事を案ずる声を聞いて逆上、盛永の愛は
常に他人の介在を許さない自分だけのものと信じていた盛永の「お万」を案ずる
声には許すことはできなかったであろう自らの手で盛永を刺し殺し,自ら命を落とす出なく、もう一人の「犬坊も俺を好いていた・・・・」と信じていた男に命を預けるが犬坊の断末魔の言葉は「盛永さま・・・」であった。
逆上した男は犬坊の両耳をそぎ落とし無残な死をとげさせtる。
この犬坊の墓は阿南町西条小中尾の丘の上にある。
盛永の案じた「お万」は道案内役の犬坊の育ての親の邪な思いに犯されて殺される
恋するということはすべからく狂うことであると作者は言う。
愛しい人を永遠に我が物とするために究極は命を奪い、命を落とす凄惨な乱世もあったのだ。

作者「深水さん」一読したときの印象というか、想像していたとは大違い、30歳代くらいの若い青年でした。

三浦さんありがとうございました。

犬坊狂恋は、新風舎より購入いただけます。ぜひお読みください。

取り急ぎ大鹿村・梨花の舞をご紹介します。5月5日にあったのですが、今のところ地域のお祭りのようで、駐車場は10台くらいしかないとの事、このブログでの宣伝を控えていましたが、大鹿村観光情報に載っていましたのでご覧ください。私も行って来たのですが、これはぜひ多くの人に見ていただきたいお祭りですがこの地の道路状況が良くわかっていないと車の処理で時間がかかってしまい大変ですのでもしこの写真をご覧頂いて来年はぜひ見たいと言うお方は、5月3日の大鹿歌舞伎と合わせて5日まで大鹿村に滞在されて見学されても十分価値はあると思いました。この近くの宿は、赤石荘が近くです。案内して頂けると思います。詳しくは日を改めてご紹介します。
大鹿村観光情報

2006 05/06 13:18:29 | none | Comment(0)
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3月に授賞式が終わったばかりで、町のホームページにはまだ詳細が掲載されていませんが、阿南町役場にお聞きしたところ第2回は324作品の応募があったそうで第1回より増えていました。、新風舎のページに掲載されていましたので紹介します。今年の大賞は深水聡之様の書かれた「犬坊狂恋」という作品です。

「犬坊狂乱」と言う短編小説は、井上靖さんが書かれてご存知の方も多いことと思いますが、こちらの作品は男と女、男と男の恋というものを主軸にすえて時代背景を考慮して書かれているようです。

第2回祭り街道文学大賞結果発表

深水聡之様と地元の人とのやり取りも、昨日ご紹介しました三浦とよみさん運営の「深見の池」ホームページ掲示板でお分かりいただけると思います。私も図書館に購入依頼しまして早速読んでみました。

審査の講評

明日は三浦とよみ様の読後感想をご紹介します。
2006 05/05 06:46:47 | none | Comment(0)
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\"kabuki.jpg\"昨日5月3日、朝5時に起き早めの朝食を頂き、一路大鹿村へ。朝7時からござを敷いて良いとの情報を得ていたので、7時前に着こうと急ぎ7時5分頃ついたら8割方埋まっていて、僅かに空いていた横の方に夫婦2人分のシートを置き飯田に戻り、ブログの更新をして10時半に再度大鹿村へ。11時半についたらもうお弁当が無いと言う。1日に電話で予約したところ十分当日売りがあるとのことだったのでがっくり。席は取っておいたので立見にならなくてすみましたが、後から来た人は別の所に行こうかと移動した人もいました。300余年の伝統ある行事だそうですが、江戸幕府のご禁制もものともせずに無視して続けてきた伝統芸能で、第1演目は大鹿中学校卒業生による神霊矢口渡頓兵衛住家の段、第2演目は一谷嫩(ふたば)軍記 熊谷陣屋の段。ものすごい盛り上がりで、掛声は感極まったお客さんから思わず出ます。おひねりは勢い余って小屋根まで飛んで行きます。老いも若きも、一体となって盛り上がる。こう言うことは今ではあまり見られなくなってしまいましたが、地域全体をを巻き込んだ伝統芸能保存。子供を地域で育てると言ったことにもつながっているように思いました。熊谷と言えば、これからご紹介します天龍村にこの物語に出てくる新田義峰の父、新田義貞の家来だった熊谷家があり、関係があるのかななどと思いました。後日調べてご紹介します。

大鹿村の諸情報は最近知りました、「日本で最も美しい村・大鹿村を100倍楽しむ!」ブログ、


kankouさんのクルホーム


大鹿村観光情報


をお気に入りに入れてチェック頂ければ見逃すことは無いと思います。
大鹿村は5日までいろいろの行事があり、これから「青いけしの花」登山、キャンプ、美味しい水出しコヒー、秋の歌舞伎定期公演は今年は10月15日だそうです。ぜひお出かけください。
2006 05/04 06:48:03 | none | Comment(0)
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三浦とよみさんから第一回祭り街道文学大賞作品「女人囃子がきこえる」を読んでのご感想を頂きましたのでご紹介します。

第一回祭り街道文学大賞

南ふうさま(沖縄県那覇市)

「女人囃子がきこえる」
新野生まれの一実 次枝 春菜の三姉妹の父の死から、物語は始まる。
深見池の近くに住む一実 法要で東京から帰省する次枝と春菜わずかな遺産を
総て相続したいと思う後妻の稲子のそれぞれの人生観 死生観 を阿南町の祭りや
自然をとうして描かれています。

遠く沖縄の地からご自分の眼で阿南を確かめたいと、飯田からレンタカーを
借りて「祭り街道」に入り時には和合の山中で道に迷い、「迷うたびに人や
自然いろんなものにであいました」と南さんは言ってました。
阿南の自然 歴史 祭り 環境問題にも触れて「金銭的な豊かさではねく
自然とともに豊かな生き方をしている阿南の地が貴重な指針となる」と作者は
感想を述べられています。

ありがとうございました。

「女人囃子がきこえる」のご購入は、発行元

新風舎より出来ます。ぜひどうぞ。

2006 05/03 09:09:38 | none | Comment(0)
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第1回祭り街道阿南文学大賞 大賞受賞者南ふう様からコメントを頂きましたのでご紹介します。



早いもので最初に取材で阿南の地を訪れたのは、もう3年前の夏。それから授賞式で翌年の冬、同じ年の秋には沖縄から22名でツアーを組み、都合三度、違う季節の阿南町を訪ねたことになります。深見の祇園祭り、秋の天竜川下り、リンゴ狩り等も楽しい思い出になっています。海の邦沖縄から、山の里阿南町へ。そして嬉しいことに交流は更に続き、今年の2月には「深見池の自然を愛する会」の方々、4月には「新野の祭り保存会」の方々が、沖縄に足を運んでくださいました。さらに「今度は私たちが、新野の雪祭りを見に行こう」と話がまとまりつつあります。

このように「祭り街道文学大賞」は、地域からの発信により多くの地域と繋がっていくという素晴らしい効果を生み出してます。発案され実行に移された町長を始めとする町づくり推進室の方々、関係者に、深い敬意を表します。今後ともますますご発展されますことを。



南ふう


第1回祭り街道文学大賞受賞 南ふう さんのホームーページ

ご購入は、下記新風舎より出来ます。

明日は都合でお休みにします。5月3日に投稿します。
2006 05/01 05:42:57 | none | Comment(0)
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