ピアノテクニックと音楽のつながり

カテゴリ[ ピアノテクニック ]の記事 (64件)

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私の先生は生徒に合ったテンポってのを見つけるの!
女の子なら速く弾くとか・・・。

テンポでその人の演奏の善し悪しが決まるのよ!って感じでとても自慢げに語っておられた方がいました。

どんなテンポで弾くか、、、もちろん見つけなければいけません。
中にはメトロノームの速度を決めていつもその速さでメトロノームと共に機械的に練習する人もたくさんおられます。

機械的なことをすれば表面的にはばっちり!でしょうが、内面的には全く面白味もなく伝わるものも何もないでしょう。

例えば絵ですが(私は絵については全く無知ですが・・・)
一枚の絵を見てとても気に入ったけど、このサイズではなくもっと大きいサイズが欲しいと思い、画家さんに頼んだとします。
画家さんはそれならと、それを拡大コピーしてお譲りするでしょうか。。。
サイズを変えるならまた一から描くくらいの気持ちで、そのサイズに合った構図や色などを探しながら描いていくでしょう。

音楽も同じです。テンポを変えるだけなら拡大や縮小コピーしてるだけと同じです。
テンポを変えるなら初めの第一音からまた”どんな音色”で”どんな重さ”で、”次の音にどう進む”のか、、、すべて考え直して曲を探さないといけないと思います。

単純にコピーするのと自分で音楽を見つけるのとは全く違います。
何よりも演奏しているその人自身に返ってくる音楽が違いますから・・・。


2013 02/04 08:44:20 | ピアノテクニック | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
ピアノを購入しても続かなかったらムダですし・・・。

そう言われると何とも言えなくなってしまいます。

電子ピアノではある程度のレベルになると限界がきます。それも初心者からちょっと進めばすぐに限界です。

ご両親はそんなことはおわかりなのに、いつまででも電子ピアノのまま。

子供は限界でいくらやっても上達しないままで、私は何を教えてよいのか悩みます。

これ以上のことを教えてもできないからとあきらめたほうがよいのか、いや子供は成長するものだからあきらめないで出来るようになるまで求めるか。。。

ご両親は子供が限界に達して上達しない、それで自信も失い、そしてやめる。ピアノが大嫌いになる。それでもいいのかしら?

途中でやめてピアノを無駄にするのと、子供の大切な成長期間を無駄に過ごさせるのとどっちを選ぶか。。。

中古ピアノでもいいですので購入してあげてください。
ムダのない人生なんてありえないと思います〜。何かを犠牲にすることも必要です。それが何かをきちんと選択してあげてほしいと思います。
2012 11/16 09:43:14 | ピアノテクニック | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
音を短く切って弾くときには、熱いものを触ったときのように”あちっ!”ってするようにするといいよ・・・。

このようにアドバイスしている先生がおられました。

私の中ではこれは”悪い例え”でよく使いますが、これがよいと教えている先生がいるなんて!

”あちっ”って動作は、保守的な動作で体は固まります。でもピアノを弾くには体は常に開放しなければ弾けません。

だから”あちっ”は悪い例えでは使いますが、よいとは決して思いません。

腫れ物に触るように鍵盤に接して弾いている方はよくおられます。そんな人はこのように教えられてきたのでしょうね。

いつも鍵盤とは仲良くです。あちっ!で動作は仲良くではなく、けんかに似ています。

いつも鍵盤と仲良く、ピアノと仲良しでいてくださいね。
2012 01/15 16:32:55 | ピアノテクニック | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
ピアノが上手くなるにはまず指の形・・・。
そう思っておられる方まだまだたくさんおられるようですね。

指の形、それは才能の一つであって、できる子は何も教えなくても最初からいい形で弾けますし、できない子はいくら注意してもできません。才能なんです。

指の形をよくすることは忘れて、まずは指を動かしてピアノの音を奏でて曲を演奏することから始めるレッスンのほうが成果はあります。

楽しければ練習もします。

練習を重ねると自然に指も動くようになってきます。

そうすると少しずつ指の形もよくなっていきます。少しずつよくなるように教えてあげれば、少しずつ難しい曲が弾け、その度にまた少しずつ指の形をよくすれば成長していけます。

指の形だけでなく、体全体のことも同時に学ばないと指の形はよくなりません。すべてバランスよくが大切です。


 目の健康にどうぞ。
2011 10/24 10:22:24 | ピアノテクニック | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
演奏者の表情を見ているといろんな人がおられますね・・・。

ひどい人は顔で音楽を表現しているのか?って方もいらっしゃいますがあれはちょっと奇妙ですね。

ヨーガの先生はよく”ほっぺも緩めて”っておっしゃいます。ほっぺたが緊張していると体も緊張するからです。

顔で音楽を表現しているピアニスト、たくさん見かけますが絶対あのようなまねはしないほうがいいですよ。

自然に自分の演奏から顔に表情がでる人と、顔で音楽を表現しようとしているのとは全く違うので、自分でこれがいいと思って顔でコントロールすることは絶対やめたほうがいいです。

ほっぺを緩めて顔がこわばらないように・・・それだけでも肩の力も抜けてくるので、ほっぺやまゆなどがこわばらないようにしたり、奥歯をかみ締めないように意識するのも一つの練習方法になります。

顔をしかめて弾いている人や、顔でいろんな表現をしている人を見るたびに、健康は大丈夫だろうかって心配してしまいます。
花粉症や顔に何かのアレルギーをもっている人の中には、顔の血行が悪くなって発症している人もいるのではないかと思います。
重症になればめまいや耳鳴りなんかも起こってくるかもしれません。
すべての原因がそうではないでしょうが、無理してピアノを弾くということを繰り返しているとあまり体にはよくないことがたくさん起こってくるので、いつも自然体を忘れないようにしたいですね。



2011 05/27 09:47:15 | ピアノテクニック | Comment(0)
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ピアノの演奏にはその人がよく表れていますね。どんな音、どんな音楽、どんな弾き方、演奏だけではなく、それ以外にもたくさん見えているものです。

ドイツ人先生のレッスンでは、演奏する前から、それじゃダメ!って止められることがしばしば・・・。

確かに見ていると、ピアノを演奏するときは、ピアノの前に行く⇒いすにすわる⇒音を出す直前⇒演奏を始める、このように、演奏を始めるまでにもたくさんのことがあります。

でもほとんどの人が、そんなことには無頓着ですが、そこから演奏が始まっているんです。

ピアノに向かうまでの時間、座ってから演奏するまでの時間、その時間をどうするか・・・。

中にはいすの調整を何度も繰り返したり、いろんなことにすごく神経質になっておられる方がよくいらっしゃいますが、必要なことだけを静かに調整すればいいことを、何だかこれが一番大切なんだと必死になっている人がおられます。

どうすればいいのか・・・。それはただ無心でいいと思います。

いかに無心になれるか・・・。永遠の課題になるくらい難しいことですが、これに近づけることが、いい演奏につながっているんだと思います。

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2011 01/02 12:13:07 | ピアノテクニック | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
ピアノを弾く正しいフォームってのがあるのかはわかりませんが、良い姿勢で弾くことってとっても大切だと思います。

演奏している人の後ろ姿をみるとよくわかります。

体の中心がまっすぐに通ってなく、体がゆがんでいる人(多くは右側に傾いてる)、演奏中に体が左右に揺れている人、肩が上がって首がない状態の人、背中が丸くなってる人、お尻がいすにちゃんと乗ってない状態の人・・・。

観察しているといろんな方がおられます・・・。

私はレッスンのとき、時々生徒の後ろ姿を見るようにして、ちゃんとした姿勢で弾くように、それに関してはうるさく指導するようにしています。まずはそこが大切だからです。

ちゃんとした姿勢で弾くって基本ですが、出来てない人がたくさんおられると思います。

ピアノを弾くのに腕や指は鍛えるという話しを聞きますが、体のことを意識している人は少ないと思います。
ピアノを弾く体作りって必要です。体が出来てない状態で腕を動かすと、体がふらついてしまいます。腕を自由に脱力して動かすにはまずはきちんとした体つくりが大切です。

足で踏ん張って弾くように・・・ってことを日本ではよく教えられますが、足に力が入ると体は硬直してきます。足を踏ん張って体を支えるということとは違います。足は常にリラックスしておくのが良いです。

最近ではスポーツ選手がよくテラピスを取り入れておられますが、誰でも簡単にできるオススメがヨーガです。ヨーガを習ってみると体の中心が意識できるようになり、よい姿勢がわかってくると思います。
DVDを観ながらぜひやってみてください。体を意識していくだけでも演奏は違ってくるはずです・・・。



正しい姿勢を保つことは難しいことではありませんが、一度崩してしまい、無理な体勢で弾くくせがつくと、戻すのはかなり大変なことです。自分で意識して正しく戻すにはヨーガがオススメです。ヨーガを学ぶとどう意識すればいいのかがわかってきます・・・。
2010 11/18 10:08:56 | ピアノテクニック | Comment(0)
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日本人の先生に習っているときは、どの音もきっちり、正しく、すべてをリズム通りにしっかり弾くことばかり教えられてきました。

鍵盤の底まで打鍵して、どの音もきっちり・・・。
今でもよく言われていますが・・・。

でもこのように演奏しているととっても真面目で退屈な音楽にしかなりません・・・。

ドイツ人に習って、いつも自由に弾け!と言われ、どうすればいいのか、かなり悩みました・・・。
原因は鍵盤の底まで打鍵して弾き、すべての音をきっちりしっかり弾いているから・・・でした。

鍵盤をもっともっと軽く弾いても音は十分に鳴りますし、底までがんがん弾くと音は濁って汚くなるだけ・・・。

必要な音、いらない音、それもきちんと知って、いらない音(もちろん必要なんですけど、隠れている程度でよい音)はもっともっと動きを少なくして、減らしていく・・・。

そうすると体がもっとラクに弾けるようになり、自由さがわかってきました。

自由さ=いいかげん とは違いますが、どの音もしっかり弾いている真面目な演奏は窮屈で、心地よさってのが感じられないと思います。

いい音楽が奏でられるようになると、自分で弾いた瞬間に返ってくる音が全く別世界に感じられるはずです・・・。


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2010 10/25 09:47:36 | ピアノテクニック | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
まずは人の真似をしてみる・・・
それもいいかもしれません、でもまねだけしていたらえらいめにあいます・・・。

最近は国内の大きなコンクールで賞を取った子達の演奏している姿が画像で自由にネットで見られるようになりました・・・。

全国一位、史上最年少、すごい演奏をする子供が続出ですが、映像をみて恐ろしくなってきます。

この人もその一人です。
小林愛実さん(彼女の演奏が観られます)

何が恐ろしいか・・・それは体の使い方です。こんな弾き方をしていたら、すぐに腕や体の故障で弾けなくなる日がやってくるのに、それを知らずに無理して弾いている姿にです・・・。

小林愛実さんも、この歳で大活躍されていて、華やかに活動されていますが、男性でもこんな無理な弾き方をすれば、体や腕の故障がすぐに起きるであろうと思うんですが(女の子なのでこんな風に器用に弾けるのでしょうね・・・)近い将来弾けなくなると思います。

この人のようになりたい!と、あこがれてまねをしているような子供がたくさんおり、コンクールで賞も取っておられるみたいですが、本当に恐ろしい〜。
2010 09/28 09:26:30 | ピアノテクニック | Comment(0)
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よく”あなたの指は弱い”って先生に言われた・・・って人おられます。
そういう人は必死で強化して、とても強いタッチで弾いてますが、ピアノの鍵盤に触れるときは、”こそばゆい”って感じでいいのです。

そんなんじゃ、音でないって思うかもしれませんが、ピアノって楽器はデリケートなので、いつもやさしく弾いていると、いい音になり、いい音楽を奏でられるようになります。

鍵盤の上をいつもなでるように、こそばゆい感じで、でも音は遠くの方に鳴らすような感覚で・・・そうしているとだんだん音が遠くまで届くのびのある響きが奏でられるようになるでしょう。
2010 08/29 21:27:25 | ピアノテクニック | Comment(0)
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久しぶりにテクニックについて書いてみます。

昔はピアノのテクニックいうと、まずは指の形からでした。

今でも指の形にこだわっておられる先生がまだ大勢いらっしゃるようですが、まずは体全体の使い方を学ぶ事が大切です。

体の使い方が悪いと、細かい部分まで神経は届きませんので、いくら指の形を直されてもよくはなりません。

どんな方でも、どうしても体に力が入ってしまいます。それでは指は思うように動かず、いくら練習しても納得いくような演奏は得られません。

だからまずは、体を開放することから・・・です。

体を開放することを学ぶのにヨガがオススメです。

ヨガの動きはとてもゆっくりで、呼吸を使って行うので、外側の筋肉ではなく、内側から筋肉をほぐすことができます。楽器をするには、呼吸法や体の使い方を学ぶことは重要なことです。
自分のイメージを表現するには、一番は自然体を作ることで、体の奥から開放していくことを学べるヨガはその効果抜群です。

DVDを観ながら自宅で自由な時間にやってみるといいと思います。



ヨガの効果は、まだまだたくさんあります。自律神経に働きかけるので、自律神経を整えてくれます。
そして、ヨガの後は、体が軽くなった感じがして、身も心も穏やかになれますし、集中力アップなど、さまざまな効果があります。
私もヨガ習っています。ピアノの練習で凝った体がほぐれていくようでとても心地いいです。
2008 02/07 10:49:10 | ピアノテクニック | Comment(0)
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久しぶりにテクニックについて書こうと思います。

日本ではピアノのレッスンであまり注目しないことですが、体の使い方を学ぶことはとても大切です。

体(ピアニストの場合の多くは腕でしょうか?)を痛めるのは職業病だから・・・ってことは、本当はあまりありえません。

体の使い方をちゃんと学んでいると、体を痛める事はほとんどないはずなんです。疲労はあっても・・・。

体の使い方だけでも、学ぶ事はたくさんありますが、今日は首について少し書いてみようと思います。(以前にもいくつか書いていますので)

時々、演奏中首が下に垂れて曲げて弾いている人を見かけます。ピアノの鍵盤をなめるように弾くくせのある人です。

ブーニンのような姿勢・・・といえば、おわかりでしょうか・・・。

ピアノを弾いていると、背中に力が入っていき、そこから首も固くしてしまいがちです。

背中に比べると、首の力を抜くのは意識すればそれ程難しくないです。

でも、首の力を抜くのと、首が垂れるのとは違います。

一番いい姿勢は、腰の上に、背骨、首、頭が乗っている状態らしいです。

鍵盤を見ると下を向く格好になるので、よけいに首が落ちてしまうのかもしれませんが、垂れてしまうとよくないと思います。呼吸もスムーズにできなくなりますしね。

ピアノに向かう時は姿勢を意識することからぜひ試して下さいね。姿勢を崩してしまうと、いくらでも簡単に崩れていきます。でも戻すのは簡単ではないです。崩していった年月の何倍もかかると思っていいくらいです。それも自分で”姿勢をよく”と意識しても、どんな状態がよいのかわからないくらい、とても治すのは大変なことです。

下に紹介している本、アレキサンダーテクニックは、体の使い方について書かれた本です。

文字はあまりなく、図解でわかりやすく、一言で簡潔にまとめられていますので、すぐに読めてわかりやすいです。



体のことを学んだことがない人でも、この本を読んでみると、体の何を学ぶのかがよくわかると思いますので、ぜひ読んで見られることをオススメします。




これを読んだからすべてがわかるとは言えません・・・。なので参考にと思って、あとはやはり自分で見つけていくことだと思います。努力しないと見つからないですから・・・。
2005 06/14 09:50:51 | ピアノテクニック | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
指の形が悪いと、先生にえんぴつでチクチクとつつかれた・・・ってことないですが?

これは昔の話で、今はそんなことないでしょうが、それでも指の形が悪い!いくら注意してもなおらない!ってぶつぶつ言ってる先生はおられます。

もちろん指の形が悪いと、ピアノは上手には弾けないですが、指が器用に動く人ならいいですが、なかなか器用に動かない人もたくさんいて、そういう人に指の形を厳しく注意しても指は自由に動くようにはなりません。

指のフォームばかりにこだわらず、まずは体全体を考えながら、体の関節を柔軟にしていくと、だんだん指の形はよくなっていくはずです。

指の形ばかりではなく、体全体のフォームも学びましょう。
2005 05/01 00:09:22 | ピアノテクニック | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
ピアノテクニックについて思いついたことを、自分自身でまとめようと思ってこのブログに書いていました。

ピアノを習っていても、いつも調子よく弾けるってことはなかなかなく、悩みも多くありますよね。

でも、ある時ふと言葉で表現する怖さがあることに気付いてしばらく更新をやめていました。

言葉で表現できるほど、ピアノテクニックは容易ではなく、言葉というのは人それぞれで捕らえ方も違い、同じ言葉でも100人いれば100通りの解釈になります。

道を少しでも間違えていくと、だんだん正しい道から遠ざかっていきますよね。
正しい道というテクニックが正確にあるのかはわかりませんが、体の使い方を間違えると、だんだん体を傷めていくばかりで、いいことは何もないんです。

道を間違えることは決して悪い事ではなく、それくらい大胆に楽しんでやってみるほうが、発見も多くて上達も早いです。

でも道を間違えた時に必ず修正してくれる人(先生)がいないと、だんだん自己流になってしまいます。

いい先生に習うのが一番いいことですが、いい先生に出会うのも簡単じゃありません。

でも、自分が求めれば必ず見つかると思います。

これも運命なんでしょうね。

これからは、ピアノの作品や、オススメCD,本、私の使っている教本や使い方などを思いついたことを書いていこうと思っています。

テクニックについてはまた感じたことなどがあれば更新していきます。

これからもよろしくお願いします。

2005 04/12 10:35:06 | ピアノテクニック | Comment(0)
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うまく演奏に入るための準備をどうするのか・・・何も準備をしないで演奏に入るとからっぽの音楽になってしまいますが、あまり深刻に考えこんでしまうと一生音楽が始められなくなってしまいますので、思い詰めないようにしましょうね。思い詰めたことがない人は、今のままでいて下さいね。考えてしまうことでスランプがやってくることもありえますから・・・。
何を準備するといいのかは人それぞれかもしれませんが、まずは今から演奏する曲の脈(テンポ)をしっかり知って、その音楽の呼吸を保ち、鍵盤上で指をおいて準備をし、始まりの音をしっかり思って指に教えてあげると、自由に安心して弾き始めることができると思います。練習の時に1つずつクリアして覚えていくとすべてが1つに重なって自然に集中して弾けるようになっていきます。自分でいろいろ試して心地よいスタイルを見つけて下さいね。自分で見つけられるとそれが自信につながりますから・・・。
2005 03/28 13:34:02 | ピアノテクニック | Comment(0)
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始めの音を出すのが怖くてなかなか弾き始められないと思っていると、体は萎縮していくばかりだし、思い切って弾き始めると強い音が出たり、なかなか自分の思うような音が出なかったりするし、なかなか難しいですよね。座った瞬間に弾き始める人もいますが、これも体や頭の準備をする時間がなくて不安です。ベテランになればこれでも平気なのでしょうが・・・。いつもいすに座ってしっかり体や頭の準備が出来てから弾き始めるようにしましょう。
2005 03/26 17:54:24 | ピアノテクニック | Comment(0)
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本番の時に、”1オクターブずれて始めてしまった!”とか、最初の音が一瞬わからなくなったという経験はありませんか?練習の時に無意識で弾き始めてばかりいると、こんなことになるかもしれません。練習の時に最初の音をしっかり頭に入れることを忘れずに。そしていつも最初の音から集中して弾くように練習しましょうね。集中して弾けない時は無理に弾くのではなく、お茶でも飲んで休憩しましょう。

2005 03/25 10:21:02 | ピアノテクニック | Comment(0)
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始めの音がうまく始められると調子よく弾けるけど、始まりがうまく入れないとなかなかうまく弾けないですよね。音楽を始めるのに恐怖感を持ってしまうとなかなかそこから抜けるのに時間がかかります。始めの第1音をどう弾くか・・・は、とても大切ですが、怖く感じてしまうと体が萎縮し、体を絞めてしまいがちになっています。練習の時に体をどうやってほぐすと自分が安心できるかを見つけて、いつもそうやって始められるように何度も練習していると、必ず安心して弾けるようになります。


2005 03/24 10:04:23 | ピアノテクニック | Comment(0)
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前回お話したように始める前にわざわざブレスを取って、いろんな動作をして始めてしまいますが、わざわざ大きなブレスを取ると、座った時にいい姿勢だったのが、不自然なブレスをすることで崩れてしまいますし、いろんな動きをして弾き始めることで、指先まで神経を集中させていたのが、一瞬で切れてしまいます。何かを無理にするとそこで集中力は欠けてしまいます。わざわざ何かをして見せなくても、音楽は必ず始められます。
2005 03/23 10:10:14 | ピアノテクニック | Comment(0)
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ピアノを弾くのにも呼吸はとても大切です。でもブレスは無理して取る必要はないです。よく音を出す前に大きくブレスを取り、それと同時に体でも大きな動作で弾き始めている姿を見ます。ブレスはわざわざ無理して取らなくても、音楽を始める準備をすると息は体の中に自然に入ってきます。その自然な状態から音楽に入りましょう。ブレスがうまくとれていなければ呼吸を意識することも必要ではありますが・・・。
2005 03/22 09:27:58 | ピアノテクニック | Comment(0)
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拍子はいつも体の中の脈で感じるようにし、それが自分の演奏とちゃんと結びつくように練習しましょう。無駄な動きやどこかで体を絞めてしまうと拍子感は体の中で感じられなくなります。いつも体を開放すること意識して弾きましょう。
2005 03/21 10:42:25 | ピアノテクニック | Comment(0)
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1拍目は強拍と習いますが、音楽に強拍や弱拍というものはないです。一拍目にアクセントをつけて拍子感を出そうとしたりしますが、そうすると音楽の流れはそこで必ず途絶えてしまいます。強拍を強くという発想は忘れてしまいましょう。
2005 03/20 18:34:01 | ピアノテクニック | Comment(0)
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フレーズは文章みたいに考えるとわかりやすいと思います。
簡単に説明すると、1つのフレーズの終わりは、文章でいうと句読点です。「、」か、「。」かです。そしてフレーズからフレーズへどうつながっているのかも、文章で考えたらわかりやすいです。始めのフレーズは「私は・・・・で、」次のフレーズは「・・・しました。」といった感じです。
曲が難しくなるとだんだんフレーズがわかりにくく、音楽が理解しにくくなりますが、音楽がどうしても分からない場合はあなたにとってその曲が難しいのかもしれません。どうしても自分のレベルを考える時に、一番にテクニック的なことを考えますが、音楽的なことを考えてから曲を選ぶというのも必要です。
2005 03/15 23:23:23 | ピアノテクニック | Comment(0)
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音楽には必ずフレーズがあります。いつも音楽の行方がどこで始まって、どこで終わるか・・・それがフレーズです。楽譜にフレーズが示されている時は、とてもわかりやすいのですが、すべてがそうではありません。ショパンはとても楽譜を書くのが上手なので、とてもわかりやすいです。フレーズがどうなっているか、フレーズをどう弾くか、フレーズを感じて弾くことはとても大切です。
2005 03/14 11:10:36 | ピアノテクニック | Comment(0)
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今弾いている音がじっくり保てるようになったら、今度は次の音の指を意識します。必ず鍵盤上で準備して、この音をこの指で弾くぞ!ということを意識できてから打鍵できるといいです。今の音から次の音へと1つにつなげていけると、美しいレガートになるでしょう。音を保つのも、次の指を準備するのも力はいりません。自分の意識だけでできます。
2005 03/13 10:10:41 | ピアノテクニック | Comment(0)
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鳴らした音を十分保つようにするには、そこでじっと待つことです。指で鍵盤を触っている感覚をじっと我慢して意識します。その時に力が入っていないか動かして確認してみるといいと思います。それで音が十分に自分の体に届く事を覚えます。そうしたら音楽がもっと見えてくると思います。この練習はできるだけゆっくりすると効果的です。
2005 03/12 13:29:58 | ピアノテクニック
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うまく弾けなかったら”指がバカ”だから・・・”と指のせいにしてしまうとラクですよね。指が自分の指であるという感覚が薄いとなかなか言う事の聞かない指になります。音を鳴らしたらそれで指の意識を抜くのではなく、指で鍵盤をしっかり保っている感覚も大切です。力を入れてしまうと感覚は鈍くなるので気をつけましょう。
2005 03/11 09:27:14 | ピアノテクニック | Comment(0)
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指と鍵盤とどうやってコンタクトを取るのか・・・。それはまず鍵盤に触れてから打鍵するこどです。空中から指を振り下ろすのではなく、いつも鍵盤上で準備をして、よーく指で鍵盤の感覚をつかんでから音を鳴らします。そうすると音楽が遅れていくんじゃ・・・?って思われるかもしれませんが、無駄な動きが多いと遅れていくでしょう。でも無駄なものがなければ絶対遅れることはありません。むしろ音楽が安定していき、落ち着いて自分の思う音楽が奏でるようになります。まずはゆっくりと練習して感覚を覚えていくことが大切です。慣れたら自分のテンポで必ず弾けるはずです。
2005 03/09 13:58:38 | ピアノテクニック | Comment(0)
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ピアノという楽器は他の楽器と違って自分の体から直接音をだすことができません。ピアノは指から鍵盤を伝ってハンマー、そして弦に届きます。音が鳴るまでの距離が遠いです。指先で鍵盤、ハンマー、そしてその先にある弦までの距離が感覚としてつかめていけるといいです。それには、関節すべてが固くならない事が大切です。あと、音を鳴らすときに鍵盤と指とのコンタクトがしっかり取れるとだんだん感覚がつかめてくると思います。
2005 03/08 10:23:40 | ピアノテクニック | Comment(0)
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指に力をいれて強く弾いていると、指先の感覚が鈍ってしまいます。指が弱いからと力を入れて弾く事はしないほうがいいと思います。これでもフォルテの音は十分に響かす事はできるのです。指先の感覚を磨き、タッチの感覚がよくつかめると、自分の指に気持ちが届き、音も澄んできていろんな音色に変化するのが聴こえてきます。そうするといい音楽を奏でることができるようになります。
2005 03/07 11:20:27 | ピアノテクニック | Comment(0)
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どんなに難しい曲が弾ける指を持っていても、音楽の知識が豊富でも、経験豊かでも、最終的にピアノのタッチが悪ければあまりいい音にはならず、結果音楽はある程度の表現までしかできなくなります。逆にピアノの音色がよければどんなジャンルの曲でも弾けます。いい音色を求めていくことは、自分を解放することにつながり、最終的には自分のエネルギーを思う存分発揮でき、自分が求める音楽を奏でることができるようになります。
2005 03/06 10:20:43 | ピアノテクニック | Comment(0)
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簡単に分けると♯の調は硬く、♭の調はやわらかいイメージがあります。もっと細かく分けるとすべての調に合う色や性格があります。○調は○色と、それぞれの調に色を当てはめているのを聞いたことがありますが、音楽に方程式は当てはまらないので、それがすべてだとは思いません。でも調によって色や性格は必ずあります。例えばイ長調は氷のような冷たい、硬いイメージとか、変ニ長調は温かく、おだやかな感じとかです。すべてに当てはまるとは思いませんが、音楽を見つけるヒントにはなると思います。
2005 03/05 13:14:49 | ピアノテクニック | Comment(0)
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長調と短調をもう少し分析すると、それぞれにシャープの調とフラットの調と、そしてシャープもフラットもつかないハ長調(イ短調)があります。シャープやフラットがたくさん付くほど、”そんなにややこしくしないですべてハ長調(イ短調)にしたらいいのに!”ってぶつぶつと文句を言ってる方おられますが、シャープの調にするかフラットの調にするかで音楽の性格が違ってきます。もっと深く言うと、すべての調でそれぞれの性格があり、色があります。作曲家はそういうのも考えてそれぞれ合った調で書いています。何調で書かれているか、これを無視しないようにしましょう。
2005 03/04 10:59:42 | ピアノテクニック | Comment(0)
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音楽の性格を簡単に分けると、長調と短調の2種類しかありません。長調は明るく、短調は暗くですが、”そんなことくらい知ってるわ〜”って誰でもおっしゃいますが、音楽の中で敏感に感じて弾いているでしょうか?簡単に言うと『長調は明るく、短調は暗く』であって、クラシック音楽はそんなに単純ではありませんが、まずは長調と短調の違いをピアノの音色で敏感に感じて弾きましょう。
2005 03/04 10:35:55 | ピアノテクニック | Comment(0)
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よくレッスンで”メロディーを大きく、伴奏は小さく”って習い、和音は"ソプラノの音を大きく!”って習います。必要な音だけを浮き出してそのほかの音は重要でないから小さくと、楽譜に書かれている音に優劣をつけています。でも楽譜に書かれている音に、優劣はなくすべてがとても重要です。書かれている1つ1つの音が、どうつながってどんな性格になるのか、音がどう合わさってどんな色になるのか、それらすべてからどのような表現になっているのか、それを知るにはすべての音がちゃんと鳴っていないとわかりません。そしてその音楽から何を感じるのか・・・、それが作曲家からのメッセージなのです。
2005 03/03 12:01:11 | ピアノテクニック | Comment(0)
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何世紀も前に作られた時代の違う、それも言語も文化も違う人の作品のメッセージをどうやって読むことができるのか疑問に思われるかもしれません。でも音楽は頭で理解するのではなくて、心で理解するものです。心が豊かであればたくさん作曲家のメッセージが見えてくると思います。
2005 03/03 11:41:45 | ピアノテクニック | Comment(0)
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ルバート(テンポを揺らす)をわざとして音楽表現しようとすると、かなり大げさな音楽になっていき、いかにも歌ってます!と押しつけがましい演奏になってしまいます。テンポ・ルバートはおおげさにしない方が自然ないい音楽へとつながります。でも、メトロノームのようにきっちりしていると、今度は機械的な音楽にしかならないので注意しましょう。

メトロノームの音楽と自然なリズムの違いはこの本にわかりやすく書いてあります。すごくいいことが書いてあり、オススメです。リズムはゆらぐ―自然リズムの演奏法


2005 03/02 21:11:05 | ピアノテクニック | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
楽譜には音符やリズムや記号がたくさんならんでいますが、それらを読んで弾くのは、楽譜を読む作業のほんの一部で、本当に大切なのは作曲家のメッセージを読むことです。譜面上で簡単に見えるものだけを音にするのではなくて、作曲家のメッセージを音へと移し変えていくことが必要です。紙切れだった楽譜の音、1つ1つに魂を入れていくのです。そうすることによって、その音楽をよみがえらせることができるのです。

せめて音楽辞典は持っていましょうね。
   
2005 03/02 19:52:31 | ピアノテクニック | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
鍵盤にどう触れると一体化できるか、とても難しいですが、やはり体の関節をすべてゆるめておかないと、鍵盤に体が馴染んでいかないでしょう。練習の時に、まず指の関節を大げさに大きく動かして弾いてみて、だんだん力を抜いていきます。それを今度は手首もやってみます。そしてだんだんひじ、肩、腕全体とやってみて、それから今度は肩から動きを減らして、指ができるだけ鍵盤に安定するように弾けるといいと思います。それを何度も何度も繰り返して、鍵盤に指が馴染んでいくような感覚を得ていきましょう。

☆オススメDVD☆アート・オブ・ピアノ - 20世紀の偉大なピアニストたち
2005 03/01 10:21:44 | ピアノテクニック | Comment(0)
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いかに体とピアノが一体化できるか・・・。これが楽器を扱う人の理想でしょう。鍵盤を突っぱねて弾いたり、熱いものに触れたように飛び退いていたり、指を滑らしたりしていると、鍵盤と指との一体化は難しいかもしれないですね。
2005 03/01 09:41:11 | ピアノテクニック | Comment(0)
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日本ではピアノを習う時に鍵盤上のことだけ勉強するのがほとんどですが、ヨーロッパでは(ピアノに限らずどの楽器もそうですが)、体の使い方も一緒に学びます。リストはとても立派な教師でしたが、彼のレッスンの始まりは体操からだったそうです。体の使い方を間違えると必ずどこかに負担がきます。ピアニストで一番多いのは腕の故障ですが、これをたくさん練習した勲章のように思って放っていると、将来ピアノが弾けなくなる日がくるかもしれません。ピアニストはスポーツ選手とは違います。一流のピアニストで80歳以上になっても現役で演奏されている方いらっしゃいます。スポーツ選手のように現役を引退しなくてもいつまでも演奏していく事ができます。でも体の使い方を間違ったままで無理して演奏を続けていくと、傷めた箇所が回復できなくなっていって慢性化していくこともありえます。もし、弾いていて痛いと思うところがあるならば、あまりいい使い方が出来ていないと思って、無理しないほうがいいと思います。
体の使い方を知るということは、自分の体をいつも意識できるので、ピアノの演奏だけではなく、自分の健康や精神面でも役に立ちます。

これは体の使い方について書いてある本です。とても参考になりますので、ぜひ読んでみられたらいかがでしょうか?


アレクサンダー・テクニーク
  

2005 02/28 18:04:12 | ピアノテクニック | Comment(0)
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他の楽器の人では見ないのに、なぜかピアノの人だけが演奏中に、踊っているのかと思えるくらいに体をぐにゃぐにゃに動かして、いかにも歌って弾いていますって格好して演奏している姿を見ます。体をリラックスさせるのはとても大切ですが、体に芯が通ってないような状態では、自分の持っている力(エネルギー)を発揮する事は出来ません。体をどうしてリラックスすることが大切なのか?それはリラックスしないと、本来持っている自分の力や能力を発揮できないからです。体をやわらかくするのではなくて、リラックスすることで、自分の”気持ち”をたくさん出していけるようになるのです。
ヨーガやってみるとわかります・・・。

2005 02/28 17:46:47 | ピアノテクニック | Comment(0)
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すごく座る事に無頓着な人もいますが、あまりに椅子の高さに過敏になりすぎている人もいるようです。あるピアニストの話ですが、コンサート本番に舞台で椅子の高さ調節がうまくいかなかったからと楽屋に戻って電話帳を取って来て椅子に乗せ、それでも気に入らないと、電話帳の中の1ページを切り取り、それでやっと演奏を始めたという皮肉のこもったエピソードがあります。ひじが鍵盤よりも落ちてしまうと、グレングールドのような格好になり、そうなると腕の動く範囲が狭まるので、彼のようにバッハしか弾けなくなりますし、椅子を高くすると私達日本人の体型だと”でん”と座るとペダルが届かなくなるので、これもあまりよくないと思いますが、椅子の高さに過敏になりすぎないほうがいいと思います。
2005 02/27 21:49:54 | ピアノテクニック | Comment(0)
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コンサート本番で演奏中に、フォルテで弾いた瞬間椅子が後ろにすべり、舞台袖まで跳んで行ってしまった・・・って話を聞いたことがあります。(これはかなりオーバーですけど) 弾いている最中に椅子が後ろにすべるという人はけっこういるようです。何でそうなるのかよく見てみると、そういう人は椅子を高くして、ちょっとだけお尻を乗せ、足を突っ張らせて座っていたり、打鍵する時に鍵盤を突っぱねるようにして弾いていました。フォルテで弾く程体を突っぱねて弾くので、椅子がすべっていくみたいです。体に力を入れてしまわずに、開放することを学べばこういった現象もなくなるでしょう。
2005 02/27 21:21:51 | ピアノテクニック | Comment(0)
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よく演奏中の表情がすごく怖い人がいますが、緊張すると人間は奥歯をかみ締めてしまうくせがあり、奥歯をかみ締めて力んでいます。そうすると必ず顔の表情がこわばってしまいます。独りで練習する時には、周りを気にせずいろいろ試せるので、声に出して歌って弾いたり、時々は笑いながら弾いてみたりすると、奥歯に入っていた力が抜けていくので、いろいろ試してみるといいですよ。これは呼吸にもつながりますので、ぜひいろいろ試して楽しく練習して発見してくださいね。
2005 02/26 12:32:01 | ピアノテクニック
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ピアノで呼吸を習う事はほとんどしませんが、呼吸と音楽はすごく深くつながっていて、呼吸を感じない演奏は息苦しく聴こえてきます。自分では呼吸をしているつもりでも、していない事がほとんどだと思ったほうがいいくらい、ピアノを弾いているときに呼吸ってしていないことが多いです。演奏し終わって息が上がってしまっていれば間違いなく呼吸できていないと思っていいでしょう。体に力が入って力んでしまうと絶対呼吸はスムーズにできなくなります。いつも体を緩めることを意識して、呼吸にあわせて演奏してみると音楽が自然と見えてきたり、うまく弾けなかったとこが難なく弾けたりするものです。
2005 02/26 12:16:12 | ピアノテクニック | Comment(0)
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どうしたら歌えるのか?心の中では歌いますが、体では歌わないようにすればいいのです。体はただピアノの音を鳴らす、ただそれだけです。そんなんじゃ、機械的な音楽にしかならないって演奏は、それはピアノの音に色がないからです。いろんな色の音を出すには、自分が素直にピアノに向かって、一つ一つの音を素直に鳴らすこと、まずはそれをしないと色は見えてきません。体で歌っても音には反映されないってことを知ってることが、美しい音楽へと導いてくれる一歩となります。
2005 02/25 10:34:55 | ピアノテクニック | Comment(0)
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よく歌って弾きなさい!とか、あなたの音楽は歌えてない!って先生に怒られたけど、自分では精一杯歌って弾いてるのに、どういうのが歌えてるように聴こえるの?って疑問に思った事ないですか?歌うために、鍵盤のタッチに変化をつけてみたり、腕を泳がしてみせたり、胸から肩を使って表現しようとしたり、顔の表情をつけてみたり、音を出す直前に気持ちを溜めてから弾いたり、いろんなこと工夫して弾いている姿を見かけます。外見ではとても歌って弾いているように見えますが、実際音だけ聴いたらどうでしょうか?頑張っていろんなことをすればする程、音には反映されず、ぎこちない演奏やつまらない演奏になっていきます。
2005 02/25 10:02:10 | ピアノテクニック | Comment(0)
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いい響きは楽器全体から音が溢れてくるように飛んできます。あまりいい響きでなければ、そこでとどまっていたり、下に落ちていったり、こもっていたり、大きな音、小さな音関係なしに聴き手にまで伝わりません。聴き手に伝わらないってことは弾いている本人にも伝わらないということです。自分で弾きながら自分の音が少しでも自分に返ってくるような演奏になるといいですね。時々は自分の響きを追うことだけに意識して弾いてみるのもいいでしょう。
2005 02/24 10:48:02 | ピアノテクニック | Comment(0)
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弾き方によって音の鳴り方が違うって感じていただけることがまず大切です。それからだんだんいい響きの音を求めていくと自然と音楽が見えてきます。いい響きを言葉で説明するのはかなり苦しいですが、グラスの淵を指でなでた時に出るフワ〜っとしていて、音を出した瞬間よりも少し後から伝わってくるような、柔らかくて心地のいい音です。あまり心地良くない音とは、音が鳴った瞬間が明確に聞こえ、音が直線的で体に突き刺さって聞こえてきます。この違いが演奏に大きく影響してきます。
2005 02/24 10:11:26 | ピアノテクニック | Comment(0)
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