|
なぜ、私が税理士を目指したのか?
取材を受ける中で、必ず聞かれる質問です。
取材記事を見ていただければ書いてあるのですが、理由は次の通りです。
私が税理士を目指したのは、高校に入ってすぐです。
その当時、日本はバブルの真っ只中で大手企業や証券会社に入れば一生安泰という時代でした。
そんな当時に、わざわざ事業家を目指したのは、会社に縛られ上司の言うことを聞くだけの仕事はしたくない。
人生思い通りに楽しくやったほうがいいじゃないかという考えからでした。
もちろんリスクもあります。
ただ、自分が頑張れば頑張っただけ自分に返ってきます。
自分が怠ければそれも自分に返ってきます。
そんな、壁打ちみたいなストレートな反応が面白そう。
そんな考えでした。
私の父は会社経営をしていましたが、その当時からその会社を継ぐつもりはなく、自分で起業すると決めていました。
その当時は、今ほど起業することを世間は認めていませんでした。
そこで、手に職をつけてそれを武器に世の中に出て行こう、そんな想いから専門家を選択しました。
そして、会社の相談や手伝いをすることができるという仕事内容と数字を見るのは苦ではないということから、税理士に決めました。
あと、父が経営者をしていて、周りにサポートする人がいなかった状況を見ていて、自分が少しでも役に立ちたいという思いもあったのかもしれません。
こんなことから、15歳にして税理士として起業すると決めたのでした。
−つづく−
|