2008.2.20午前配信
オイルマネーが、日本へ照準を?
歓迎できる動きである。
これを受け、19日の東証は、日経平均を上げた。
ドバイの投資ファンド首脳「日本株、投資するチャンス」
ドバイの有力投資ファンド、ドバイ・インターナショナル・キャピタル(DIC)のアナンド・クリシュナン最高執行責任者(COO)は19日に東京都内で記者会見し、低迷が続く日本株について「投資するいいチャンスだと思う。底値を探り購入したい」と語った。
DICは運用地域の分散の観点から日本株に関心を寄せており、昨年秋に日本株で初めてソニー株を取得した。クリシュナン氏は「現在、ソニー以外の日本株も物色している」と発言。候補としては「新興国で相当の市場シェアを持つ企業に関心がある。個別銘柄は言えないが、セクター別では自動車や娯楽産業などだ」と語った。
日本株への具体的な投資額は明らかにしなかったが、「今後3年間でインド、中国、日本の3地域で50億ドルの投資を考えている」と述べた。