ピアノテクニックと音楽のつながり

2005年 02月 23日 の記事 (2件)


鍵盤をつかんで弾こうとしても、それがどういう感覚なのかなかなかつかめないと思います。お茶碗を上から指でつかんで持ち上げてみると、今までピアノを弾く時の指の形とは少し違って、手首は少し上がり手のひらは少し開きぎみになると思います。いつも手の中や指の関節の力が抜けている状態がいいのですが、お茶碗を握ると少し指先に圧力をかけないと握れないでしょう。ピアノを弾く時も指に少し圧力が必要になりますが、とても繊細で壊れやすいお茶碗をつかむつもりで鍵盤もいつもやさしくつかむようにして弾きましょう。そしていつも自分の音の変化に耳を傾けて弾くようにしましょう。
2005 02/23 10:30:15 | ピアノテクニック | Comment(0)
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鍵盤を”たたく”とか”押す”とかいろんな表現がされていますが、打鍵と言う文字から”たたく”が一番近いのかもしれません。でも実際に鍵盤をたたくとどんな音がでるのでしょう?ある時は「心を込めて弾きましょう」と言われ、ある時は「強く鍵盤をたたいて(押して)弾きなさい」と言われますが、心を込めてたたける(押せる)でしょうか?すごく矛盾を感じませんか?ピアノの鍵盤は下に落ちるので、押すように感じますが、絶対押したりたたいたりしてもいい音にはなりません。鍵盤は『つかむ』のです。指先で1つずつ鍵盤をつかんでいくととってもいい音へとつながり、とてもきれいなレガートになり、そして心を込めて弾けるようになっていきます。
2005 02/23 10:04:15 | ピアノテクニック | Comment(0)
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