思索に耽る苦行の軌跡
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――涅槃以外に輪廻転生から逃れられる術があるがお前には良く解らうが……

――未来永劫に意識と感覚が自我に縛り付けられたままのあの世のことかね。

――つまりは……

――つまりは地獄さ。未来永劫自意識に囚われ続けなければならず、拷問の極致の中にゐ続けなければならない地獄……

――未来永劫「私」でゐ続けられるのだからある種の人間にとっては極楽じゃないかね。

――ふっ。それでお前は地獄に堕ちたのか……
2007 05/01 07:12:21 | 哲学 文学 科学 宗教
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この世の森羅万象は多分夢を見るに違ひないと思ふが、瞼の出現で多分夢といふものの性格が突然変異するが如く変質したに違ひない。

多分、瞼が出現する以前は闇なるものはその概念すら無く、漆黒の闇は瞼の出現と共に脳が創り上げた傑作の一つではないかと思ふ。

盲ひた人に尋ねると眼前には灰色の虚空が拡がっていると聞くが、さうすると、闇は視力のある人にしか見られないもので、闇の出現で夢は具象と抽象を行き来することが可能になったのではないかと思へるのであるが、さて、今夜瞼を閉ぢた漆黒の闇に出現する世界は我を我として受け入れてくれるだらうか……
2007 05/01 07:10:36 | 哲学 文学 科学 宗教 | Comment(0)
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時間もまた流れる流体の一種ならば時間のカルマン渦も時間の表象に生滅してゐるに違ひない。その時間のカルマン渦の一つ一つが物の生滅を象徴してゐるとしたならばそこに見えるパノラマは将に諸行無常の位相の数々に違ひないのだ。

その時間のカルマン渦の一つにたゆたふ我はまた、ゆるりと流れ行く時間を味はひながら己の無常といふセンチメンタルな感傷に耽るといふ極上の楽しみを満喫せねばならぬいふ宿命を自嘲してゐる。。。

――あっ、これが物自体の影絵なのか……
2007 05/01 07:08:51 | 哲学 文学 科学 宗教 | Comment(0)
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――この浮遊感は何なのだらう。ふわふわと浮いてゐるやうでゐて、何故だらう、何処か底の知れぬ奈落へと落下してゐるやうな嫌な感じだけが脳裡を掠める……

さて、不意にお前は口に出したな、「許して下さい」と。お前は今、パスカルの深淵の真っ只中さ、へっ。
2007 05/01 07:06:30 | 哲学 文学 科学 宗教 | Comment(0)
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不合理故に我信ず。

我は何故に存在してしまったのであらうか。

知らず知らず自他の逆転の仮象に埋没して行く。。。
2007 04/30 23:53:01 | 哲学 文学 科学 宗教 | Comment(0)
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