米FRBが、金融市場に資金供給というニュース・・・
日本に置き換えて考えると、2001年頃に日銀がおこなった金融緩和策と似ている。あの頃の日本の状況と同じような不況がアメリカを襲うというのか・・・まっこと、恐ろしきかなである。賢明に考えれば、投資に回している金員は全て、回収しておいた方がいいという段階に入ったのかもな。
米FRB、短期金融市場に大量の資金供給…同時テロ以来
【ニューヨーク=山本正実】米連邦準備制度理事会(FRB)は15日、傘下のニューヨーク連邦準備銀行を通じ、3回の公開市場操作で計472億5000万ドル(約5兆2000億円)を短期金融市場に供給した。
1日の資金供給量としては、米低所得者向け住宅融資「サブプライムローン」の焦げ付き急増を背景に欧米金融市場の混乱が始まった8月9日以降で最も多く、米同時テロ直後の2001年9月以来の規模だ。
シティグループなど米大手金融機関が11月に入ってサブプライム関連の追加損失を相次ぎ発表し、米金融機関の経営の先行きに対する不透明感が市場に広がり、短期資金の需給が通常より引き締まるケースが出たためとみられる。
FRBは11月1日にも410億ドル(約4兆5100億円)を供給している。
(2007年11月16日10時49分 読売新聞)