昨日は、防災委員の研修会に出席。浜ホールで群馬大学院の片田教授による「命を守る防災〜大津波から生き抜いた釜石市の子どもたち、その防災教育に学ぶ」という講演だ。要点は、数十年かけて築かれた10mの防波堤への安心感やハザードマップを信用して、大半の人の避難が遅れたために被害が拡大したこと。ハザードマップで危険区域内の人は避難して助かり、区域の外の住民が命を亡くしたということ。子どもたちは避難訓練を十分に行っていたので、ほぼ全員が助かったということ。要は行政の指針を信用することでは防災にならないということ。行政に頼らず、自分自身が身を守るためには避難をすること。改めて、いざという時どこに避難するか自分で決めておく必要性を痛切に感じた。
写真は、一昨日の浜松では珍しい初雪の一コマ。