指の形は人それぞれで、生徒の指だけを見て、誰の指かわかるくらい特徴ってありますよね。 顔と変わらないくらい手の形も人それぞれなので、できるだけ自然体で弾くように、あまり形にはこだわっていません。
でも一つだけいつも気にしていることがあります。
それは”親指”です。
親指って特殊ですよね。これがけっこうやっかいでして、親指をどうするかでずいぶん変わってくるのです。
指の形を注意しなかったら、ほとんどの人は親指が鍵盤から落ちてしまってます。 そこで「親指はずっと鍵盤に乗せておいてね」と、親指を意識して鍵盤上に乗せて弾くことだけは、何度も教えています。
やっかいな親指を意識することで、かなり演奏って変わってきます。親指のことはまた次回に書こうと思います。
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