伝統の二月−−。私にとっても、入会三十五周年の記念の月にあたります。南国・宮崎から上京して半年目、ようやく東京の生活に慣れたころ、友人の「宿命転換の仏法です」との確信の一言に入会を決めました。
ところが、私の入会を知った親、兄弟、知人の猛反対にあいました。自ら選び取った信仰を、最も親しい人から非難されるのは、つらいことでした。
そうした私を心配した先輩が教えてくれたのが、この御文です。以来、父親の猛反対にもめげず純真な信仰を貫き、遂には父親を信仰に導いた池上兄弟の姿が、私の信心の鑑となりました。
その後も、多くの苦難の峠、辛苦の谷がありました。しかし、私は、つらい事態に直面するたびに、障魔の嵐を乗り越えた池上兄弟のことを思い起こしては祈り、行動するなかで、身近な人々と対立するのではなく、自らの幸福の姿をもって、信仰の正しさを証明しよう、と唱題根本に頑張り抜きました。
現在、三人の子供は独立。三年前に定年退職した夫とともに第二の人生を、“生涯青春”の心意気で、日々、挑戦しています。今、何よりも自ら選んだ正しい信仰を貫き通したことに、深い幸福感を味わっています。
この御文の御精神のままに、二〇〇一年五月三日をめざし、これからも広布一筋に歩み、人生の総仕上げをしてまいります。(東京・目黒区副婦人部長)
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