この文は涅槃経の一節です。貧女の譬えは、不惜身命で仏法を護持することによって、悟りの境涯を求めずして得られることを示しています。
私は小学四年生の時に母とともに入会。女子部時代は、真剣に唱題しては友人と仏法対話を重ねました。
しかし、なかなか実りませんでした。落胆していた私に、先輩が「人のためにあげたお題目も、全部あなたの福運、成長となって返ってきますよ」と激励してくれたのです。
また、ちょうどそのころ、この文を知りました。“そうだ、大変な時こそ、勇気を奮い起こし、不惜の精神で広布のために尽くしていこう。その中でこそ最高の幸福境涯を求めずして得られるんだ”−−目の前が一気に開けた思いでした。
以来、何か障害にぶつかるたびに、この文を支えに唱題を重ね、学会活動に励み、試練を乗り越えてきました。
後で振り返ってみると、内向的な性格のために人間関係などで悩むことが多かった私ですが、いつの間にか、すべて解決していることに気付いたのです。そればかりか、いつも自分のちっぽけな悩みに振り回されていた私が、友のために尽くせる境涯になっていたのです。
これからも、いかなる障害があっても、婦人部の太陽のごとき祈りで地域を、家庭を照らし、朗らかに前進してまいります。(東京・第一品川<区>婦人部長)
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