ピアノテクニックと音楽のつながり

カテゴリ[ ピアノテクニック ]の記事 (64件)

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鍵盤をつかんで弾こうとしても、それがどういう感覚なのかなかなかつかめないと思います。お茶碗を上から指でつかんで持ち上げてみると、今までピアノを弾く時の指の形とは少し違って、手首は少し上がり手のひらは少し開きぎみになると思います。いつも手の中や指の関節の力が抜けている状態がいいのですが、お茶碗を握ると少し指先に圧力をかけないと握れないでしょう。ピアノを弾く時も指に少し圧力が必要になりますが、とても繊細で壊れやすいお茶碗をつかむつもりで鍵盤もいつもやさしくつかむようにして弾きましょう。そしていつも自分の音の変化に耳を傾けて弾くようにしましょう。
2005 02/23 10:30:15 | ピアノテクニック | Comment(0)
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鍵盤を”たたく”とか”押す”とかいろんな表現がされていますが、打鍵と言う文字から”たたく”が一番近いのかもしれません。でも実際に鍵盤をたたくとどんな音がでるのでしょう?ある時は「心を込めて弾きましょう」と言われ、ある時は「強く鍵盤をたたいて(押して)弾きなさい」と言われますが、心を込めてたたける(押せる)でしょうか?すごく矛盾を感じませんか?ピアノの鍵盤は下に落ちるので、押すように感じますが、絶対押したりたたいたりしてもいい音にはなりません。鍵盤は『つかむ』のです。指先で1つずつ鍵盤をつかんでいくととってもいい音へとつながり、とてもきれいなレガートになり、そして心を込めて弾けるようになっていきます。
2005 02/23 10:04:15 | ピアノテクニック | Comment(0)
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レガートってよく出てきます。”なめらかに弾く”なのですが、実はこれがとても深くて、単純に音と音を切らないでつなげるだけのレガートから、本当に美しいレガートまであるのです。ピアノニストでも本当に美しいレガートで弾いている人とそこまで達していない人がいるくらい、レガート奏法って難しいことです。本当に美しいレガートは音と音の間に全く壁が聞こえません。ちょっとでも壁が聞こえると本当のレガートではなくなってしまいます。少しでも壁があるだけで、音楽の流れの邪魔になっていきます。この違いを聞き分けられるようになるには本当のレガートを知らないと難しいかもしれないです。
2005 02/22 11:15:03 | ピアノテクニック | Comment(0)
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ピアノを弾く時にはどこにも力を入れないのが一番最高です。でもそれを100%こなす事は一生かかっても難しいでしょう。そんなに時間のかかることなら、今からやっても仕方がないとあきらめてしまうかもしれませんが、その努力は絶対に損にはならないので、決してあきらめないで下さいね。まず体をリラックスして体を絞めてしまわないことが大切です。あとは関節が固まらないこと、肩、ひじ、手首、指の関節すべてです。”手の形は卵を握った・・・こんな形で”って習ったかもしれませんが、そうやって形から入ってしまうと指の関節は固まってしまうだけです。かと言ってすべて弛めてしまうと今度は打鍵したときに音が出なかったり、ふにゃふにゃで弾けなかったり、よくないこともたくさんでてきます。自分で少しずつ関節を弛めていこうと意識していくと少しずつ音色の変化に気付くでしょう。それが大切です。
2005 02/22 10:42:26 | ピアノテクニック | Comment(0)
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腕の"脱力”と腕を"泳がす”のとは違います。腕を脱力させるのに、ひじから力を抜いて腕を大きく泳がすといいと思っている人多いと思いますが、腕を泳がすということは、無駄なエネルギーをたくさん使い、時間のロスが多くなります。ロスタイムが多いと音楽はだんだん遅れていき、それを補なおうと今度は指を早く動かそうとするでしょう。そうなると自分の気持ちが指に追いつかなくなり、だんだん指が空回りを始めたり、自分をコントロールできなくなっていきます。かと言って腕を泳がさないように固定してしまうのとは違います。脱力と泳がすのとは違うということを良く知っていることが大切です。脱力している感覚を知るには水の中で腕をプカプカ浮かべてみるとよくわかります。腕の中が空洞みたいでしょう?こんなからっぽの腕で弾けるなんて信じてもらえないかもしれませんが、それでいいのです。
2005 02/21 12:12:59 | ピアノテクニック | Comment(0)
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自分の音をどれくらい聴いているでしょうか?聴いているつもりでも意外と聴けてないものです。目は閉じたり開いたりを自分で自由にでき、見たり見なかったりを自分で意識してコントロールできます。でも耳は何の意識をしなくても勝手に聞こえ、普段意識してコントロールすることはほとんどしません。耳に手をあて、ダンボの耳にして周りの音をよーく澄まして聞いてみると、普段聞こえなかったはずの時計の音や、いろんな音が聞こえてくるでしょ?それくらい耳に集中して、自分のピアノの音を聴こうとしないといけません。いつもいつも聴くことに集中して自分の音をよく聴いていれば、自分の音色の変化に気付くはずです。それが上達の一歩です。
2005 02/21 11:01:49 | ピアノテクニック | Comment(0)
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ピアノを弾く時に左足で踏ん張って弾くようにと、よく教えられますが、足に力をいれて踏ん張ることは絶対にしないほうがいいと思います。どうしてかと言うと、足に力を入れると必ず体全体が硬直していきます。足を踏ん張る事で自分を苦しめていってることを知りましょう。弾く前に片足ずつ手をぐうにして足全体をトン!トン!と軽く叩いていくと自然と力が抜けていきます。そうして力を抜いていって、それからだんだん足裏から地面をよく感じていきましょう。足を踏ん張るのではなく、足底から地面をよく感じることが大切です。
2005 02/20 20:57:24 | ピアノテクニック | Comment(0)
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座った時、お腹はどうなっていますか?”でん!”と座ったら、今度はお腹の状態を感じましょう。お腹が緊張しているとなかなか心地よく”でん!”と座れないと思います。その時はお腹を緩めましょう。お腹を緩めるってなかなか意識できませんが、お腹がへこんでいると緊張しているので、”あ〜お腹一杯”って状態を想像するとうまくつかめると思います。
2005 02/20 20:44:08 | ピアノテクニック | Comment(0)
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ちゃんとした座り方ってあるのでしょうか?ないかもしれません。でもピアノを弾く時に意外と座るという作業に無頓着な人って多いと思います。体を安定できていればあまり深刻に考えなくても良いと思いますが、どうすれば安定して座れるのか、そこが一番の課題でしょう。簡単に言うと”でん!”とお尻が椅子にしっかり乗っている状態です。時々椅子を高くして、ちょこっと申し訳程度に腰掛け、足を突っ張っている人を見かけます。これでは絶対体の安定は得られません。日本人の標準の体型だど、椅子にでん!と腰掛けてペダルに足が届くには、ある程度椅子を低くしないとちゃんと座る事は難しいでしょう。欧米人では時々、太ももがピアノにつかえるくらい、足の長さが有り余っている人を見かけますが、それくらいの長足を持っていれば椅子の高さなんて気にしなくてよいでしょうね。
2005 02/19 19:39:18 | ピアノテクニック | Comment(0)
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ピアノが上手になるためには、”指”を動かすことばかり考えてしまいますが、ピアノの鍵盤は88鍵もあるので、腕が左右に自由に動かせないと弾けません。腕がまず自由に動く事、それは力が抜けていて左右に素早く動かせる状態を保っている事です。そのために絶対必要なのが体を安定させることです。腕を動かす度に体が不安定では、腕は素早く自由になんて動かせません。ましてやもっと細かい作業を要求される指にまで神経はまわらないでしょう。体が不安定にならないようにする為に、ちゃんと座るという事が必要になります。
2005 02/19 18:40:36 | ピアノテクニック | Comment(0)
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弾かなくてもいすに座った瞬間だけでその人の演奏がだいたい聴こえてきたりします。それ程座るって重要なのです。習い始からちゃんと座る事をしていればそれ程難しいことではないと思いますが、ピアノを弾く作業があまり自然な格好ではなく、ましてや、やってはいけない事なのに、やらなければいけない事だと教えられれば、すごく恐ろしいことになっていきます。やってはいけないことを日本では、そうやって弾くのだと教えている先生が今でもいます。
2005 02/18 23:22:20 | ピアノテクニック | Comment(0)
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学生時代に習っていた先生にはいすを高くして、左足で踏ん張って、上から腕の力をつかって振り下ろすように、そうやって音を出すようにって教わってきました。そのお陰で(?)無理な姿勢をとり続けてきたために、自然な姿勢というものを忘れてしまいました。それを取り戻すのは失う時間の何十倍もかかります。

2005 02/18 12:03:28 | ピアノテクニック | Comment(0)
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ピアノのテクニックでこれが正しいですというのはどこにもないと思いますが、やはりいいテクニックとあまりよくないテクニックはあります。いいテクニックを持っているのとそうでないのとの差は格段に違います。何が違うかと言うと、やはり一番は音色です。音色と音楽とは関係があまりないのでは?と思われるでしょうが、実はここがいちばん重要です。いい音でひくということは、自然体で弾けていることとつながります。無理に何かを作って見せてもいい音楽は生まれません。どういうテクニックで弾くといい音楽になるのか・・・これがピアニストにとっては一番の課題です。
2005 02/17 11:52:58 | ピアノテクニック | Comment(0)
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アコースティックピアノ(電気ものでないピアノ)の一番の良さは、何と言ってもピアノの音色、誰しもがピアノの音色にあこがれてピアノを弾きたくなる、それがアコースティックピアノなんです。スイッチ・オンの電子ピアノは音は出ますが、鳴るのではありません。アコースティックピアノは音が鳴るから楽しいのです。
2005 02/17 11:46:12 | ピアノテクニック | Comment(0)
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