のどかな話題をひとつ。メダカの里親募集だと。ところで、育てて、そのあとどうすんだろ。近所の河川に放流していいのかな。飼っているのは当然、地域の在来種だと思うが。宮城県大崎市には、おらの父母の実家があり、幼少のころ、よく田んぼで遊んだ。じか堀りの用水路には、カワタナゴやメダカが群れていた。
今はその光景も珍しくなってしまったらしい。
そういえば、小学生の頃、学級で近くの川で捕ってきたメダカをみんなで大切に育てたが、それを見た理科の先生がある日突然叫んだことがあった。「これは、鮭の稚魚です!!」これは、北海道での話しだ。
求む メダカの里親 3万匹「大切にして」 大崎
メダカの郷で繁殖したクロメダカ
宮城県大崎市田尻大貫で「メダカの郷」を運営し、メダカの繁殖・育成に取り組む高橋孝憲さんが、クロメダカ3万匹の里親を募集している。
クロメダカは体長2、3センチ。メダカの郷のビオトープで今夏、高橋さんが繁殖させた。今年は猛暑のためか、予想以上に増殖したという。
高橋さんは里親の条件として(1)メダカが入る入れ物を持って引き取りに来れる(2)大切に育てる―の2点を挙げている。無料で提供し、希望者には育て方の指導も行う。
メダカの郷では田んぼにメダカを放流したり、地域の堤にハスを植えたりし、日本の原風景を取り戻す活動を行っている。連絡先はメダカの郷0229(39)2857。(2007.10.11河北新報)
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