長調と短調をもう少し分析すると、それぞれにシャープの調とフラットの調と、そしてシャープもフラットもつかないハ長調(イ短調)があります。シャープやフラットがたくさん付くほど、”そんなにややこしくしないですべてハ長調(イ短調)にしたらいいのに!”ってぶつぶつと文句を言ってる方おられますが、シャープの調にするかフラットの調にするかで音楽の性格が違ってきます。もっと深く言うと、すべての調でそれぞれの性格があり、色があります。作曲家はそういうのも考えてそれぞれ合った調で書いています。何調で書かれているか、これを無視しないようにしましょう。
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