この御文は、病気がちであった富木尼御前に対する心からの励ましの御言葉です。
「いのちはつるかめのごとく」との仰せには、尼御前が病弱を克服して長寿を全うしていくように、との大聖人の願いが込められています。また、「さいはいは……」と、月が満ちて皓々と輝くように、潮が満ちて水かさを増していくように、幸福に満ちあふれた人生であるように、と強盛に祈っています、と仰せられています。
一人の人を大切にされる大聖人の慈愛の深さに感動を禁じ得ません。
私の母も、私が幼少のころから病弱でした。それが我が家の入会動機でした。しかし、入会後、唱題に活動に励むようになった母は、いつしか体が丈夫になり、寝込まなくなりました。
私が婦人部で活動し始めたある日、思いがけず池田先生に家族のことを報告する機会がありました。先生は「今度はお母さん達を呼んであげよう」と提案してくださり、昭和五十三年十月に指導部(当時)の勤行会が実現しました。その時、喜々として参加した母の姿は忘れられません。母はその後、幸せにあふれた人生を送りました。
「朗々と題目を唱える時、我が胸中に太陽が昇る。力があふれる。慈愛がわく。歓喜が燃える。智慧が輝く」とスピーチにあります。
どこまでも御本尊への強盛な祈りを根本に、同志と共に福徳に満ちた人生を築いてまいります。(埼玉・川口<県>婦人部長)
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