カテゴリ[ 皮膚の病気 ]の記事 (6件)

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赤ちゃんは生まれてから3,4か月くらいまでは大変丈夫といっていいかもしれません。
なぜなら、この時期まではおなかの中にいたとき胎盤からもらっていた免疫が働いており風邪にかかりにくくなっているのです。
ですから、風邪をひきやすくなる時期は、それ以降の生後5か月あたりからです。
大体乳幼児期が風邪をひきやすく頻繁に病院に通う機会が増えるでしょう母親から貰っていた免疫が消えて、自身で作りだすまでは風邪をひきやすくなることはしかたないともいえるでしょう。
もともと風邪というものは、ウイルスによってもたらされます。
特に寒い時期にかかりやすくなりますが、これはこの時期はのどの免疫が低下するためでこれも避けようがないことです。
このように局所的な免疫低下が原因ということです。
症状としては、のどが赤くなったり、お腹がゆるくなったり、発熱などが挙げられます。
冬の時期はインフルエンザによって高熱も出る恐れがありますので、風邪をひいてしまった場合は安静一番です。
水分を十分に摂取させて、脱水症状を引き起こさないように注意しましょう。

小児科医によれば、もともと人間が一生の間に風邪をひく確率というものは人によっての大差はないということですから、この時期やこの時期以降の幼少期の風邪も大人になるまでの免疫アップ時期と考えてみてはいかがでしょうか。
私自身の話になりますが、幼少期風邪のオンパレードで、挙句に栄養失調などにもなり入院も幾度もしましたが、大人になった今は風邪もインフルエンザもかかりません。
ですから、風邪はひいただけお子様が強くなるのだと、発想の転換をはかってみてはいかがでしょうか。
2009 03/08 04:00:13 | 皮膚の病気 | Comment(0)
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前回は赤ちゃんの風邪についてのお話をしましたが、今回は夏に多い赤ちゃんの病気についてお話しましょう。
この時期は、夏風邪、ヘルパンギーナ、手足口病、プール熱、夏季熱の以上5つに注意が必要です。
では、それぞれ説明していきましょう。

夏風邪について
・発熱や下痢、口内炎などの症状が主な特徴ですが、冬の風邪に比べれば症状は軽いので安静第一に考えれば良いでしょう。

ヘルパンギーナについて
・突然40度近い熱が出ますので驚かれるでしょうが、1週間もすれば回復します。
この病気は食欲が低下しますので、喉越しのよいものや水分補給を十分にしてください。

手足口病について
・熱は長くても3日くらいで治まります。
手と口と足に、小豆くらいの大きさの水疱も出ますが、1週間もあれば自然消滅します。

プール熱について
・この病気は主にプール感染のためこのような名前がつきました。
特効薬はないので解熱剤を飲ませて安静にしましょう。
目が充血して真っ赤になってしまいますが、1週間もあれば良くなるでしょう。

夏季熱について
・午前より夜に発熱する風邪に対して、夏季熱は午前中に高熱がでます。
風邪と間違いやすい病気です。
涼しい部屋で、冷たいものなどを飲ませるとよくなるでしょう。

これらの病気の見分け方としては、明け方から午前中にかけて熱が上がる場合は、夏季熱です。
熱のほかにのどの奥に水疱ができて食べることや飲むことを嫌がる場合は、ヘルパンギーナです。
熱のほかに喉が赤くなっている場合は、夏風邪です。
熱のほかに目が真っ赤になっている場合は、プール病です。
熱はでるが直ぐに下がるなどの繰り返しで手と足と口に水泡がある場合は、手足口病です。
それぞれの病気の見分け方を覚えておくとよいでしょう。
2009 03/08 00:57:55 | 皮膚の病気 | Comment(0)
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前回に引き続きまして、赤ちゃんの心臓や血管の病気についてご紹介していきます。
赤ちゃんや幼児期の場合は、まれに機能性心雑音と診断されることもありますが、多くの場合は自然に消えていきますので心配することはありません。
ですが、重症な場合は症状が悪化することもありますので今回も引き続きご紹介していきます。

心房中隔欠損症
・左心房と右心房の間にある仕切りに穴が開いたものです。
左心房には肺から新鮮な血液が送られてくるのですが、穴が開いていることのよってその血液は右心房に流れ込んでしまい、さらに右心室→肺→心臓という流れになってしまいます。
これは言わば空回り状態で、心臓にかなりの負担がかかることになってしまいます。
ほとんど症状がないため、小学校入学時の心電図検査にて見つかることも少なくありません。
手術は必要ない場合がほとんどではありますが、穴が大きい場合は大人になってから負担となることもありますので手術ということもあります。
手術後は制限もなく普通の生活を送ることができます。

動脈管開存症(ドウミャクカンカイゾンショウ)
・赤ちゃんがママのおなかの中にいる時期に大動脈と肺動脈を繋いでいる管が、動脈管です。
生まれてすぐに呼吸をすることによって閉じるものですが、動脈管開存症の場合はこの動脈管が開いたままの状態となってしまいます。
これにより、肺に負担がかかり心臓の機能も低下させてしまいます。
症状としては、呼吸困難を起こします。
また、哺乳力が弱いため、うまく栄養を摂れず体重が増えません。
生後1か月ころまでに自然に閉じることもありますが、重症な場合はすぐに手術が必要となります。
また、この1か月を過ぎても閉じない場合にあとから閉じるということはありません。
2009 03/02 10:48:44 | 皮膚の病気 | Comment(0)
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前回に引き続き、赤ちゃんの異変についてのお話です。
日頃から赤ちゃんに接しているママやパパが、誰よりも先に気づくことです。
ここでご紹介する症状や病気を覚えておいて、いつかの起こるかもしれな事態に備えましょう。

リンパ節
・首の後ろや耳の近く、あごの下、脇の下などにはリンパ節があります。
リンパ節は、腫れるとゴリゴリとした異物となり指などで触ることにより確認できます。
この場合は、大きさがそれほどなければ心配することはないと言われています。
リンパ節がはれる原因としては、湿疹や傷などが出来てしまった場合などです。
リンパ節の腫れは、赤ちゃんに痛みがあるものではないので、まずはその原因を解決することが先決です。
大きくなる気配がなければ、しばらくそのままにしておいて大丈夫です。
自然に消えるでしょう。
ですが、あごの下のリンパ節が腫れる場合は、発熱することもあります。
この原因としては、細菌によるもので押すと痛みも伴います。
そして、あごの下だけでなくわきの下やももの付け根のリンパ節まで腫れるときは要注意です。
白血病、悪性の腫瘍の疑いも出てくるからです。
こういったケースは、赤ちゃんにとってまれなケースではありますが、ママにも赤ちゃんにも安心材料となりますので病院を受診しましょう。
また、腫瘍のようなまれなケース以外にも、風疹や川崎病なども疑われますので熱や発疹がでた場合も同様にお医者さんの診察を受けることをお勧めします。
赤ちゃんのうちは、ママも赤ちゃん同様に知らない世界に足を踏み入れたばかりです。
病気は、遅すぎた処置があっても、速すぎた処置ということはありません。
ですから、異変に気づいたら、すぐに問題解決することをお勧めします。
2009 02/13 23:43:02 | 皮膚の病気 | Comment(0)
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今回は、赤ちゃんの皮膚の病気についてご紹介します。
ご紹介する病気は、アトピー性皮膚炎です。
顔や手や足に赤い湿疹が出る病気で、両親や兄弟にアトピー性疾患を患う方がいる場合にアトピー性体質になる場合があります。
私の母もアトピーで、私はその体質にはなりませんでしたが他の兄弟はその体質を受けついでしまいました。
赤ちゃんのうちは顔や首、体中に湿疹が出てしまいます。
かゆみも伴いますので、かくことによって膿などを持つことにより、ますます治りにくい病気となっていきます。
特に大きくなればなるほどかゆみが強く出る傾向もあります。
いくつかの注意事項をこれから説明しましょう。

・ペットはダニやほこりの原因ともいわれますので、飼わないことをお勧めします。
・部屋は毎日十分に掃除をして清潔を保ちましょう。
・絨毯などのけば立ちにゴミやほこりが入って、不衛生にもなるのでそういうものは敷かないようにしましょう。
・ワセリンやベビーオイルなどを用いて、皮膚の乾燥を防ぎましょう。
・食べたものはできるだけ記憶しておき、湿疹が出た時にどの食材で出たか分かるようにしておきましょう。

アトピーは、その赤ちゃんの発疹により処方される薬は違いますので、わからない薬をつけたりせずに専門のお医者さんからもらったものをつけましょう。
私の兄弟は、大人になってからもアトピーに苦しみました。
今は生活環境も変わり改善されましたが、治るまではかなりの苦痛のようでした。
かゆみはかくことが出来れば気持ち良いことですが、かけない場合は性格をイラつかせ乱暴にもさせるものです。
薬を塗ってもおさまらないこともあります。
周りの方々がそんなときは理解してあげることが必要となります。
いつか治ると信じて赤ちゃんを看病してあげてください。
2009 02/06 23:02:45 | 皮膚の病気 | Comment(0)
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前回に引き続きまして赤ちゃんの皮膚の病気をご紹介していきます。
今回は、水いぼとストロフルス、あせもをご紹介します。

水いぼ
・この皮膚病はウイルス性のもので、子供がかかりやすいと言われており、保育園などでもらってくるという場合もあります。
痛みやかゆみはないものですが、どんどん広がっていく皮膚病ですからなるべく早く病院へ行きましょう。
特に、前回ご紹介しましたアトピーなどがある場合は相乗効果でひどくなる可能性があるので注意してください。

ストロフルス
・恐竜のような名前の病気ですが、この皮膚病は乳幼児期後半あたりからかかるものではっきりとした原因はわかっておりません。
季節に左右される病気で、冬に少なく夏に多いと言われています。
夏に多いということで、蚊などの虫に対する過敏反応が原因ではないかと言われています。
ですから、虫に刺されないように注意することが、一番の予防法になります。
と言っても、夏になれば刺されることもあるでしょう。
そんなときは、かかないように爪は短くして、清潔な皮膚を保ってあげましょう。
また、かゆみを止めるために有効な薬もありますのでそれらを使用し悪化しないよう気をつけましょう。

あせも
・汗腺のまわりに炎症が起きることによりできる皮膚病です。
最近ではクーラーを使用する家庭が増えていますから、それほどあせもになる赤ちゃんはおりませんが、対策としては皮膚の清潔さが第一となります。
ただ、部屋にばかりいては体が弱いもやしっ子になってしまいますから適度に運動させて汗もかかせましょう。
汗をかいた後に適切な対処をすればよいのです。
汗腺は幼児期の環境でほぼ働きが決まると言われていますからそのあたりも考えてあまり過敏にならないようにしましょう。
2009 02/05 23:04:34 | 皮膚の病気 | Comment(0)
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