聖教新聞「きょうの発心」から
 設ひ・いかなる・わづらはしき事ありとも夢になして只法華経の事のみさはぐらせ給うべし(兄弟抄、一〇八八ページ・編六八九ページ)
 *通解
 たとえ、どのような煩わしいことがあっても、夢のなかのこととして、ただ法華経のことだけを思っていきなさい。
1996年2月1日付
 中学一年の時、母に続いて入会しました。私が物心ついたころから、父は酒グセが悪く、家にいても心の安らぐ時がないほどでした。
 しばらくして、父と離れ離れになり、家計も一層、窮迫。そんななかでも、一家の試練を乗り越えようと、苦労を一身に背負い、御本尊に唱題する母の姿に、信心を教わる思いでした。この御文を学んだ時、信心一筋の母を思い起こし、以来、座右の銘としてきました。
 社会人となり、私も真剣に広布の活動に取り組むようになりました。弘教に会合にと、充実の毎日。五人の友人を入会に導くこともできました。しかし、まだ父のことで葛藤が続いていました。
 転機は、昭和四十七年の女子部夏季講習会。池田先生にお会いし、指導を聞くなかで、自身を振り返ることができました。そして、“父がいたからこそ信心を深めることができた。父にこの信心の偉大さを理解してほしい”−−父への感謝の心がわいてきたのです。
 婦人部に移ってからは、地区担当員の時、地区で一年間に十世帯、支部婦人部長の時には、支部で二十三世帯の拡大を勝ち取ることができました。広布拡大の喜びにあふれるなか、感謝の思いで父とも仏法対話。晴れて父が入会したのです。「一家和楽の信心」の最高の出発となりました。
 日本一幸福な楽土の建設を目指し、大自然あふれる天地を全力で駆けてまいります。(第一岩手<県>婦人部長)

未来の本屋〜でじたる書房〜

2006 02/01 11:11:54 | きょうの発心
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