中学一年の時、母に続いて入会しました。私が物心ついたころから、父は酒グセが悪く、家にいても心の安らぐ時がないほどでした。
しばらくして、父と離れ離れになり、家計も一層、窮迫。そんななかでも、一家の試練を乗り越えようと、苦労を一身に背負い、御本尊に唱題する母の姿に、信心を教わる思いでした。この御文を学んだ時、信心一筋の母を思い起こし、以来、座右の銘としてきました。
社会人となり、私も真剣に広布の活動に取り組むようになりました。弘教に会合にと、充実の毎日。五人の友人を入会に導くこともできました。しかし、まだ父のことで葛藤が続いていました。
転機は、昭和四十七年の女子部夏季講習会。池田先生にお会いし、指導を聞くなかで、自身を振り返ることができました。そして、“父がいたからこそ信心を深めることができた。父にこの信心の偉大さを理解してほしい”−−父への感謝の心がわいてきたのです。
婦人部に移ってからは、地区担当員の時、地区で一年間に十世帯、支部婦人部長の時には、支部で二十三世帯の拡大を勝ち取ることができました。広布拡大の喜びにあふれるなか、感謝の思いで父とも仏法対話。晴れて父が入会したのです。「一家和楽の信心」の最高の出発となりました。
日本一幸福な楽土の建設を目指し、大自然あふれる天地を全力で駆けてまいります。(第一岩手<県>婦人部長)
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