病気と経済苦に悩み、希望を失い、人を恨み、卑屈になっていた私は、友人の紹介で、昭和三十一年に入会しました。以来、同志が我が家を訪れては激励してくれ、こんなに温かい世界があったのかと感動したものです。
特に、東京から来た先輩幹部に教えてもらったこの御文は、私の支えとなりました。
−−社会にあって一時的に敗北することもあるだろう。しかし、そのこと自体は、法華経をきずつけることではない。その時に人間として誇りを失ったり、卑屈になったり、信心を失うことこそが法華経にきずをつけることなのである、との励ましとともに、深く胸に刻みました。
以後、何があっても退転しないことを決意し、弘教に学会活動に真剣に取り組みました。入会して五年、気がついてみると、病気も克服し、会社を設立して生活も安定するまでになっていたのです。
池田先生はかつてこの御文について「何があろうと、自分の『信心』に傷をつけてはならない、学会員としての『誇り』をもち、『襟度』をもって、立派に生きよ、理想に生きよ、広宣流布に生きよ、ということになろう」と指導されています。
これからが、本当の自身の人生総仕上げの時ととらえ、地涌の誇りを胸に使命の道を堂々と進んでまいります。(鹿児島県副県長)
未来の本屋〜でじたる書房〜