私が大学三年の春、母が虫垂炎の手術で入院。その後の検査で大腸に悪性のポリープが見つかり長期入院することに。また父も、その一カ月後に頭蓋骨骨折の大事故で、まったくの痴呆状態になってしまったのです。
その後、父に何百万円もの負債があることも分かり、毎日のように送られてくる請求書の金額は驚くほどでした。
大学を休学し、アルバイトしながら、祖母と妹と三人交代で泊まり込みで父を看病。そして、退職金を負債にあてる算段で、父の会社へ何度も足を運ぶ生活が続きました。そうしたなかで地域の学会の方に励まされ、“絶対に負けるものか”と真剣に祈り、学会活動に頑張りました。
その年の八月、父は三回目の手術の後、麻酔が切れて苦しみ出しました。医師も手の施しようもなく、「もう題目しかない」−−そんな思いで妹と必死の唱題。それは朝まで続きました。
そして、思いもかけなかったことに、この日、父の会社から低利の融資を受けられる知らせが届いたのです。しかも、この手術を機に父の意識は正常に戻り、更に十鼬獅ノは職場に復帰。一方、母もすっかり健康を取り戻し退院することができました。
どんな困難があろうとも、真剣な祈りによって必ず乗り越え、蘇生できる−−この御文を心から実感する出来事でした。
同じような体験は、学会の中には枚挙に暇がありません。この人間蘇生のドラマを綴ってきたのが学会の歴史です。真実の学会の姿を語る、正義の言論戦を繰り広げてまいります。(男子部副書記長)
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