ピアノテクニックと音楽のつながり

2005年 02月 21日 の記事 (2件)


腕の"脱力”と腕を"泳がす”のとは違います。腕を脱力させるのに、ひじから力を抜いて腕を大きく泳がすといいと思っている人多いと思いますが、腕を泳がすということは、無駄なエネルギーをたくさん使い、時間のロスが多くなります。ロスタイムが多いと音楽はだんだん遅れていき、それを補なおうと今度は指を早く動かそうとするでしょう。そうなると自分の気持ちが指に追いつかなくなり、だんだん指が空回りを始めたり、自分をコントロールできなくなっていきます。かと言って腕を泳がさないように固定してしまうのとは違います。脱力と泳がすのとは違うということを良く知っていることが大切です。脱力している感覚を知るには水の中で腕をプカプカ浮かべてみるとよくわかります。腕の中が空洞みたいでしょう?こんなからっぽの腕で弾けるなんて信じてもらえないかもしれませんが、それでいいのです。
2005 02/21 12:12:59 | ピアノテクニック | Comment(0)
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自分の音をどれくらい聴いているでしょうか?聴いているつもりでも意外と聴けてないものです。目は閉じたり開いたりを自分で自由にでき、見たり見なかったりを自分で意識してコントロールできます。でも耳は何の意識をしなくても勝手に聞こえ、普段意識してコントロールすることはほとんどしません。耳に手をあて、ダンボの耳にして周りの音をよーく澄まして聞いてみると、普段聞こえなかったはずの時計の音や、いろんな音が聞こえてくるでしょ?それくらい耳に集中して、自分のピアノの音を聴こうとしないといけません。いつもいつも聴くことに集中して自分の音をよく聴いていれば、自分の音色の変化に気付くはずです。それが上達の一歩です。
2005 02/21 11:01:49 | ピアノテクニック | Comment(0)
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