カテゴリ[ 脳や神経の病気 ]の記事 (3件)

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前回までは赤ちゃんの新生児期の病気についてご紹介してきましたが、今回は脳や神経の病気についてご紹介します。
病気の名前と主な症状などを挙げていきますので、参考になさってください。

熱性けいれん
・熱性けいれんは、高熱が出た時に起こるけいれんのことです。
10人から20人に一人の確率で起こると言われていますので、確率的には高いです。
ほとんどは心配のないものですが、初めてのけいれんには赤ちゃんもママも慌ててしまうことでしょう。
これから紹介します知識を武器に毅然と対応してください。
症状としては、熱の出始めに全身が突っ張ります。
それから、手と足もびくついてきますが、5分もたたずにおさまることが多いけいれんです。
赤ちゃんは発作がおさまると眠りに入り、そのあと何事もなかったかのように目覚めるので心配はないでしょう。
このように症状が落ち着いてから病院を受診なさってください。

憤怒(フンヌ)けいれん
・乳幼児に多いけいれんのひとつで、激しく泣いているときに起こしやすいと言われています。
赤ちゃんの思い周りに伝わらないという苛立ちや不快な気持ち、痛みを感じたときなどに生じます。
これは、刺激に対して未熟な赤ちゃんの脳が敏感に反応することによって、脳内酸素が欠乏するために起こると考えられています。
このけいれんは成長するにしたがって自然と治るものなので心配はいりません。
ひきつけを起こした場合は安全な場所に移して、ボタンやベルトなどの締め付けを外して楽にさせ、赤ちゃんの背中を叩いたりなでたりして早く呼吸させるようにしましょう。
早ければ5分以内、長くとも10分以内にはけいれんが治まりますので、そのあとに病院を受診することをお勧めします。
2009 03/03 06:04:47 | 脳や神経の病気 | Comment(0)
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前回に引き続きまして、脳や神経の病気についてご紹介しますのでぜひ参考になさってください。

てんかん
・てんかんは、原因がはっきりしておらず100人から200人の割合で発症すると言われており、脳の神経細胞が異常に興奮するために起こります。
症状としては、軽いものから意識がなくなり倒れるものまであり症状は異なります。
治療としては、抗けいれん剤の服用が中心となり長い時間に渡って内服しなくてはなりません。
日常では、規則正しい生活を心がけ精神の安定も保つようにして刺激を避けましょう。

脳性まひ
・運動障害を起こす病気で、原因としては脳の障害が考えられます。
最近では、生まれた時の体重が1500g以下の低出生体重児や極低出生体重児の脳性麻痺の割合が増えつつあります。
症状としては、発達段階に応じた動きができず、物をつかめないなどの遅れがみられます。
ですが、早い時期から機能訓練を受けることで運動能力は改善されます。

精神発達遅延
・これは知能の発達に遅れがみられる状態のことを言います。
IQによってわけられ100を標準とすると、50〜70は経度、35〜50は経度となり、20〜35は重度と分類されます。
症状として共通していることは低い知能で、病気や異常による症状としてはダウン症や脳性まひが挙げられ、後天的なものでは嘔吐発熱けいれんなどの症状が挙げられます。
治療としては原因がわかっている場合はその治療が最優先となります。
知的障害がある場合は、その子供に応じた対処をして成長を見つめていくことが重要となります。
2009 03/03 03:03:24 | 脳や神経の病気 | Comment(0)
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今回も赤ちゃんの脳や神経の病気についてご紹介していきますので知識として覚えておきましょう。

髄膜炎
・病原微生物の感染によるもので、髄膜が炎症を起こす病気です。
種類としては、ウイルス感染によるウイルス性髄膜炎や細菌感染による細菌性髄膜炎、細菌感染で重症になりやすい流行性髄膜炎などがあります。
共通している症状としては、頭痛や嘔吐や発熱などです。
ウイルス性の場合は1週間ほどで回復しますが、細菌感染の場合はてんかんなどを引き起こす可能性もあり重症の場合は後遺症も残ってしまいます。
入院が必要となることもありますし、回復しても赤ちゃんの体力や抵抗力はかなり落ちていますから無理をさせず、ママは気を引き締めて経過観察しましょう。

急性脳炎
・脳に炎症が起こる病気で、原因はウイルスや細菌と言われています。
よく知られている脳炎のひとつに、日本脳炎が挙げられます。
日本脳炎は蚊を媒介として感染するもので、重症になると命にかかわります。
治療法がないために、予防が重要となっています。
他には、風疹や麻疹の後に脳炎を起こす場合もあり、この場合知能障害や運動障害などの後遺症が起こることもあり大変危険な病気です。
症状としては、発熱や嘔吐などでけいれんも起こします。
数日で回復するものの後遺症が残るといった最悪のケースもあります。
このような事態を招かぬように、予防接種を忘れずに受けることをお勧めします。
赤ちゃんにとってママの知識が命にかかわる事態から救うこともありますので、日頃から知識を増やしておくことをお勧めします。
2009 03/03 01:01:25 | 脳や神経の病気 | Comment(0)
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