オラの今の投資スタンスというか、為替変動に関する予測は、「中、長期的には円高」という、単純なものである。 したがって、ドル売りを基本としているのだが、売りポジを持つと当然に負のスワップを抱えることになる。これが、精神衛生上すこぶるよくない。いつも、背中にズシッと載りかかっている。で、すこしでも差益が出ると、マイナススワップ解消のためという大義名分も重なって、我慢しきれずに決済作業に入ってしまう。そしてその数時間後、後悔の念が襲ってくる。 ドル買いの通貨単位など、どうせたかが知れたものだから、忘れていればいいのに、マイナスが積み重なる恐怖がそれをさせないのである。 今週も、107.5円で売りを構えていたものを107.2円ほどで手放してしまった。週末現在、、ドル円は107.15円で、直近安値では106.68円にまでなっていたのだから、急いで処分することはなかったのである。週明けも円高スタートの予感がするので、持ったままでいたかったなあ、と、後悔しきり。 でも、まあ、結果論だからなと、自らを慰める。 バフェットおじさんだったか誰だったかが、投資に必要なのは,忍耐と我慢だと言っているが、貧乏投資家にはそれができないのだよ。
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