演奏者の表情を見ているといろんな人がおられますね・・・。
ひどい人は顔で音楽を表現しているのか?って方もいらっしゃいますがあれはちょっと奇妙ですね。
ヨーガの先生はよく”ほっぺも緩めて”っておっしゃいます。ほっぺたが緊張していると体も緊張するからです。
顔で音楽を表現しているピアニスト、たくさん見かけますが絶対あのようなまねはしないほうがいいですよ。
自然に自分の演奏から顔に表情がでる人と、顔で音楽を表現しようとしているのとは全く違うので、自分でこれがいいと思って顔でコントロールすることは絶対やめたほうがいいです。
ほっぺを緩めて顔がこわばらないように・・・それだけでも肩の力も抜けてくるので、ほっぺやまゆなどがこわばらないようにしたり、奥歯をかみ締めないように意識するのも一つの練習方法になります。
顔をしかめて弾いている人や、顔でいろんな表現をしている人を見るたびに、健康は大丈夫だろうかって心配してしまいます。
花粉症や顔に何かのアレルギーをもっている人の中には、顔の血行が悪くなって発症している人もいるのではないかと思います。
重症になればめまいや耳鳴りなんかも起こってくるかもしれません。
すべての原因がそうではないでしょうが、無理してピアノを弾くということを繰り返しているとあまり体にはよくないことがたくさん起こってくるので、いつも自然体を忘れないようにしたいですね。